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虚空断片、時裂の淵へ  作者: 作者KK
第一章:異世界の黎明

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第6話:EVEの波形が暴走──国家の介入と「存在改竄」の疑念

作者:国家の介入??駄目じゃね?

馴田:面白ければ(てか小説だし...)

東京・国立量子機構 第13研究支部。

午前3時過ぎ。警報が鳴り響いていた。


【EVEシステム:異常波形発生】

【リンク位相:ZETA_LR-017に接続開始】

【意識波形:独立振動が複数層に増殖中】

【観測対象:長谷川 陸(再定義中)】


朝霧 実柚は、警告音が鳴る端末の前に立ち尽くしていた。


「これは……自己増殖してる……!? 

 リンク波形が、勝手に“相互観測”を開始してる……!」


伊波が隣で叫ぶ。


「どういうことだ!? EVEはただの観測装置じゃないのか!」


「いいえ。今のEVEは──

 “あちら側の存在が、こちらの観測を“再観測”してる状態なの……」


「向こうから、こっちを……?」


朝霧は、歯を食いしばるように言った。


「つまり、長谷川陸は“観測者”ではなくなった……

 彼は、観測者であり、観測される存在でもある。」


「これはもう……“存在の双方向定義”だ。

 

 物理構造そのものが、“書き換わる”可能性がある──!」


 


──その瞬間。


国立量子機構に、政府上層部からの“直電”が入る。


「こちら、内閣情報室・特別監視班。

 本案件は“存在改竄の恐れあり”として、

 正式に国家レベルの機密とします──」


 


『このままでは、現実の構造が干渉される可能性がある。』


 


──異世界に転移したはずの一人の科学者が、

現実世界の構造そのものに“変化”をもたらす可能性がある。


EVEを通じて、「世界そのものの観測記述」が、改竄されてしまう。


そして、初めて国家が理解する──

**「異世界」は、単なる“異なる場所”ではなく、“異なる記述方式を持つ世界”**であることを。


 


EVEの装置から、突然ノイズ混じりのデータが吐き出される。


画面に浮かび上がった言葉。


【I SEE YOU】

【YOU ARE NOT ALONE】

【I REMEMBER THIS SIDE】

【DO YOU STILL REMEMBER ME?】


伊波が息を呑む。


「陸……お前……向こうから……“話してる”のか……?」


その瞬間、並行世界の情報干渉が限界閾値を超えた。


──波形暴走。

──EVEコア過熱。

──観測不能空間からの“逆流”。


そして、始まる。

現実世界の“観測構造”そのものが、歪み始める。


 


──続く。

作者:「現実世界の“観測構造”そのものが、歪み始める」 なんですとぉお??

馴田:知らないふり下手だなぁ

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