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2 自己紹介

まだ説明回なので読み飛ばしてもOKです


-------------------------------------------------------------------------


やあ、おはよう!


キミはダンジョンを知っているか?


モンスターが出てくるアレだよ?


そしてそのモンスターを倒すのが冒険者だ


そしてその冒険者を管理するのが冒険者組合ギルド


ここまでは良いかな?





そんな冒険者組合の仕事はダンジョンへの入場の管理と冒険者のランクの管理だ


いくら適正なランクの冒険者にしかダンジョンへの入場の許可を出さないとはいえそこは人間のすることだから問題が出てくる


要はギリギリの能力の冒険者がギリギリのダンジョンに入ってしまうということだ


あるいは自分の能力を過信して深追いしてしまうということだ





そんなおバカな冒険者なのだが初期の頃は大抵死んでいた


そしてそのたびに問題になっていた


炎上したといっても良いだろう




困ったギルドは対策を打ち立てた


つまりは救助信号による救助活動だ



冒険者が救助信号を発信する無線機を押すか、予定よりも3日以上遅れた時に救助チームが助けに入るというやつだ


あるいは近くにいる救助の有資格の冒険者が助けに入るというやつだ



まあダンジョンの入り口から入る救助チームの場合は助からない可能性の方が多いんだけどな




となるとダンジョンに入っている冒険者による救助が重要である


そこそこ腕があり、冒険者組合が認める人格者であることが求められる


なにせ救助の成功不成功にかかわらず報酬を請求するのだ


高額な費用を要求するような人物は拒否


それなりにボランティア精神があることが必須となっている




そんな選ばれた人間、もとい、貧乏籤を引かされた人間がボクである




ギルドに呼ばれて「うん」というまで会議室から出して貰えなかったんだよ(涙)




まあ助けた時の報酬はそこそこだし、必要経費はすべて払ってくれるというので了解した


・・・ただし助ける助けないの判断はボクがするって条項を入れて貰ったけどな




だって疲れている時に助けろなって言われても困るじゃないか


共倒れなんて真っ平ごめんだ




<ビーッ、ビーッ>


おや運悪く救助要請が来てしまった


仕方がない


ダンジョンに入ったばかりで余力があるから救助に出動するか

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