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逃走、そして・・・

てきと~なあらすじ

異世界に飛ばされた二人は魔物に襲われたところを助けられ、侵攻防衛軍の陣営へ案内される。

そして城へ行けといわれ、エルクに同行してもらえることに。

そこに魔物が襲来し、三人は城へと逃げることになった

はぁはぁ・・・

三人は走る。

ここから城へは遠く一度近くの宿場町で泊まるらしい。

まずは宿場町まで走るのであった。

「一旦ここで休憩しよう。」

とエルクがいい、二人はそれに従い休む。

「あっちの方は大丈夫なんでしょうか・・・?」

と、不安げに翔が聞く。

「わからない・・・まあ、大丈夫だろう、奴等が本気で仕掛けてこなければ・・・な」

奴等と本気のワードに疑問を傾げたが、とりあえず休憩する翔。

「さて・・・もう少ししたら行こうか。」

「分かりました。」

と、そろそろ進もうとした時ーー

「ほう・・・なかなかの魔力を持った奴が一人離れていたから何事かと思ったが、一般人の護衛だったか・・・まあ、どっちにしろ殺すだけだがな。」

と、声がした、エルクは驚いた様子で喋る。

「なっ・・・貴様は・・・風騎士ウィン!何故ここにいる!」

「さっき言った通りだ。」

「くっ・・・二人とも走って逃げろ、このままだと全滅だ、俺が足止めする。」

「早くいけっ!」

「・・・分かりました・・・・・・ご無事で・・・・」

「逃がさん!食らえ!」

ウィンと呼ばれた騎士が剣を振るう、それだけで風が巻き起こり、翔と一樹を襲う。

「させるか!風の障壁よ、二人を守りたまえ、ウインドウォール!」

エルクがそう唱えると風が二人の周りに風が発生し、ウィンの風攻撃を防いだ。

「今だ!まっすぐ走れ!」

二人は走り、その場を離れた。

「チッ・・・まあいい、一般人はどうでもいい、厄介な貴様を倒せば我らの利になろう」

そういって剣を振るい、風を発生させる。

「くっ・・・風の障壁よ我を守れ、ウインドウォール!雷よ敵を貫け、サンダーブレイク!」

エルクは魔法を連続して唱え、対抗する。

「その程度の魔法、利かんッ!」

ウィンは剣を円形になぎ払い、自身の周りに風を発生させ、雷を防ぐ。

「風は攻守万能、今の貴様に勝ち目は無い!」

ウィンはそう叫ぶ。

(くっ・・・厄介だな・・・せめて一瞬でも攻撃を当てるチャンスがあれば・・・そうすれば・・・)

エルクにはここから逃げ出す術はあった、しかしそれを実行できなかった。

「行くぞっ!」

こうして、苛烈を極める持久戦が始まった。



「エルクさん・・・大丈夫だろうか・・・」

一樹が問う、向こうでは、雷などが降り注ぎ、激しい戦いを感じさせる。

「わからない・・・相手もかなりの強さだったし・・・とにかく、町へ急ごう」

翔の意見に賛同し、先へ進む二人。

しかし・・・

「くっ・・・またコイツか・・・」

翔が呻く

前にいたのは前に襲ってきた骸骨達だ。

その数6体

「どうする翔・・・」

「俺たちじゃあどうしようもないね・・・」

「迂回できそうにもないしな・・・」

「奴等も動きそうにないし・・・」

「突っ切るか?」

「それは・・・俺が・・・またこけるかもしれないしww」

「そうか・・・」

「うーん、あww」

「どうした?」

「前にディルさんが助けてくれた時、呪文となえてたじゃん、それ唱えようかなーとww」

「www」

「光の矢よ、敵を貫け!ライト・アロー!」

「マジで唱えやがったwww」

「何もないよねwww」

と、言っていると天から光の矢が降り骸骨2体を鎧ごと貫いた

「えwwww」

「いけるのかよwww」

二人で驚いた

攻撃を受けた骸骨たちは辺りを見回し、二人を見つける。

「やべっ、バレたぞ翔」

「もう一回やってみる」

「光の矢よ、敵を貫け!ライト・アロー!」

・・・何もない

「おいww何もないぞwww」

「え・・・何で・・・MPが足りないのか・・・?」

「RPGかwww」

そうこうしてる間にも骸骨は近寄る

「一樹、アレを使えないかな?」

そう言って翔は骸骨が落とした剣を指差す。

「アレを一樹なら取りにいけるでしょ?」

「まあ、何とかなるが・・・」

「ちょうど二つあるし、アレでこいつら倒せないかな?」

「わかった、一か八かだが、それに賭けるか」

一樹は走って剣を拾いに行く

幸い、骸骨は一樹の速さには追いつけないようだ。

一樹が剣を拾いった。

「翔!投げるぞ!」

「えwwわ、分かった!当てないでくれよ!」

「そらっ!」

一樹の投げた剣は放物線を描き、翔の近くの地面に刺さった。

「さすが野球部!ww」

「そんなこと言ってる場合じゃないぞ!ww」

翔は剣を拾い、構える

一樹も剣を拾う

「重っ」

翔は力も無いため、剣が重く感じる

骸骨が翔に斬りかかる

「くっ、これぐらいの斬り合いなら・・・」

翔は剣で捌き、体を回転させ、遠心力を僅かに乗せ、剣を骸骨に叩きつける。

偶然にも鎧の隙間に当たり、骸骨は真っ二つになった

「重てぇ・・・腕が・・・」

一樹を見ると一樹は見事に骸骨の剣を捌いていた。

「すごいな・・・一樹は・・・うわっ!?」

もう一体の骸骨が斬りかかる

腕が痛む翔はまともに対処できず押されぎみになる。

そうしているともう一体が後ろから斬りかかってきた

「!?しまっ」

ヒュン

投げられた剣が骸骨に当たり、骸骨は吹っ飛んだ。

投げたのは一樹だ

「一樹、ありがー」

そう言おうとした時、骸骨が後ろからまた斬りかかる

「翔!危ない!」

近くまで来ていた一樹が翔を突き飛ばした

そして、翔の身代わりとなって、一樹が背中を斬られた

「ぐあっ・・・」

大量の血を流しながら倒れる一樹、翔にはその光景が鮮明に写った

「な・・・か・・・一樹・・・一樹ぃぃぃっ!!」

翔の叫びが虚しく響いた・・・

どうでしたか?

今回は結構長文です。(腕の痛さ的にww)

さて、一樹はどうなるのでしょうか。(あとエルクも)

それはまた次回にてですww

次回作は今週中に出しますね。

では

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