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陸山物語《りくやまものがたり》  作者: 牛乳珈琲
第壱章差別撤廃編
3/22

壱…入学式

同日投稿してしまいました…文章など至らない点がありますがよろしくお願いします。

四月八日この日は入学式だった。僕自身入学式自体嫌いでは無いし好きな方の部類に入る学校行事なのだけれども、どうも先輩というものが気に食わない。まぁそれは良いとしてその日の朝、

 「起きろ!今日から学校だ遅れたくないのであれば今すぐ起きろ!」

 と陰人に起こされた。いや、ただ単にうるさかった。もっと加減して欲しかった―これは余談なのだが僕達昔からの友達は同じマンション(下宿)に住んでいる。

 「あー分かった分かった。近所迷惑だからもう少し音量下げてくんない?」

 と答えたのが良かったのか悪かったのかそれは誰にもわからない。怒られた―ものすごく――いあー起こしてもらったのは、感謝してるし前の発言だって失礼だと思ったけれどそこまで怒んなくて良くないと云うほど怒った。―ごめんなさい――

 そんなこんなで朝ごはんを食べ色々して制服を着て学校に向かった。

 学校に着き自分のクラスを確認したら残りの山(奥)の皆と同じクラスになっていた。これは学校側の配慮なのかなと勝手に思って僕達の物語の舞台の一年五組の教室に入った。何時だって一学期の始め特に新入生の場合中学からの友達でもいない限り話す人はいない。幸い僕には友達がいるが、やっぱり入学式が好きでも、この雰囲気は好きになれない。それから先生の説明があって、早速入学式が始まった。とはいったものの特に特別なことは無く、フツーに時間が過ぎていった。途中ふと思ったのが高校の先生は皆、変人なのか?という所である。さすが義務教育じゃ無いだけある!

 また、教室に戻ってきて自己紹介をすることになった。まぁ思っていたのだがこの先公も差別主義者であった。自己紹介の内容は、

     出身中学

     自分の名前

     将来の夢

 そして―――自分の住んでいる地域だった――

 そしてある奴の言葉で俺は殆どのクラスの皆の挨拶を忘れてしまった。奴は―こう挨拶した。

 「俺の名前は日下日差クサカヒサシだ。此処には、『魚』と『獣』がいるんだな…まぁ~臭いわ、死ぬほどにな!」

 これに対して俺は

 「オイ!出身中学は?」

 とコレ今必要だったか?ということを言ったのだが、俺なんかいないように扱われ―しかもこう付け加えた。

 「此処にいる『魚』と『獣』共!此処が何処だか分かっているのか?陸だぞ!お前達が好き勝手に話してんじゃねぇよ!お前らは『悪』だろう、俺の親が言ってたぜ。」

 「おいおい。そりゃねーだろ。どうして俺らが『悪』なんだ?」

 と陰人が言ったが…

 「五月蝿い!『獣』は黙ってろ!まぁ~どうしても此処に居たいのならば俺ら陸の人間に迷惑の掛からないように静かに生活していくんだな!後、今後俺らに話し掛けるな。良いな?」

 「暁人!抑えろ力がばれる!」

 自分でも無意識に刀…炎龍刀エンリュウトウを出してしまいそうになったのは驚いた。なんとか抑えた。そいつの回答は、質問の答えになっていなかったのだがこれ以上聞いても無駄になるし、面倒臭いのでこれ以上何も言わないことにした。が―――――――――――

 黙っていない奴らがいた!海の奴らだ…

 「黙るのはテメーだよ日差!なんで俺らが『悪』なんだ!何か理由があるのかよ!」と言ったのが海辺海斗ウミベカイト

 「だったら教えてやるよ、『魚』。お前ら陸の人間じゃない奴らが此処に悪霊を連れて来るんだってよ!だったら『悪』じゃないか!わからないか?お前らは俺たちの暮らしを壊す気なんだろう?」

 この後も二人の言い争いは続いた。はっきり言って五月蝿かった。これからの僕達の生活がとても不安になる入学式だったし、好きな学校行事が、一つ減ってしまった。

  

前書きにも書きましたが、同日投稿してしまいました…

それはそうとして、やっぱり文章を書くことはとても楽しいですね!(文章力があるとは言っていない)今回も読んでくれた方ありがとうございます(いるとは言っていない)。多分これからは、不定期連載になると思いますが、これからもよろしくお願いします。


誤字を訂正しました。すみませんでした。

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