俺とサタンとラスボスと
長いです
byギルガメッシュ
、グサッグサッグサッ、ドラゴンに突き刺さる黒い尖ったもの
「ギャイ〜ン」ドラゴンの声は失速した「ひゃーーーー」
足を引きずりながらドアの奥に逃げていく紳士「ふっ」ギガルバーさんは
鼻で笑った、そして手から黒い槍の様な物を出して構えた「そりゃーーーー」
思いっきり槍が水平に紳士に向かって飛んでいった「げぼっ」
紳士を槍が貫いた「げぼっげぼっ」どんどん血を吐く紳士、ひゅっ、
紳士を見ていると、また槍が水平に飛んでいった「けほっけほ」血を吐くのが
収まった紳士・・・・・、グサッ、「ぎゃっ」叫ぶ暇も無く紳士は倒れた
こわ〜ギガルバーさんメッチャ怖いって言うかなんか・・・・・殺される気がする
「おいっ行くぞ勇者」ギガルバーさんがいつの間にか隣にいた
「がっ・・・・・はいっ」俺が、ズパッ、と立つと紳士が倒れている
ドアの方に向かった「チッ」、ドン・・・ドサッ、ギガルバーさんが紳士を
蹴り飛ばした、怖い怖すぎるある意味さっきのドラゴンより怖い
、とっとっとっ、、ガシャガシャガシャン、ギガルバーさんの革靴と俺の鎧
の歩く音が巨大な通路に響き渡る、「ギガルバーお前いいのかさっきの血、吐いたろ?」
「あぁ〜これくらい合ってない様な物だ」ギガルバーさんは口を袖で拭った
・・・歩く事何分かして・・・「ここから下に繋がってそうだな」ギガルバーさんの
前には巨大な階段がろうそくの火だけで照らし出されていた
「降りるのか?」「まぁ〜他に道も無さそうだしな」「マジかよ〜」
階段は思っていたより長くなかった、それより階段を降りたらすぐに現れた
この、巨大な鉄の扉が鎖でぐるぐる巻きにしてあるものだ
「これなんだと思う?」ギガルバーさんは扉を撫でながら聞いてきた
「えぇーーー知らないのかよ」「まぁ〜入った事も無いからなここの教会」
「いやいや駄目だろ入った事も無い所の物を盗むとか、下見とかしろよ」
「面倒くさいし、それに俺は幼女のためなら何でも出来る!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あっ開けるか」「今の所は黙らずに尊敬しろ、人一人に限らずその・・・人種自体を守る」
ギガルバーさんは黒い剣で鎖を全て切り落として言った「いや、何か犯罪おかしそう、お前」
、がぁぁーーーーー、ドアが開いた「よし開いたぞ」「こんなに重いもの片手で押せたな」
そこには祭壇があってキリストが十字架に吊るされてる銅像が壁にかけてある
殺風景だがむだに大きい部屋だった。
「あなた達でしたか、私のしもべたちをみんな殺したのは・・・ハァ」
祭壇の向こうには神父らしき姿の男が立っていた「聖水は何所だ?」
ギガルバーさんは相手が話し終える前に話し始めた
「全く、最近の若者は礼儀がなってないですね」神父はこちらを振り返った
その顔は髭が胸まで生えて開いてるかどうか分らない細い目がこちらを見ていた
「聖水ならこの祭壇の上にありますよ」神父が手で祭壇を隠した・・・すると
手が離れた祭壇にはフラスコの様な物に水が入っている物があった
「ギガルバー、あれ本物か?」俺が聞くと「多分なすごい力を感じる」
「これが目当てなんでしょう、若者」そう言うと神父が手を俺達に向けた
そして、詠唱?を唱えた、その時、バン、ギガルバーさんが地面に叩き付けられた
「ぐっ」そして、また詠唱を唱え始めた「ゆ・勇者・・・剣を・・上に・・・むけ」
「あなたは黙りなさい」神父が言うとギガルバーさんは地面にめり込んだ
、ミシメリ、「ぐっぐぁーーーー」ギガルバーさんが悲鳴を上げた
「次はようやくあなたですね」詠唱を唱えた、俺はとっさに剣を頭の上に
持ってきた、ギぃーーン、剣に何かが当たる感覚がした、ドーン、天井が崩れた
「ヤバッ」俺は逃げようとしたが、瓦礫に体を押さえつけられた「ぐっ」
、と と と、神父が俺に近寄ってきた「あなたの剣は面白い殺した跡にゆっくり調べさせて
貰います、とその前にずっと魔法で抑えてるのは面倒だあなたから殺して差し上げましょう」
神父は懐から脇差を抜いた「死ぬがいい」、ひゅっ、、グサッ、脇差が腕に刺さった
「ぐっ」ギガルバーさんは悲鳴をこらえた「ほう、なかなかしぶといですね」
グサッグサッ、「ハッハッハ」神父は腕を容赦なく刺し続けた、その時
「俺を誰だと思っている・・・・俺は最強のサタン様だぞーーーー」ギガルバーさんが
魔法で潰されている体を起こし始めた、そして手から剣を出した「くらえー」「ふっ」
ギガルバーさんの一撃は脇差で止められた「次はこっちからいきますよ」神父は
上手く剣を払うとギガルバーさんの腹に一撃が当たった「くっ」、ぼたぼた、
腹から血が出ていたギガルバ-さん、だが黒剣(名前付けました)が神父の腹に刺さった
「が・・・なんチャッテ」「!!」黒剣が刺さったままギガルバーさんに蹴りを入れた
「ハッハッハー」神父は床に又めり込み始めたギガルバーさんの頭を足でぐりぐり
した「いいざまだな・・・このけだものが」、ガシッ、神父の足が握られた
「誰が・・・誰がけけだものだってーーーーーーー」、ブヲォーン、神父が1回転して
床に叩き付けられた「突き殺せ・・・・ダークニードル」天に手を上げた
、シュッシュッシュシュシュシュ、天井すれすれに黒い剣や槍が現れた
「なっやめてくれ」神父はギガルバーさんの足を握ったまま言った「聖水はやるから・・な」
ギガルバーさんは「誰が何だって?」と言って神父の頭をぐりぐりした
「いえっけだものはわたくしでございます、許して殺さないで」神父はぐりぐりされながら
叫んだ「いい年こいて命乞いかよ・・・・醜いぜヘドが出そうだ」そう言うと神父の
頭を蹴り飛ばした「うわっ」神父は床にはいつくばった「死ね」無数の剣が
神父目掛けて落ちてきた「うあーーー」・・・・・・・串刺しの神父を跡に
聖水を手に入れた俺達は屋敷に戻った。
続く
最近盲腸になりました(精確には今日なりました)
痛いですお腹・・・・・・・これからも死なずに
がんばります
byギルガメッシュ