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夢への階段 ep31

買い物を済ませた鈴花と礼奈は帰路に着いて、買ってきた物を出して冷蔵ものは冷蔵庫に入れていく。今日は中華丼、ウズラの卵を買ってきたので早めに茹でておく。茹でてる間に野菜なんかの下処理を済ませておく。


「今日の配信はないから少し早めに作っておくね。」


「了解、その間部屋にいるわね。何かあったら教えてね〜。」


そう言葉を残して、自室に戻ってしまった礼奈を見送るとキッチンに立って野菜を切っていく。付け合わせにほうれん草のおひたしと中華スープを作る。小さく鼻歌を歌いながら手際良く進めていく。


下処理終えて、おひたしと中華スープをつくった辺りでスマホの音が鳴り画面を見ると、シスターズの面々が今日も配信をしていた。


今日はいつもと違うシュミレーターのゲームで運搬するトラックを操るゲームで操作は1人で他の3人は見守りでフォローしたりヤジなんかを飛ばしていた。


自分達と比べるとやれることが多い上に人数制限のゲームもあるがその分フットワークの軽さを活かして、精力的に活動しているのがよくわかる。


自分達ももっと頑張らないとと思いながら、シスターズの声を聞きながら料理を進めていく。


調理を終えて、礼奈に声をかけ2人でご飯を食べて終えて今後の話を進めていく。2人で出来ることを進める上で、話しは円滑に進めるための手段であるし、話すことが苦ではない二人は盛り上がりながら進めていった。


これから先、会社での配信が始まるにあたってどのぐらいまで自宅配信が出来るか出来ないかの判断が迫られることもあるため、予め決めておこうかという話しになった。


最終的には新井を交えて3者での話し合いか、社長も交えての話し合いになるかは分からないが自分達のやりたいことと会社としてやりたいことの差異は発生してもある程度譲歩し合えるように2人で考えいた。


「会社が立ち上げるチャンネルの初配信は、動画かな?生配信かな?どちらにしても楽しみだね。」


「そうね。社長の事だからまずは全員参加でしょうね。カメレオンが違う方針を打ち出したら覆る可能性があるけど、まあ大丈夫でしょう。」


「なんかれいちゃんってカメレオンさんにあたりが強いよね?何か変なことされたの?」


そう聞くと、何か言いたげな瞳をしていたが「ただ単に気に入らないことをされていたからよ。」と、言われた。そんなに気に入らないことをされたのかなと、考える鈴花だったが礼奈が話題を逸らし始めた。


「あいつが言っていたけど、シスターズの曲がリリースしたらこちらにも曲を作るみたいなことを言っていたわよ。ずかちゃんは楽しみにしておきなよ。」


「えっ!まだシングル出してからそんなに経ってないのに、もう次の曲なの?それは嬉しいけど、何か無理させているみたいで申し訳ないような。」


曲が提供されるのは嬉しいが申し訳なさそうにする鈴花に礼奈は、全力で歌えばカメレオンも喜ぶからそうすれば良いと言われ、2人は今後の方針から曲についての話し合いになり、次の楽曲がどのようになるか楽しそうに話し合い夜も更けていった。

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