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夢への階段 ep11

なんてことない日々を過ごして、数十日が経った。シスターズとのコラボも順調で何回かコラボして楽しくやった。その中で3人3人で分かれてゲーム配信をした時ニコと初コラボができたのだが、モンスターの肥大した筋肉や部位をめちゃくちゃ褒めてはキャラクターが死んでいたりした。鈴花はその時、渚ニコとコラボをしたが渚が頑張って場を支配してた。


筋肉について奇声を上げたりするニコに対して、「うるせぇ!もうちょっとナーフしろ!!」とやじを飛ばしたり「モンスター来たら音量注意ですよー!」など、視聴者を飽きさせないように声を出していた。鈴花は逆に狙われると悲鳴を上げたりするものの、避けるのが上手く紙一重の所もあり、ゲームを楽しんでいた。


そんな鈴花達が楽しく騒がしくやっている頃、礼奈達はというと佳穂と峰子が戦闘で頑張る中、配信では一度もダメージを食らわずにモンスターを狩っている礼奈のプレイヤースキルの違いに度肝を抜かれる。


あまりの高さに驚いていると視聴者から「いつも通りだから気にしない気にしない。」や「逆に焦る子いると場が和む」など、優しい言葉を視聴者からかけられていた。


コラボ配信をして数日、本日は会社の親睦会と会社移転祝いを兼ねての食事会に鈴花と礼奈はドレスに着替えていた。新井に運転をお願いして、新井の子供二人と道中を楽しんでいた。


走ること1時間以上、ホテルに着くとプリンスホテル並に大きく2人は驚いていた。新井よると、社長の友人が経営するホテルらしく格安でフロアを提供してくれたみたいだった。


「こんな凄いホテルとは思ってもみませんでしたよ。」


「ほんとよね。人付き合いは出来る人だとは知ってるけど。ポンコツ具合が酷すぎてたまにわすれるもの。」


「言いたいことはわかるけど。れいちゃん、言い過ぎよ。私もどこでやるのか聞いたらここのホテルの名前挙げたから、最初は何かの間違えだと思ったわ。」


そんな3人と子供2人で、駐車場に車を止めて外観を眺めていると、シスターズの面々が遠くで手を振っているのがわかった。


「先輩達ー!こっちです、こっち!!」


「佳穂、流石に恥ずかしいわ。」


「まあ、これが佳穂だし。らしいから良いんじゃね?」


「同意出来る。」


大きな声で答えてこちらが行くと、新井の子供達と遊びだした。それを見て微笑ましく見ていた。


「そういえば、佳穂ちゃん達はどうやって来たの?柿崎マネージャーは幹事やることになってたから、皆でタクシー乗ったの?」


「あ、違いますよ。お兄ちゃんに送ってもらいました。皆を迎えに行って先ほど私達も着いたばかりです。あの車にお兄ちゃんがいます。」


佳穂の指の先を見ると、黒いハイエースが止まっていた。佳穂がありがとうと言うと、クラクションを2回短く鳴らして帰って行ってしまった。


「挨拶しなくてよかったのかな?」


「問題ないです。お兄ちゃん今日これから出かけるから都合が良いって言ってここまで送ってもらいました。帰りはダメそうなら連絡くれと言われてるので、多分その時にはお話できると思いますよ。」


鈴花が挨拶のくだりから、隣にいる礼奈は正直気が気じゃない状態だった。それに鍵二のせいでこの板挟みになっていることにも不満が募っている。

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