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夢への階段 ep18

時間が来て、鈴花が峰子にパソコンの通信電話をかけると数秒でつながり何やらにぎやかな声がヘッドホンから聞こえてきた。


「もしもしみこちゃん。これって凸待ち配信じゃなかったっけ?他の人の声が凄い聞こえるけど。」


「凸待ちではありましたがゲーム配信中だったんです。シュミレーターのゲームです。画面を共有しますね。」


峰子から画面共有の有無が来て共有すると、何やら料理を作り客に提供するゲームをしていた。お店はハンバーガーショップのゲームで店内で作る人に受け付けや提供をして、自分の店を大きくするゲームだった。


シスターズ面々もいて、忙しなく動いては罵声が飛び交いながらゲームを進行しているという非常にカオスな状況だった。


鈴花はゲームをするためにインストールをすると言い、その間にゲームの流れを見ていく。罵詈雑言並に言い合ってる4人が終始楽しそうにしてるのが凄いと感じていた。


インストールを終えて、ゲームに合流すると鈴花は新人としてパテ焼きに回された。シュミレーターのゲームをやるのは初めてでほとんど手を付けたことがなかったジャンル、少し不安に鳴りながらも、どこかワクワクしていた。


店がオープンして、客が来るので事前にある程度パテを焼いていく。片面を焼いてタイムを測り、もう片面のタイムを計算しながらワタワタしている他の従業員を見ていた鈴花だったが、流石にこのままでは客が帰ってしまうと思い口を開いていく。


「佳穂ちゃん、こっち来てパテ片面焼けてるから後20秒ほどで焼き上がるから、ニコちゃんはポテトの時間はもう少しかかるから今のうちにドライブスルー用の袋を準備して、渚ちゃんはバンズを包装紙の上に並べてってフォローはするから。」


画面を少し動かし、注文を見て焼き上がったパテからバンズの上に置いていく。ポテトも揚がっているのが見えたので側に行くと、ちょうどよく出来上がったので隣のトレーに移し新しいポテトを揚げていく。


峰子はその間、レジで伝票を出しては配膳用のトレーに乗っけて他の人に配膳を任せていた。その間厨房では1人鈴花だけで回していた。


コメントには「救世主が降臨した。」「そもそもワンオペでできてる時点でおかしい。難易度MAXだぞ。」なんてコメントが溢れていた。今回峰子達が仕掛けたイタズラで、シュミレーターのゲームで焦った鈴花を見たいと思い決行したのだが、こちらにもそんな余裕すらなくなっている状況になっていた。


そんな中でマルチタスクをこなしている鈴花が異様なだけで、他の4人は並以上である。なのに回らないのは注文スピードが速すぎるためであり、伝票が見えていないと手詰まりになるからだ。


「はい、4番のバーガー2のポテト1にドリンク1ね。で、こっちは6番パテ2倍のやつでアイスクリームね。持ってって。で、これドライブスルーのポテトとドリンクね。」


そんなこんなで後輩が先輩に指示を出すはずが、状況が一変して指示をしまくっている鈴花だった。4人も素直に聞いて、お店の切り盛りをしていた。

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