日記の少女
「キャーうぐッ」
さくらが死体を見て恐怖し叫び声をあげたので即座に蒼字が口をふさぐ。
「ごめんさくら我慢して、今騒ぐともしかしたらさっきのヤツに見つかるかもしれない……だからね!」
さくらは無言で首を上下に振って答える。
「ありがとう!さくら」
みんなも口を押さえてる。
拓海は部屋の隅で吐いてるな。
あれは仕方がない。
黙ってるだけ良しとしよう。
「え、なにこれ、死体?なんでこんなところに」
「ゴホゴホ、陽菜乃あんまり近づくなヤベーぞこれ」
湊斗は心配になり陽菜乃を止めるが、
「そんなこと言ってる場合じゃないよ。もしかしたら、私達もこの後こうなっちゃかも知れないんだよ」
「うううぐっ」
さくらは再び叫びそうになるが、自分で口を押さえ耐えている。目からは涙が溢れそうになりながら、さくらは言った。
「陽菜乃その死体調べるつもり?」
「それしかないでしょ。さくら、私は大丈夫だから、ほら私って色々な動画でスプラッタシーン見てるから耐性あるんだよね〜」
陽菜乃は途中からおどけるように喋る。きっとさくらを安心させようと無理をしているな。
「そうだな。何にしても確認は必要だ。
俺も手伝うよ」
「蒼字くん……なに!?
私をキュンキュンさせるつもり?」
「冗談言える余裕があるなら大丈夫だな!俺は寺生まれの寺育ちなんで、死体は見なれてるんだよ!」
「あ、そっかー」
「そんじゃポケットの中でも確認するか」
「了解!」
俺は死体の傍に腰を下ろす。
死体は服装がかなり汚れて見にくいが、恐らく男性の物、しかも若者が着用するカジュアルタイプの衣服だな。所々破けて骨が剥き出しになっている。腐敗具合から数ヶ月くらい経っているな。ま〜所詮素人目でだがこんなもんのか。
次にポケット弄ると財布、タバコ、ライター、身分を証明できるものは残念ながら出てこなかった。
「なんかわかったか?」
拓海がなんとか復活したみたい。
顔色は悪い、無理はさせない方が良いかな。
「いんや、残念ながら大したもの持ってなかったよ」
「マジかよ、チクショー!」
「それでこの後はどうする?また出口を探すか?」
湊斗は案外タフで話に混じってきた。
「そうだな。現状わからないことだらけだ」
ツルツル頭を擦りながら考える。
「とにかく必ず出口はある。だから探そう」
みんなは首を縦に振って同意してくれた。
1人を除いて………
「でもよ。どこ行くんだよ上も下も横も
ワケわかんなくなってるんだぜ!」
蒼字は拓海の方を向き、
「確かにそうだな。このビルは現状どっちに進んでいいのかわからない。だけど出口は必ずある。俺達は今までここに来た人達と違う何らかの条件に当てはまってしまった。だからここに閉じ込められた。その条件際わかれば出られる」
「はぁ?条件って何だよ!」
「それは今はまだわからない。けど、 一つはあの少女に会ってしまったことだろうね」
「あの階段で見た女の子のこと?」
「そう、あの少女に会って話せば、脱出の糸口くらいはわかると思うよ!」
「んんんん~よっしゃー見つけてやるぜ!」
拓海は大声で気合を入れる。
「元気が出たのは良いが、少し静かにな」
蒼字は人差し指を口に当てて、小さな声で注意する。
「ぉぅ!」
拓海は状況を思い出し、慌てて両手で口を押さえた。
「ガシャン」
少し離れた位置から何かが倒れた音がした。
さっきの声で黒い人が近づいて来たか?
「なに今の音?」
「さっきの黒い男か?」
「かなり近かった気がしたけど、蒼字どうする?」
「え!?俺に聞くのか、湊斗」
「現状お前が一番正しい判断が出来るだろ。
だからお前に任せる」
「え~ちょっとめんどくさい………」
「そんなこといってる場合かー」
「ガチャ」ドアが開いた。
みんな身構えドアを見ていると、
「あれ~誰かが居るよ。やった!!
出口どこにあるか聞こ」
「おー本当だぜ!ガキが一杯いるじゃん」
「勝也そういう言い方良くないよ。
大体初対面でしょ」
「真司はいちいち細かいんだよ!
ガキはガキなんだから良いだろ!」
「良かないわよアホ」
勝也は女性に殴られる。
「痛っていなー!美樹は
すぐ暴力を振るうなよな」
ドアを開けて現れたのは3人の大学生くらいの人達、俺達を見て騒いでいる。
「お兄さん達静かにしてください」
さくらは人差し指を口に当てて静かにするよう促す。
「はぁーなんだと!」
一番うるさい男がさくらに突っかかってきた。
蒼字は庇うようにさくらの前に立つ。
「悪いんだけど静かにしてくれるかな。
黒い人に見つかりたくないんだよ」
その人は「うぐッ」と声を出しすぐに黙る。
この感じ、この人達もアレを見たのか。
「君たちもあの黒い人を見たのかい」
メガネをかけた細身の男が話に入ってきた。
「貴方達も見たんですか?」
「そうだアレはヤバい、人を食べるんだ。
俺達は何度も見てる」
メガネの男はその時の恐怖を思い出し手を震わせる。相当怖かったのか、顔色がみるみる悪くなる。
それを見た湊斗達は全員伝染したように顔を青くしている。せっかく落ち着いてきたのにみんな怖さをぶり返してる。マズイな。
とは言え、みんなには悪いが今の話早めに聞く必要がある。
「お兄さん達はなんでここに?」
「アハハ、恥ずかしながら肝試しにね」
「………は~俺達も一緒です。みんな暇人ですね」
「本当だよね~」
「なんで真司も一緒に笑ってるんだよ!」
「まあ~まあ~、君達一度場所を変えよう。結構騒いじゃったし、まずはそこで自己紹介でもしよう」
「ん……分かりました。みんなゆっくりで良いから音を出さないように注意して移動しよう」
早いところ話を聞きたかったが、確かに何度も音を立て過ぎた。とどまるより移動した方が良いか、それに、この人達安全そうな場所を知っていそうだ。
…………▽
4階に移動。『日曜食品』
「ここは比較的落ち着けるんだ」
やはりお兄さん達はここに来たことがあるみたいだ。なら比較的安心出来る。でも…
「ちょっと俺出てくるよ。すぐ戻る」
「あ、わかった。早めに戻ってこいよ!」
「蒼字くん危なくない?」
「トイレだろ行かしてやれよ」
さくらはやや顔を赤くしていが、拓海ちげーよ!なんか恥ずいだろうが!
「………ま、そんなところだ」
俺はやや気まずい気分で離れる。
さて、さっきのヤツに突然来られたらヤバいからな、結界だけ張っておくか。
蒼字懐から硯、筆、墨を取り出し正座で座り姿勢を正し目を瞑り集中、筆を取り墨を浸けると、一気に腕を動かし梵字で帯のように長い字を書いていく。
「ふ~良しこれでしばらくは良いだろう。
取りあえずこれで戻るか」
蒼字は部屋の扉に結界を張りあの黒い人、悪霊が入いってこれないようにしてみんなの下に戻る。
戻ったころで丁度全員自己紹介が終っていた。
俺も簡単に挨拶を済ます。
3人とも大学1年生で幼い頃からの友人。
ちょっとギャルぽい美樹さん。メガネをかけていかにも真面目そうな真司さん、派手めなネックレスを付けたワイルド系のやや乱暴者の勝也さん。
3人ともここに3日間くらい閉じ込められているらしい。俺達と同じく少女を見かけて、捜しているが見つからず。仕方なく帰ろうとしたところ出れなくなっていた。
「やっぱりその女の子怪しいね」
「確かに関係ありそうね」
「ふ~ん俺は出れればなんでも良いけどモグモグ」
「あーー勝也さんなに食べてるんですか?」
「なんだよ菓子パンだけど、これここには沢山あるんだよ。食いたきゃ奥行け」
「マジかよ。ヤッホー腹へった~」
「ちょっと待って勝手に食べたら窃盗よ!」
さくらが拓海を止める。
「固いこと言うなよ!緊急事態だぜ!」
「それは……そうだけど……」
さくらも押し黙る。
「そんじゃ、頂きま~す」
「拓海やめとけ」
今度は蒼字がやめるよう声をかけた。
「なんだよ、今度は蒼字か、いいじゃねぇ〜かちょっとくらい」
「たぶんそう言う意味で止めたんじゃないと思うわよ拓海」
「は~?どう言うことだよな!陽菜乃」
「その菓子パンが当てはまるかは分からないけど、死者の国の食べ物を食べるともう現世には戻れなくなる話があるの、だから今ここであんたが菓子パン食べると戻れなくなるかもって心配してるのよ蒼字は」
「おおおいマジかよ!」
「おおおいマジかよ!」
食べようとしていた拓海と隣で現在進行形で食べている勝也が驚き、勝也はパンを吹き出した。
「俺達も食べちまったけど………」
どうやら真司さんと美樹さんも
食べてしまったらしい。
「ま~そんなに慌てないでください。あくまでも可能性です。食べると今いるこちらの世界との繋がりができてしまうので、出来るだけ避けた方が良いと思って言っただけです。たぶん大丈夫ですよ。腹くらいは壊すかもしれませんがね」
食べた3人は顔をひきつらせて項垂れた。
「とにかく少女を捜せば良いんだな」
突如勝也が動き出す。
「ちょっとどこ行くのよ!」
美樹が勝也を止めようと声をかける。
「ちゃっちゃとその少女を捜して帰るんだよ!」
そう言って勝也は部屋を出ていった。
「はぁ~みんなごめんね。勝也単細胞だからすぐに一人で突っ走っちゃうんだよ。僕と美樹は勝也を追いかけるから、二手に分かれて捜そう、みんなまた後で!」
結局大した話も出来ず、
3人とも出ていってしまった。
「どうする。俺達も捜すか?」
「捜すけどもう少し休んでからにしよう」
かなり歩き回ったことと、恐怖から全員疲労が溜まっていた。男子、女子で別れ軽く目を瞑り休むことになった。
しかし、蒼字日頃から鍛錬を積んでおり体力にはまだ余裕がある。それにこの状況がかなり危険なことに誰よりも感じ、この状況を打破するため頭を悩ませていた。
「さ~てどうしたもんか、こういう時はどうすれば良いかじいちゃんにもっと聞いておけば良かった」
しばらく考えていると、
こちらをじっと見ている視線に気づく。
「そんなに見られると落ち着かないんですけど、何もしませんから安心してください。さくらさんのお姉さんかな?」
「違うわよ。母親ですー」
「え!?若!………と言うか若いうちに
亡くなられたんですね」
「ま~そんなところよ」
「しかし…はぁ〜初めてかも、
ここまではっきりと見える守護霊」
初め湊斗に呼ばれて行った時も生きてる人と見間違いたもんな~。
「そう、私には良くわかんないけど、さくらに変なことしたら呪うわよ!」
「はい!すいません、何にもしませんから!」
お母様から黒いオーラが見えたので即座に承諾した。
「良い心がけよ少年」
「はい、ありがとうございます」
蒼字はビシッと敬礼する。
「それにしても大事な1人娘が危険な目あっているの、どうにかしてよ〜!」
「ん〜お気持ちは分かるんですけど、簡単なお話じゃないのは分かりますよね」
「あんたそれでも寺生まれ!」
ガシガシと揺らしながら母子揃って同じいじりをしてくる。
「だいたい……あ!?」
驚きの声を聞いた蒼字はお母様の視線の先を見ると、例の少女がこちらを伺っている。
「!!!!!」声にならないほどの驚き、蒼字は即座に立ち上がり少女を追いかける。少女は少し目を見開きまたしてもスーッと消えて行く。
「待てコラ~!」
そのまま少女を追いかけると、
「ここ5階か?」
いつの間にか山崎製薬の前にいた。
周りを見渡すが少女は居ない。
「くっそー見失った~」
蒼字は壁に手を叩きつけ悔しがる。
どうすれば良い、
どうすればあの少女を捕まえれる!
「そんなとこでボーッと考えるくらいなら、
もっと捜したら?」
「…………………………!?」
「な、な、なんで、お母様がここに!」
「あなたにお母様と呼ばれる覚えはないわよ!」
「いや、そう言う意味ではなくてでくね……」
「私も気になっちゃったから着いてきたのよ」
「…いやいやいや、守護霊が守るべき人から離れちゃダメでしょ~!てぇー言うかなんで離れらるんですか?」
「私にはわからないわよ〜ん」
「あ、そうですか、う~ん」
ここが特殊な空間だから霊としての力が出やすいとは思うけど、普通縁者からはそれほど離れられないはず………も、もしかして!?さっきまで喋ってたことでお母様と俺の間にも縁が出来たのか?
不思議そうにこちらを覗き込む、
さくらのお母様。
「あの、お母様………」
「ちょっと待って、さっきも行ったけど
そう簡単にはお母様とは呼ばせてあげないわよ」
「はい、分かりました。では何とお呼びすれば?」
「そうね~………貴方には特別に一花と
呼ばせてあげるわ」
「あ、どうも、それじゃ〜一花さんは早くさくらさんの所に戻ってください」
「なんか反応が薄いわね。ムカつく」
突如一花さん消えたかと思ったら、後ろに回り込み俺の頭に拳をセット、グリグリと締められる。「アタタタ……」
「可愛くないわね~」
「可愛くなくてすいませんね!あ~痛い」
「それにしても凄いですね。幽霊なのに俺に触れることまでできるとは、やはりこの場所の影響か…」
「何か私も久しぶりに人に触れられて嬉しい」
顔を隠して恥ずかしがるポーズを取る一花さん。
「何か嘘くさい」
一花さんは手を上げ拳を握り締めた。
「一花さん落ち着こう。
あのグリグリはめちゃ痛いから……」
「ふん、冗談はこのくらいにしようかしら、あの女の子捜すんでしょ、私なら見つけれると思うわよ」
「一花さん本当ですか!?」
「私嘘はつかないわ、娘の命だってかかっているのよ。あの女の子の気配みたいなものがわかるの、たぶん幽霊だからなのかしら?」
「へぇーそうかも知れませんね。 ん~よっしゃー行きましょ一花さん」
…………▽
それから、一花さんに
案内され部屋の扉を開くと………
どうやら女子更衣室だったみたい
一瞬ドキッとしてしまった。
「ロッカーが沢山並んでいる。
取りあえず片っ端から空けるか」
「ない、ない、ない、ない、ない、ない、ない、ない、ない、ない、ない、うん?、ギャー」
順番にどんどんロッカーを空けると、突然中から何かが倒れてきた。咄嗟に受け止める。
それは人だった。
ただ呼吸をしていない。
生きてはいない。
また人が死んでいる。
寺生まれなんで死体には多少耐性があるけど、突然は身体に悪い。びっくりした〜。
「ほんとよねー身体に悪いわ。心臓が止まるかと思った」
「……一花さん、もう止まってますから」
「…………わ、わかってるわよ!?
幽霊ジョークよ!ジョーク~」
一花さんはイキイキし過ぎだから。
幽霊はそれな冗談言わないから。
一花さんのおかげで緊張感がなくなる。でも恐怖心が抑えられて、ちょっと助かるかな。さて、嫌だけど死体を確認するか。
この死体、服装から女性だな、ネイルもしてる。何か手懸かりがないか探すか。
「ね~女性だけど触るの?」
ドキッ…………
「し、仕方ないじゃないですか」
「そうね。ごめん邪魔しちゃった。続けて」
「……俺だって抵抗がないわけじゃないですよ」
死体を確認を続ける。
身分を証明する物はなかった。最初の死体もそうだけど腐敗は進んでいるが外傷らしいキズはない。死因は一体なんなんだ?
それから残りのロッカーも空けたけど、
少女は見つからなかった。
「おかしいわね〜なんで居ないのかしら?」
一花は少女がここに居ることにかなり自信があったみたいで、凄く納得いってない。
「一花さん、仕方ないですよ!
もう一度捜してみましょう」
「う~んでもね〜ここから強く感じるのよ」
そう言って一つのロッカーに指を指す。
改めてそのロッカーを見るが、特に変わった所はない。もしかして裏側の壁に入口があるのではと思い、倒すが壁があるだけ。
2人は腰をおろして黙って考えていると、倒したロッカーからヒョコッと顔を出しこちらを見て伺っている少女が居た。
俺達は突然のことに目が点になる。
少女は見つかるのが予想外だったか?口に手を当て「しまった~」みたいな反応をしていた。
少女はすぐにロッカーの中に隠れてしまった。
俺はすぐにロッカーを見るが少女は居なかった。
「どこに行ったんだ?幽霊だから地面通り抜けて逃げたのか、となると捕まえるのはかなりムズいぞ〜」
俺は一人悶々としていると、
「ねぇー蒼字くん、
ロッカーの下に何か落ちてない?」
「へぇ?………あ!本当だ。これは本?」
ロッカーを退かして、その下を確認すると、そこには一冊の日記が落ちていた。
なんの変哲もないただの日記
表紙の名前には『とういん りこ』と書いてある。
日記を見る。
内容は日々の何気ないことが、
可愛らしい絵と一緒に書かれていた。
後ろの方を読んでいると
5がつ13にち………
りこのママがびょうきで
パパにといっしょにびょういんにいった。
5がつ21にち………
ママはなかなかもどってこない
さみしいけどリコはおねえちゃんだから
がまんする。
6がつ11にち
パパがこわい
いえのなかのものがいっぱいこわれてる
パパものをなげちゃいけないんだよ。
6がつ27にち
パパがかえってこない
おなかすいた。なにかたべたい。
でもがまん、マコちゃんにあげないと
6がつ29にち
パパがむかえにきてくれた。
びょういんにいってママにあえる
そこからは何も書いていない。
「う~ん、これを読んでもわからないわね」
「…………いや、俺が何とかします」
蒼字は懐から筆を出し、
日記を地面に置きその前で正座する。
集中集中集中…………精神統一
「始めます『臨書 思写』」
蒼字は日記の文字を筆でなぞる。
筆を動かし続けると蒼字の額からは大量の汗が流れ酷く疲労する。
すべての文字をなぞり終わった後、蒼字の目から涙が溢れていた。
「蒼字くん大丈夫、凄く辛そうだけど」
一花は心配になり、横から前に回り込み蒼字の顔を覗きこむ。
「ふぅー大丈夫です。もう少し待ってください」
「始めます『連綿 思伝』」
蒼字は日記に筆をあて字を書き始める。墨はついていないが、書いている瞬間だけ文字が輝いて見えた。
しばらく会話をするように書き続け、
一呼吸してから、最後の一文を書いた。
『マコちゃんを必ず助けるよ』
その瞬間日記が光、何も書かれていない用紙に自然と『本当にマコちゃんを助けてくれる」と浮かび上がった。
再び日記が眩しいほど光りを放ち、
そこに日記を抱えた少女が現れた。




