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夢の折り返し ep6

「そんなのめんどいじゃん。早くクイズやろうぜ〜。」


カメレオンの進行を妨害するように男性配信者が声を上げるが無視して進めていく。それでも妨害ややじを飛ばしてもどこ吹く風のように飄々とこなす、仮面を付けて顔すら出さないカメレオンに男性配信者がイライラが募っていった。


「無視しないでくださーい。難聴なんですか〜?」


「あ、皆さんこの方の言う事気にしなくて、大丈夫ですよ。段取りや進行の打ち合わせの時に全部欠席するほどの人ですから。その時の生音声も会社から許可を取って録音してますので、煩くなってきたら流しましますね。楽しみにしてて下さいね〜。」


それだけ言って、ミカとココのプロフィールを言っていく。男性配信者はそれ以降声を上げることはしなくなったが、小さい声で「恥かかせやがって」とか言っている。


コメント欄はコメント欄でカメレオンの華麗なスルーからのカウンターに声を上げていた。「鮮やか過ぎる。」「まったく眼中に入っていない。」などのコメントが見える。男性配信者の擁護してる人もいるにはいるが、まばらであり分が悪いのかあまりコメントに現れていない。


プロフィール紹介も順調に進み、男性配信者の紹介も鈴花と礼奈のクイズの方に移行すると思われたが、カメレオンのプロフィール紹介か無いことにコメントが殺到した。


「あー、コメントの皆さん落ち着いて下さい。今回は司会進行に集中するためにお声をいただいただけですのでプロフィールを作ってきていないんですよ。まあ、一つ言えるのはずかさんとれいさんと同じ高校出身でその頃から音楽活動をしてきました。詳しく聞きたい方はれいさんに聞いてください。結構高校以降は親交があるので。」


なんて事ないように言うカメレオンに礼奈は冷や汗をかいていた。今回巻き込んだ形での出演で、その仕返しに言葉を投げたんだなと思ったからだ。声には出さないがコメント欄には質問の嵐が礼奈の名前を出して聞いてくるが答えることは出来ない。


答えた場合確実に鈴花にもバレる可能性があるから、その為今ここでバラすのは得策ではないし、配信すら頓挫しかねない。礼奈が出来ることは黙秘以外になかった。ただ心情はまた絶対に殴ってやる事だけは心に秘めていた。


クイズの方に移行して、これから出されるクイズには少し趣向を凝らしているとしかいのカメレオンが言い出した。


「問題はほとんど選択問題です。書き込みも考えましたが、人によっては出来ない方もいるので挙手での解答でお願いします。それでは第1問からいきたいと思います。出題はこちらです!」


出題には「ファンの子と仲良くなった時、貴方が取る選択は」1、普通に仲良くなる。2、話を合わせて終わらせる。3、食事に誘う。4、お持ち帰りをして◯◯◯に売る。


出題から不穏な言葉が出てきて、一同言葉を失う。カメレオンは「モラルや仕事柄のことを考えると取れる選択肢は一つですよね。自分に合った答えをどうぞ。」と言った。


普通に考えれば、2番しかないのだが鈴花に礼奈とミカとココは2番を選択したが、男性配信者は何か思うことがあるのか言葉を出さない。


「どうしました?△△△さん、お答えいただいていないのは貴方だけですよ?」


「お前・・・・何か知ってんのか?」


「はい?聞いてるのはこちらなのですが、仕方がないですね。今回は保留にしましょう。他の4名は正解です。普通に考え、配信者がファンや視聴者の方に打ち明けることはないですから。分かりきった答えですね。こんな感じでどんどんいくので皆さん着いてきて下さいね。」



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