ちいさな きかい
ある ところ に 、
ひとつ の ちいさな きかい が
ありました 。
きかい は 、 ぬの を いちまい ずつ
つくり つづけて いました 。
とうさい された えーあい の つくる
ぷろぐらむ どおり に 、
すこし ずつ おおきく したり 、
でざいん や しつかん を かえたり
して いました 。
しかし 、 ときどき 、
ぬの に ほころび が できて しまう こと や
さぎょう を はやく おわらせて しまう こと
が ありました 。
そうする と 、 きかい は 、
えーあい が あたらしい ぷろぐらむ を
つくる まえ に 、 かって に うごいて
しまいます 。
する と 、 たいてい ぬの に ほころび が
できて しまいます 。
その ほころび を なおす ため 、
また えーあい が ぷろぐらむ を つくり はじめ 、
きかい も また かって に うごいて しまいます 。
そうして 、 おなじ こと を なんど か
くりかえし 、
すこし ずつ ほころび が ふえて いき 、
ところどころ ほころび の ある いちまい の ぬの が
できあがり ます 。
きかい は また あたらしい ぬの を
つくり ます 。
そうして 、 なんまい も おなじ よう な ぬの が
できあがって いく のです 。
これ は 、
ちきゅう という ほし に ある 、
ひと と いう たくさん の ちいさな きかい の なか の 、
とある ひとつ の 、 おはなし です 。