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夢の折り返し ep19

4人での夕食を済ませ、ミカとココが家に帰って洗い物をして自室に戻った鈴花は1人デスクの前で考え始める。


思った事を言葉にするというのは簡単なようで難しい。文字だけだとニュアンスが伝わらずに、誤解を招きかねないのもあるが文字を起こしてどう相手に伝わるか。それが把握できない場合、伝わらない可能性が危惧される。


「う〜ん、どうしたら伝わるかな。歌詞への思いを綴るだけだと少し弱く感じるし。だからと言って感情だけだと先走りすぎる気が・・・・あーーー、何でこんな事に・・・」


とりあえず期限は1週間。リリース日が決まっているから早めなのは分かるけど、急遽決まった事に嘆くわけには行かないけど。どうして私が歌詞を考えることが来るようになったのか、それが分からなかった。


裏でまさか礼奈がパスを出していたとは露ほども考えていない鈴花はノートと対峙しながら、言葉を書き起こしていた。


書き始めたのは良いが書いているうちに筆が乗って、気づけばノートにびっしりと書き起こしていた。ノートとにらめっこが続いたせいか気づけば、日付が変わっていた。


でもそのおかげで思った事や歌詞に対しての感情がかなり書くことが出来たのは大きいと思った。椅子から立ち上がり伸びをして少しリラックスするために部屋を出ると、礼奈がテーブルの席に座ってカップラーメンを食べている場面に出くわした。


「れいちゃんまだ起きてたの?それに夜食食べてるし、やっぱりパスタだけじゃ足りなかった?」


「そんなことはないわよ。ただ少しゲームしてて思いの外疲れたから、小腹満たすために食べ始めたのよ。ずかちゃんこそ、こんな時間に部屋から出てきて小休止?」


「一応、書きたいことは書いたから明日提出してくるよ。書き始めたら止まらなくてこんな時間までノートに書いてたから疲れて水飲もうと出てきたの。」


礼奈そう言って、冷蔵庫から水を取り出してコップに注ぐ。礼奈を見ると飲み物がなかったのでついでに礼奈の分も注いで、テーブルの上に置いた。


「ありがとう。なら、大丈夫なのね。」


「うん、多分大丈夫かな?書きたいことや歌詞からはの言葉の意味が少し違う部分とかに修正は烏滸がましいけど、色々書いてみたよ。」


「そっか、なら上々ね。」


それだけを言って食べきったカップラーメンの容器を洗ってゴミ箱に捨て、水を飲んで台所に容器に水を張りながらお休みと声をかけて部屋に入って行った。


気にし過ぎかもしれないが、私のことが少しだけ心配で起きてたのかなと思うもそれはないかと思い直した。結構自由人な部分があるし、今も昔も掴み所がない所がある。


「私もそろそろ寝ないと、明日の配信に影響がでないようにしなくちゃ。」


礼奈の使ったコップと自分のを洗ってから、鈴花も自分の部屋に入って明日会社に持っていくものを準備を済ませてから就寝に入った。

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