はじめまして、VTuber
※だいたい、私の作品は5000文字とかとても長く書けないので基本的にはデフォルト1500文字になると思います。後、結構不定期な事は悪しからず。
暗い暗い、まさに引きこもりがいそうな部屋に
「ねぇねぇ、はるちゃん。このVTuberって何?」
といかにもヒーローを見つけた少年のようにしゃべる者がいた!!
そんな声に聖母のような微笑みを見せながら
「それはね、アオバ。LINEと乙女ゲームを合わせたようなものだよ!」
しかし、アオバと呼ばれる少女は丁寧に教えてくれたにもかかわらず、画面に釘付けだったため、聞いていなかった。
彼女は苦笑しながら、アオバの雪のような白い髪をなでていた。
「アオバは、この家の居候だからって色々遠慮していたところがあったからさ、好きな事やっていいよ。」
そう、アオバは現在「はる」と呼んでいる女性の家で生活しているのだ。
なんでも、とある事件に巻まれてしまっていたのだが、たまたま道に迷っていたアオバと鉢合わせしてしまった。ことがきっかけだった。
アオバが白髪の美少女にしか見えないので覚悟を決めたようだったが、持ち前の身体能力だけで事件を解決しまうというなんだか英雄譚のような出来事である。
わりかし、人の枠を踏み外しているようにしか思えないアオバなのに、ホテルを探して迷子になってたから、なんとも拍子抜けな話である。その後、お礼に家に泊まってもらったときに入った檜風呂を気にいったため、なんだかんだで居候してしまった。
......うん、やっぱりコレな〇うの展開だよね。ボクのツッコミ間違ってないよね!?
はっ!!コ...コホン、そんな感じでアオバも住ませてもらっていることにとても恩を感じているせいであまり自由な事をしなかった。だから、アオバの部屋として借りているところにおいてある物は自分の部屋着と私服やコスプレ系の服とはる....桜 音羽と遊ぶためのゲーミングPCセットしかなかった。服関連はタンスに入っていて女の子らしいものが一切置いていないから余計に殺風景に感じるようなところだった。
「もしかして、アオバってやってみたいと思ってるの?」
「ギクッ」
音羽の目がどんどん幼児を甘やかす時のような目になっていく。
「へ~、ふーん」
にやにやが止まらない音羽にどんどん拗ねていくアオバ
「だって、だって黒髪になれるし憧れの狼の獣人族になれるんだよ!逆にやりたくないと思うのなんでなの??」
興奮しすぎて、あるはずのない尻尾が見えるアオバを宥めながら、彼女は、さらに興奮させる爆弾を投下した。
「じゃあ.....私が推薦って言い方はおかしいけど知り合いに紹介するからVTuberになってみる?」
「!!}
◆
「今年の新人いい人材見つかるかしら?言い方わるいけど、この業界VTuberのキャラが被っちゃうと印象が薄くなって受けが悪いのよね......だんだんとキャラ崩壊するのが今の流れになりつつあるからマンネリ化しないために今までにない一癖も二癖もあるような演者が見つかるといい感じなのけれど,,,,」
エチュードのメロディーが流れてきた
「あ~んもう、こんなに真剣に考えているときに!!」
スマホ画面をのぞいてみるとそこには大親友の桜もち先生という名前が、
「音羽って、珍しいわね...最近一緒に仕事していなかったけど、何かしら?」
とりあえずかけてみる。
「あ、もしもし。那月?久しぶりにVの体は私が作るからこの子雇ってくれない?」
...
........
...........はい?
そういうと送られてきた写真に写っていたのは先天性白皮症であり、虹彩異色症で、赤い目と紫の眼をしたメイド服を着たなんとも属性が盛り込みすぎな少女だった。
それを見た私は、頭が真っ白になってしまった。
「え?なにこれ......」
こんばんは!rozuです、読んでくださりありがとうございます。
とあるVTuberさんに名前が似ていることから参考にしたとかパクったとか言われそうなので言いますが、マジで、たまたまです。もともとは真神であるオオカミのことだったんですが、真神はさすがになぁってことで狼神にしたんですが、「オオカミ」って呼べますね...彼女の切り抜き見て気づきました。狼メイドが私のかわいいと思うキャラだったので、何とも言えない感じになっています(笑)
さて、お気づきの方もいると思いますが、アオバのことが彼じゃなくて彼女になっていることは、意図的なので決して誤字ではないです。
できるだけ、次の話も早く投稿できるよう頑張ります!(ブクマしてくれてありがとね。めっちゃ、うれしかった。)
rozu%39
できれば、感想や評価を頂けると幸いです。星が明確についていると今後の勉強にもなるし、単純にモチベになるので、お願いいたします。