頂いたイラスト紹介⑩+おまけ
さて。
『前回連載していたとき、たくさんイラストを頂き、そのイラストをHPに貼っているだけだともったいない! ということで、今回も掲載させて頂こう』という機会が再びきました。
まだ登場していないキャラクターがいますので、一先ず、ここまでに登場しているキャラクターのイラストを載せていきます。
尚、あるシーンをイメージして描いて頂いたイラストで、まだそのシーンまで辿り着いていないイラストは、そのシーンの後に掲載する予定です。
また、私の独断で「このシーンの後に掲載したい」というイラストも、そのシーンが過ぎてから掲載する予定です。
では、開始します。
羅凍 作:譜田明人さん
……紹介の前に、ふたつ。
ひとつめは、『依頼して作成して頂いた』ということ。
ある企画に参加したのですが、その協賛で……です。参加した作品とは無関係でもいいというので、お願いしました。
だって……こんな機会、二度とない……と思っ……て。
ふたつめは、『画』ではなく、『作』なのは……なんと、3Dだからです!
では、ご覧下さいませ!
作成上、剣とマントは作れないと聞いていたんですけど、けど、もう、この美貌があれば、
「羅凍以外の誰でもなーい!」
と絶叫したいほどです。
え、むしろ、剣とマント要ります? 要らないでしょう! さぁ、本文の方もひっぺがして来ましょうか!(マテw)
今度から羅凍を描くときは、こちらを見ながら描きたいと思います。作者が適当に感覚だけで描いていたの、本当に反省しています……。キャラ紹介の描き直し、待って。ムリ、今の私には描けない……。
で。
しかも、この人、動くんですよ!
この破壊力……是非、ご覧になって頂きたい。
……と、いうことで、あとがきにURLを載せておきます。
え、もう、動くとか動すぎてコメント出ないです……え? 元々私のコメントが不要だ?
……ご尤もです。頂いた作品を見て頂ければ、私はこの上なく幸せです。
では、次。
画:うさぎサボテンさん
……『誰』と明記しないのは、こういう理由です。もう、ご覧になって下さいませ。
はい、ドーン!
すごくないですか?
すんごいですよね?
まさかの十人ですよ、十人! じゅうにん!
ええ、このイラストは原作が完結してから、私が誕生日を迎えた2015年の9月に頂いたのです。
発狂するよね! 発狂したよ! うれしさのあまりにねッ!
ああ……もう、どうかしている。※うれしすぎて、言葉を選ぶセンスを失っています※
ちょ……ファンアート投げつけてこようかな。(ご迷惑だからヤメナサイ。それに、言葉を選びセンスを探してきなさい)
十人……しかも、うちふたりは全身ですよ。私、ひとりでやっと、ふたりはムリって途中で描くの投げ出すくせに、いや、ひとりでも完成させずにムリって多々なるのに。この小説の人たち……。
それを……ああ、もう頭があがりません。感謝してもしきれない。
当時、完結していたのに、目次にぺったりと貼らせて頂きました。めちゃくちゃうれしかったんですもの……今見たってうれしいし、感動するさ……。
ああ、説明がいらないと思いますけど、一応、名前を書いておきます。
一番上の段→羅凍、哀萩、凪裟、捷羅
その下の段→悠穂、忒畝、瑠既
下から二段目→沙稀、倭穏
センター→恭良
です。
はい、センターは恭良です。異論ありません。ありがとうございます。
却って、やっと私が表紙を飾るなら女子、女子なら……恭良か、とやっと、ええ、今更やっと思ったのに、五年前に! うさぎサボテンさんは! ※言葉を失う。作者失格
おっと! 見直すと実は中央が忒畝です。
そう、この世界を牛耳っているのは、ある意味で忒畝です。忒畝の周りにみんながいて、でも、堂々たるセンターを恭良が陣取っている(言い方w)ようにって……すんごい構成だとまじまじ見入ってしまう。悠穂のドレスはかわいいし、忒畝の緑リボンのセンスが輝いているし……ってコメントが増える。自粛。
この人たちは……私が一番初めに設定した十人です。私の中の主要メンバーです。私の頭の上がらない人たちです。散々言いたいことは勝手に言うけど、この人たちが私のすべてです。
原作が完結して、作品本来の主要メンバーが異なることに気づいて……今回の改稿で、最近やっと『主要メンバー』を改めましたが、私の中では多分、ずっとこの十人です。
今回、ここに飾らせて頂いたのは、第一部が完結したので、そのお祝いです。
第一稿が完結したときは、自分でもお祝いのイラストを描いたんですけど……正直、これ以上のものは描けません。私にはってことで、自分が描くよりもこちらを飾らせて頂きました。誕生日に頂いたイラストだけれど。
今回は、以上です。
そして、もし、今後またイラストを頂けることがあったら、頂いたイラストを掲載するタイミングでこちらに掲載、+HPには随時掲載したいと思っております。
(掲載NGのときは、個人的に大事に保管させて頂きます)
応援が執筆の力になります。
これからも応援お願いします。(深々)
さてさて、ここからが【おまけ】のコーナーです。単におまけなので、見なくて大丈夫です。はっきり言うと、私の遊びです。
では、開始します。
【おまけ】
【49】停滞 より、シーンのイメージを『女の子に負けたい男メーカー』で作って遊びました。
あとがきにURLをこちらも貼っておきます。
左:沙稀、右:恭良
黄色く柔らかな光に変わった瞬間、沙稀が微かに動いた。気のせいかもしれないと恭良は足早に近づく。すると、もう一度わずかに沙稀は動き、
「寝てると思った」
と、恭良は口角を上げる。──けれど、それはほんの数秒。恭良の声に反応して瞼を開けた沙稀の表情を見て、笑顔は消えた。
ほんのりとした灯りの中で視線の合った彼の瞳は、彼女を映した途端に涙を溜めていく。彼女は手を伸ばす。
「ずっと……眠れなくて」
彼の瞳からは涙があふれ、やさしいぬくもりが彼女の手をつたう。
彼女の手がそっと頬を包むと、彼は糸が切れたように号泣した。彼女の手にすがるでもなく、涙を恥じて目元を抑えるでもなく。ただただ無心に。
恭良は急いでベッドに入り、沙稀を抱きしめる。ふしぎな感覚だ。今まで見てきた沙稀からはまったく想像ができず、壊れてしまったような。どうなってしまったのかは、さっぱりわからない。
けれど、嫌だとも思わない。頼りないとも思わない。却って、子どものように泣く様子に安心した節がある。
これまでの沙稀はいつもどこか張り詰めていて。見えない壁や見えない線がどこかにあったようにも感じて。──それらが崩れたのだろうか。壊れたのだろうか。そんな感覚にも思えてくる。やっと素を見せてくれるのか、素になってくれるのか。そんな風に思っていると、いつの間にか沙稀は泣き疲れた子どものように眠っていた。
腕の中のちいさな寝息を聞き、
「かわいい」
と、恭良はくすくすと笑った。
<本編はここまで>
本編ではこの後、恭良が目を覚ましたときから始まるのですが、恭良が目を覚ますと沙稀は身支度を整え終わっています。
もっと言えば、朝のルーティーンを終えたあとなんですけど、まぁ、それは置いておいて。
沙稀が号泣して寝落ちしたあと、沙稀が起きたときはこんな感じじゃなかったかな、と、そこまで作りました(笑)。
目が覚めて、目の前に恭良がいて……ぼんやりと昨夜のことを思い出す。
はっきりと、昨夜のことを思い出す。
……で、いても経ってもいられなくなって、起床。朝のルーティーンをしながら通常に戻るように努めるけれど……まぁ、無理でしょう。恭良が起きたら、そりゃあ、ああいう態度になるよねぇ……と、大変楽しく遊びました。
こういうの、描けたらめちゃくちゃ漫画をたくさん描いて遊ぶだろうな~という妄想。
あ、ひとつ言うなら、恭良にこんなに胸はありません。あんまり言うと沙稀に怒られそうなので自粛しますが、まぁ、言ってもいい表現をするなら彼女は『華奢』なので。ね。
……近頃、私が楽観的になりすぎて、この作品とのテンションが合わない気がしてきた。大丈夫かな(汗)。
以上、妄想までお付き合いありがとうございます。
次は番外編を一話更新する予定です。
第二部に関わってくるような内容なので、読んで頂けると第二部をより楽しんで頂けるかと思います。
【VRoidHub】動くのが見られます&譜田さんが他に作ったキャラクターも見られます!
https://hub.vroid.com/characters/355015664845768321/models/1585650211067641858
【女の子に負けたい男メーカー】
https://picrew.me/image_maker/208041




