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詩❲情景❳

春を連れてく

作者: 日浦海里

『春を連れてく』


吹く風が北から南へ

冷たさから温もりへ


空の囁きが軽やかに

地の彩りが華やかに


固く閉じたふきのとうの

小さな花が咲く頃に


小枝を友に

囀りと共に

軒先に春がやってくる


恋を唄い

請いを唄い

焦がれて鳴いては

何を思う


降る雨が西から東へ

温もりは熱に変わって


空の青さが鮮やかに

地に揺れる葉は軽やかに


赤や紫と色とりどりの

陽の花が咲く頃に


夏風を友に

喜びを伴に

軒先の春を連れていく


いくつかの愛しさと

いくつかの寂しさを残して

長らくお休みをいただいてしまっています。

まだまだ公私ともに慌ただしく

サイトに接続することすらままならない日々です。


お休みをいただいている間にも、

感想を頂いたりして

本当にありがとうございます。


時間が出来れば

またこうして言葉を紡げればと思っています。


皆様が日々健やかに、

また幸せでいらっしゃることを願っております。

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― 新着の感想 ―
[一言]  花鳥風月。  いろんなかたちをとって、季節はやってきますね。  季節の可視化。匂いや音などの、ほかの五感も。……これ以上書くと、季節の味覚の話になってしまいそうなので、これで(笑)
[良い点]  軽やかなるリズム感と季節の流れが気持ち良く、紫陽花の咲く地はアルカリ寄りのようですね♪ 「軒先の春」日々見る所に季節を感じる素敵な目を持つ、素敵な表現です。
[良い点] 言葉遊びが楽しいですね 紫陽花みーつけた! [一言] 軒先に 伸びる静寂 南部鉄  心すずやか 春告鳥も
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