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夢の折り返し ep5

コラボをすることが決定して、2週間色々と準備に追われていた。オフコラボの配信はなくなり、オンライン上ではあるが、こちらが3人先方が3人での対談コラボという形に収まった。


先方はカメレオンが来ると聞かされ、オフコラボでの男性配信者の素行の悪さで何をやらかすか分からないからなのか、オンライン上でという話になった。


先方もこちらと同じで男女比率が同じになった。ただ納得が言っていないのか、男性配信者は配信で愚痴を溢していた。


情報漏洩の危険度が上がれば、コラボ自体がなくなりかねないので社長が先方に圧力をかけて秘密保持やその他諸々、守られない場合は訴えさせてもらうとまで言ったそうだ。


それで男性は多少は収まったが、口は物を言うとはよく言ったもので不満を口にしていた。


事前に段取りをして対談に向けてオンライン上で顔合せをするために、通信電話での話し合いという名の会議当日にやる事への確認が行われたが男性配信者は来ず、いくら呼びかけてもその日は応答することがなかった。


先方の2人の女性配信者は、声だけではあるが謝罪をしてくれた。1人は明らかに落ち込み、もう1人は泣きながら謝っていた。そんなこんなで男性以外は順調に進み、前日最終確認のため集まったが男性配信者、自分の言いたいことだけ言って段取りや進行のことを聞かずに通話を一方的に切って居なくなってしまった。


流石に2人の配信者が不憫過ぎて、鈴花と礼奈が2人の女性配信者のフォローをしていた。カメレオンは状況を観察をしていて、口を挟むのは極力控えていた。


不安が募る当日。今日のコラボは皆のプロフィールを見ていき、その後クイズをするというものになっている。配信者なのだからゲームでも良かったのだが、鈴花と礼奈のプレイスキル高さでは負け戦のようなものだったため、クイズになった。


司会進行はカメレオンで決まり、問題の抽出なども手がけるということを言っていた。楽曲制作に時間を費やさないで良いのか心配したが、元々プロットが出来ていて歌詞をはめ込むだけなのでそこまで追い込まれていないということらしい。


それにしてもカメレオンが有能過ぎて、鈴花はただただ驚いていた。予め礼奈からある程度何でもこなせるマルチタレントみたいな者と、言っていたが隙がなさすぎて萎縮してしまう。鈴花より萎縮しているのが、先方の女性2人の配信者だ。


先方の女性配信者、ミカとココと言う名前でコンビを組んで関西で配信してる所に、今の社長と出会いVirtualキャラクターでの配信活動をしている。


ノリが良く、2人の掛け合いが絶妙で和気あいあいとやるのがリスナーにささり、人気を獲得して5万を超える登録者を抱えるまでになっている。主に雑談や漫才やコントを主軸でやっているため、ゲームはあまりやったことがないとの事。


ただ今回は片方ということもあり、引っ込み思案なココに変わりミカだけが出ることになっていたが、2人で出れることを素直に感謝された。


その感謝も男性配信者がやらかさなければ、発生しなかった事柄で胸中は微妙だろうと鈴花は思っていた。


司会兼進行のカメレオンが、配信画面の横に立ち男女のVirtualキャラクターが1列になってクイズ台の前に座っている。


「はい、始まりましたね。皆さん、見えていますでしょうか?今回、司会進行を務めさせていただきます、カメレオンです。よろしくお願いします。まず初めに皆さんのプロフィールからいきますが、準備は問題ないでしょうか?」

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