表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

家主が本気出したので、面接に行ってきました。

どうも、日に日に溜まっていく「やらないといけない」ことに目を逸らし、どんどん天井を見る時間が増えていっている人です。

「ってことで私、音羽。最近やっていなかった活動始めたいと思います!!」


「ゑ?」

自然な流れで活動のことを言われたため、変な声を出てしまった。


「実は私、フリーだけど絵師なんだ。」

と自分のTwitterを見せてくる音羽。


見ると、多くのイラストや立ち絵がアップされている。音羽のコメントを遡っていくうちにVtuberのラフを見つけた、そこには結構有名な企業勢のVtuberや今をときめく個人勢のVtuberのラフが書かれていた。


しっかり見るまでかなり疑心暗鬼だったが、実際に見ると何故か納得より呆れが出てきた。

凄くなりたかったためのとても理不尽な怒りに近いものだった。


だって...どれもこれも私が憧れていたものがたくさん書かれているんだもん......。


「さあさあ!どのような感じのキャラにしたい?かっこいい系、可愛い系?」

なんだかキラキラした目で見てくる音羽にアオバは自分の注文をたくさん入れるのだった。



那月は終わったらしい音羽から電話をもらっていた。

普通ならVtuberのあれこれがあるため会社としては一度通してほしかった。しかし、彼女の場合はこちらから何か言わない限りには大人気になるキャラが多いのでなんとも奥ゆかしい気分である。


『13時ぐらいになったら一応ラフと一緒にそっちに行くと思うから、面接よろしくねぇ~』

音羽の割といい加減な電話にため息をつくとともに、スタジオにいるVtuberに連絡を取った。

もちろんほとんどの人は配信中なので、公式のコメントだが.......

























Almeria step公式 花木 ききき『白ちゃん!!この試合終わったら一回LINE見てください。」


『きききちゃん!?』

『きききちゃん、オッスオッス』

『きききちゃんがコメントなんで、明日は嵐だな!』



hunt rillis公式月代 ミヤ『16時に新グループの重大発表があります!!』

『なんやて!?』

『それって本当かい?』

『ファミチキください』



Ganyu angel公式椿 ベル『桜もちママの新しい子供がデビューするよ!!』

『その時信者に電流走る......』

『ヴェアアアアああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ』

『な.......なにィイイイイイイイイイイイイイ』




あまりにも突然な発表で各グループリスナーは狂喜乱舞。

瞬く間に、トレンド入りする桜もち先生の復活と出産

乱立するスレ、妄想が止まらなくなって妄想で新しいメンバーを書いてしまう変態ども(絵師)

期待の新グループがデビューする前に新しいメンバーが追加される異例な事に多くのリスナーは狂ったように新しいもの(特殊性癖)を生み出してしまうのだった.........





ダウナー系サバサバイケメン女子と勝手に言われているVtuberは新作ゲームの情報を探しに色々見ていたために変なトレンドと、既に過剰供給な新メンバーを含めたグループの絵に、滅多に見せないくらいの超ドン引きをするのだった。



界隈に瞬間風速をもたらした張本人の音羽はVtuberになれたの喜びでイマジナリー(絶対に見えないはずの)尻尾をぶんぶん振っているアオバをなでなでをしまくるのだった。





「新グループがまだデビューしていないのに追加メンバー発表ってどういうことですか!」


本当にその通りだろう、しかしこうしないといけない理由があった。


「桜もち先生って知っているかしら?」

「千枝先輩のママでしたよね?それがどうしたんですか?」


うん、まぁ彼女が言わない限りは知らないだろう。


「彼女、目立ちたくないからって私を社長にしたけど、起業したのは彼女なのよね.....」


「!?」

まぁ、びっくりするだろう...音羽は()()()を視るのが非常に長けていて、音羽のアドバイスは一部の業界だと、神の一声と呼ばれるぐらい的確で分かりやすいのだ。しかし、そんな天才でも、目立とうとしない理由があった。


「今から言うことは、オフレコでお願いしたいんだけど......」


「は、はい!私、柚子菜 ちなつ絶対に話しません!!」

好奇心に負けたらしいのかそんなことを言った柚子菜

まぁ、仮に誰かに言ってもあの人たちが情報統制をしっかりすると思うので言うことにした。


「私と彼女は血はつながっていないけど、姉妹にあたるのよ。さらに言うならとある国の王族なのよね。」



「くぁwせdrftgyふじこlp!??????????」

いきなりの特大の爆弾と言える情報を聞かされた柚子菜はオーバーヒートしたらしく気を失うのだった。


それを見た那月は、そりゃあ、そうなるわと思いながら柚子菜の看病を始めるのだった。

作者 rozuです。読んでいただきありがとうございました。結構忙しけど、私は元気です。

余談話ですが、最近ウマ娘を初めて、見事にハマりました(笑)

なので、今癒しを求めて、二次創作を漁ってますwそのせいで、凄く絵を描きたいんですよねぇ、勉強しようかな?って状態....

いろいろな絵に癒されながら早めに投稿できるよう頑張りたいですね(私はストックを作らないタイプ)





できれば、感想や評価を頂けると幸いです。星が明確についていると今後の勉強にもなるし、単純にモチベ維持に繋がるので、お願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ