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夢の途中 ep25

おまたせしました。視点は鈴花に戻ります。

発注トラブルによる炎上騒ぎを乗り越え、三夜連続MV投稿は意外とインパクトがありDL販売まで熱を持ってくれていたがいてくれた。


DL販売開始とCDの増産の告知を出した。嬉しい悲鳴とはこの事かと思うくらい、シングルでDLデイリーランキングで1位を獲得することができた。それに伴ってウィークリーも1位を獲得でき、れいちゃんと二人で正直怖くなってきていた。


買ってくれてありがたいのは本当の気持ち・・・でも周りの反応と自分とのギャップが有り、格差が出来てしまったように感じていた。以前から力を入れていた雑談配信やゲーム実況も私達の曲を聴いてくれた視聴者が増えに増え、念願だった登録者数10万人を突破した。


今までが二万人で燻っていたのに急な激増に感情がついてこなった。それでも礼奈が10万突破した時には、部屋に押し入り2人で喜びの雑談配信をしていた。そんな怒涛な日々が続き、あれから一月が経ち季節は梅雨が明けて初夏になった頃、急に新井さんに呼び出されて2人で家を出たら、熱気が強く感じるようになってきた。


「今日はちょっと暑すぎだね。夏が始まったばかりなのに。」


「いやダレるって、暑いよ。ありえないよ。炎天下に出たくない、なんだって急に事務所に来いなんて言うかな〜新井さんは〜。」


れいちゃんは意外と汗っかきで高校の頃、特にこの時期毎日のように辛そうにしていた。体質的に暑いのが苦手とも言っていたからそのせいもあるのかもしれない。


「一応、水筒と濡らしタオルあるから。これパーカーの下に入れて。」


「あ~〜、冷たくて気持ちいい〜。」


カバンから濡らしタオルをれいちゃんに渡すと速攻で首周りに着けて喜びの声を上げる。それでも少ししたら温くなるから2人で早足で事務所に向かった。


事務所の入り口まで来たら何故か人だかりが出来ていた。警備員みたいな格好の方が立っていて、何やら話している。そんな入り口とは別に新井さんが向えに来て裏口から中に入る事になった。


「いきなり呼んじゃってごめんね。こっちもあの外の人達のせいで結構大変なのよ。」


「新井さん、あの人達ってなんなんです?警備員さん呼ぶほどのことなんですか?」


聞けば、取材とテレビ関係者に新聞記者が急に凸して来て、社長が警備会社に連絡して、日中在中してくれる方を雇って今の状態らしい。2人が10万に一気に駆け上がり、オリコンで、1位と2位を取った事で今の状態になったらしい。


「うわ〜。あんな感じの人達って言葉で伝えても特に、パパラッチ目的の人とか帰らなそう。」


「よく分かってるわね、れいちゃん。あんな感じに来られると誰がそれか分からない上に他社のくせにそういうおいしい場面を見つけるために組んでる時があるのよ。ああやって出待ちをして、人の出入りとか確認して誰が誰なのか、見極めてるのよ。うちは基本顔出しNGだから余計に事務所に入る人を監視しているの。」


つらつらと新井さんの言葉に正直、恐怖を感じる。対面取材じゃなくて良いならやりようはあるのに、何故対面取材にそんなに拘るのか。それを新井さんに聞くと他のタレントの悪口とか表に載るとヤバいものまであるらしい。怖すぎる。

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