表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/86

夢の折り返し ep10

カメレオンの言葉にミカとココだけでなく、鈴花と礼奈も驚いていた。流石にここで舵取りする人は早々いない。


「社長が言っていたんですか?」


鈴花の質問に、そうだと短く答えた。元々、町田社長が独り立ちする時に一緒にやらないかという話しをしていたとか。色々なことが重なり、その話しは流れてしまったらしい。


「町田社長は多方面での仕事を主に行なっていた。だけど永井社長はVirtualキャラクターのモデリングやペアリングに関しはかなり造詣が深かったらしくてね。色々あって話しは流れたけど、永井社長の、身辺整理が終わり次第、一緒にやろうという話しになっている。」


今回、町田社長が永井社長に持ちかけた話しには続きがあり違約金やその他など首が回らない程の負債を背負うことになる。そんな事で埋もれるには惜しいと思った町田社長が自分も借金の保証人になり、頑張っていくことを選んだ。


だけどそれをこの2人に言うつもりはない、考えればわかる事だけど。感の良い彼女ならわかってるかもしれないがとカメレオンは思っている。


「まあ、事がすぐには動かないと思うから。楽観視は出来ないけどね。心配なら永井しゃ「私達の家に来れば良いよ。」


カメレオンのセリフに被せるように言葉を吐いたのは鈴花だった。自分自身も2人の事が心配だからだ。流石にこれにはカメレオンも口を挟む余地を奪われた。


「私達の家なら一部屋使っていない場所があるし、2人同じ部屋にはなっちゃうけど。社長達に呼ばれた時にうちの事務所にも行きやすいよ。」


「でも、迷惑なるやん。」


心配するココに、鈴花が問題ないと力強く答えた。礼奈は正直どちらでも良いと思っているが、カメレオンが操作しようとしていた事に気付いていたがしらんぷりを決め込んでる。


そんなカメレオンを放置してほぼ決まりかけていた。ここと言う時の鈴花の決断力は早い。


「あ、れいちゃんごめん。勝手に決めちゃったけど、大丈夫?」


「問題ないわよ。それに2人はこの後捜査で配信を一度お休みすることになるかもだし、その間の収入が期待できない。さっきのプロフィール紹介の時に料理できないって言ってたわよね?収入無しでやり繰りする蓄えあるの?」


礼奈の質問に小さな答えで「ないです」と2人揃って答えた。なら、実質一択しかない。そんなこんなで鈴花と礼奈の家にミカとが来ることが決まり、聞いているカメレオンには、社長達に報告を礼奈が頼んだ。


「少し目論見が外れたでしょ?」


「・・・なんのことかな?2人と永井社長が町田社長の下に来るのは最終的にプラスになる。想定内だよ。じゃあ私は社長達に報告とこれからの事を言ってくるから。では、今日はお疲れ様でした。れいさんも私の質問が来ると思うから頑張ってね〜。」


最後に余計な一言だけ残して、通信を切った。思い出した礼奈は、絶対に殴る事を決定事項に決めた。その後鈴花主導の元、最低限の荷物だけ持ってこちらに来てくれるように頼み途中で合流することとなった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ