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ロリコンサタンと俺と美少女バァンパイアと

結構長くなっている作品です


       byギルガメッシュ

「俺ロリコンだから」そう言った青年は少女の元に戻って行った


あいつきっと大物だろうな〜そんな事を思っていると今度は少女が近寄ってきた


少女は俺の足元まで来ると「おい、あの娘はどうするんだ」と聞いてきた


「えっそれはあの〜」何か宿屋とか有りそうだよなそう思って


「俺達はこれから宿屋を探すんだ」そう言った「宿屋なんて、無いぞ」


青年が言った、宿屋無いんだ、だったら、野宿?いやでもまたあのドラゴンに襲われそうだし


んーー俺が迷っていると少女が「貴様、私の家に来ないか」と聞いてきた


「えっでもそんな―」俺は少女のほどこしを遠まわしに遠慮していると


「いいのじゃ、私もあの娘に血を吸わせてもらったからな、せめてもの礼じゃ」


と少女が言った、どうしようかな〜ここまでくると断りづらいしな


そんなことを思ってふと後ろを見るともう青年がミーシャをお姫様抱っこしていた


「おい、てめぇその子を降ろせ」俺は青年に駆け寄った「おいおいてめぇ早く降ろせって」


俺の話を聞いているのか聞いてないのか青年は俺をつまらなそうに見て


「お嬢様が礼だと言っているんだからありがたく受け取っとけ」と言った


「いやでもやっぱ駄目だろ合ったばかりの人のうちに泊まるなんて」


俺がそう言った瞬間、ゴシュ、青年が俺の首根っこを掴んだ「受け取っとけって、な」


青年は冷酷な目で俺に言った「うっ分った・・・分った・・から」


俺がそう言うと青年は俺の首を急に離した、


急に離したせいで俺は着地に失敗して尻餅をしてしまった「ゲホッゲホッ」俺が立ち上がると


青年のそばにはもう少女が立っていた青年はミーシャを右手に抱えると少女を左手に抱えた


「よし行くぞ、付いてこいよ」そう言うと青年は五メートル位ある屋根に飛び乗った


マジかよありえね〜だって人間二人も抱えてるのに屋根の上って言うか普通に飛んでも


屋根の上なんていけね〜よ、とその瞬間青年は走り出した


「おっおいお前止まれ止まれストップストップ」青年はあの状態で自転車並みの速さで


走っていった、俺も必死で走って二分くらい路地などを潜り抜けて行ったら


青年やっとは屋根から降りた


「ハァハァおっお前化け物か何かか」そう言うと「んっ気が付いてなかったのか」


青年は歩きながら言った、すると今度は少女が青年の腕の中で話し始めた


「こいつは私が作った人工サタンなのだ、魔力が感じ取れなくてもさっきの肉体再生が使えた


り、あんな高い所から落ちて生きている人間が居るはずが無い、人間じゃなくてこの姿なら


考えられるのは1つ人間の姿の上級悪魔サタンだ、でもこいつは性格で少々失敗があってな


こんなドスケベ、ロリコン変体になってしまったのだ、まぁ、そんな事言っても結構好きなん


だがな、この変体が」なんなんだ最後のあたり聞いてるこっちが恥ずかしいわ・・・


・・・アッもしかしてこれがサブタイトルにあったラブコメ?


まさかの主人公無視で名前も分らない脇役が最初にフラグ立てるとは驚きだ


「おい、お前付いたぞ」青年の声で我に返った「あっ何だ?」俺が目を上げるとそこには


かなり大きいがボロボロの屋敷があった、青年は背中で門を押した


ギィーーー錆付いているのか開きが悪い門を開けて、庭の中に入った庭は荒れ放題であった


大き目の扉を開けると中はうって変わってかなり綺麗だった


「まぁ遠慮するな上がってよいぞ」少女はまだ青年の腕の中で俺に言った


「あっじゃぁお邪魔します」俺は家の中に入って行った


「じゃ俺はこの娘を寝かせてきます」そう言うと青年は少女を降ろそうと


手を広げようとしたら「いいまだこのままにしていろ」少女が言っていた


「はぁ〜仕方ね〜な〜じゃあ行きますよ」少女と青年はそのまま部屋の中心にある


階段を上っていった「あっ」俺も付いて行こうとしたが「そこの右の部屋の中に居てくれ」


青年にそう言われたので俺は言われた部屋に入って待つことにした


十分ほど待ったか部屋のドアが開いた「いや〜待たせて悪かったな」


そこには青年が立っていた手に少女は居なかった「あの娘を置いて来るのは楽だったんだが」


「楽だったが?」青年に俺は尋ねた「お嬢様を寝かしつけんのが面倒で」


「寝かしつける?」確かに外は暗いがまだ寝るには早すぎる時間だ


「あの子はこんなに早く眠るのか?」俺が聞くと青年は悲しそうにうつむき言った


「お嬢様はバァンパイヤと人間のハーフで昼間の内は人間で居られるんだが・・・・


夜に月が出始めると残酷なバァンパイアに変わってしまうんだ、だから月が出る前に


寝かせるんだ」だからあんなに血を喜んで吸っていたのか変に納得していると


「ところでお前なんて言うんだ」


青年は俺に尋ねてきた「あっ俺は 山田やまだ啓吾けいごって言うんだ」


青年は不思議そうな顔をした、だよなこのRPGの世界ではこんな名前あんまりいないんだよな


「不思議な名前だな・・・俺の名前は ギガルバー・ウラサルボネージって言うんだ」


サル?何とか、また難しい名前の奴が出てきたな


「あぁ〜あと、お嬢様は バルカン・ウラサルボネージって言うんだ」


何か名前に同じ所があるとか思いながら俺はギガルバーの話を聞いていた


「俺の使える魔法は、ダーク・サバイバー、殺意の感情を溜めて物体に変化させたり


さっき使ったみたいな肉体再生なんかが出来る、まぁ物体に変化させる以外はあんまり出来な


いけど、」ダーク・サバイバー何かかっこいいな俺はそう思った


「お嬢様の使える魔法は ピューリー、簡単に説明すると物体移動や、物体浮遊なんかだ」


あぁさっきのギガルバーが飛んだのもこれの力か


そんなこんな、今までの話とかをしているうちに夜が更けていった、今は10時位だろう


「ほぉ〜お前は勇者なのか・・・じゃ勇者お前に頼みがあるんだが聞いてくれるか」


ギガルバーは急に真剣な顔になった「あぁ分かった」つい押されてまた了承してしまった


「でだ頼みというのわな教会にある聖水を盗む事だ」なんだ盗みを一緒にしろと


なんてやつだ俺はそう思い口を開こうとしたその時


「あの子のためなんだ頼む」俺の手を握り頭を下げるギガルバー


一応理由だけでも聞いてやるか「なっなんでその聖水ってのが必要なんだ」


ギガルバーは俺の手を離して口を開いた


「さっきも言っただろ、お嬢様はバァンパイアと人間のハーフで月を見る事が出来ない


でもこの前お嬢様は言ったんだ何かの影響を受けたのか急に月が見たいと言ったんだ


その日から月が見たい月が見たいって夜な夜な部屋で泣いていたんだ


俺は心が痛くてな〜元々お嬢様はそういう血が混じってるってだけで


差別されてたりしたからなでもお嬢様はそんな差別にも泣かなかったのに


月が見たいと言うだけで泣いていたのだ俺は何でそんなに月が見たいのか


知らないがお嬢様を泣かしてるんだそんな奴を俺は許さない


・・・・だからお嬢様の中のバァンパイアを全て消すために


その聖水が必要なんだ・・・頼む手伝ってくれ」


ギガルバーは俺を見ないでそう言った


「わかったよ、理由はさておき俺そういう人に憧れてるんだ手伝うよ」


俺は笑顔でそう言った


「まぁ俺は人じゃないがなハッハッハッハー」


「よし、じぁ早速行くか、いざ教会に」


ギガルバーは部屋の扉を開けて広間に出て行った


続く


次回やっと戦闘ありの話がかけます

やりました!


       byギルガメッシュ

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