表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
陸山物語《りくやまものがたり》  作者: 牛乳珈琲
第壱章差別撤廃編
13/22

参…一学期其ノ四

其ノ四です。お見苦しい文章だと思いますがよろしくお願いします。

朝と言っていいかわからないが、午前三時、僕は突然目が覚めた…そして『また寝るかぁ〜』と寝ようとしたとき…外からの違和感に気づいた。僕の部屋は二階にあるので(この下宿だがマンションだかは二階建てである)窓から下を覗いてみた。この下宿だがマンションだが(以下マンションとする)の前の道路に例の黒い物『悪霊』が浮いていた…そして僕が見た瞬間この時間に歩いている人がいることが不思議なのだが…その人に襲いかかろうとしたので仕方なくそこから飛び降り、今回こそ正真正銘の『烈火』を造り斬りかかった。勿論、その『悪霊』は、消えるというか払ったのだが…

 「大丈夫ですか?怪我などありませんか?」

 と、僕がその通行人に訪ねたらその通行人は、

 「『獣』の分際で俺に話しかけるな!息子に聞いたぞ、入学式のこと…お前らも喋ったそうではないか。今度こそこうなことが無いようにしてやるからな!」

 と言って去っていった。感謝はされないでもこんなことを言われるとは思ってなかったので唖然としてしまった。後からわかったのだがこの通行人は、日差の父親だったらしい。といっても僕は、入学式のあの事があった後から日差とは話したことも無かったし、目を合わせたことも無かった…もっと極端にいうのであれば会ったことも無いと言ってもいいかもしれない程僕は彼に関わらなかった。だから、その通行人が日差の父親だと気づくのに少々時間がかかってしまった。参観日に似ていた人が居たな〜と思ったけどその人だったとは…因みにこの人は、ここら辺の地区・東島区の地区長でもある。なので山や海に対しての差別が多いのかもしれない。

 もう一回寝ようとしたけれど、もう朝日が登ってきていた…

 こんな事があってから学校に向かうのでとても眠たい……

 あくびしながら身支度を整えマンションを出て通学中…いつも通り大きい道を歩いていたら…(もう…自転車は諦めました…)

 「おはよう!暁人君。なんだか眠そうだね?何かあったの?」

 と火憐が話し掛けて来た。この事は人に言ってもいいのかなぁと思ったりもしたが…

 「ちょっと寝る前にエナジードリンクを飲んだからなかなか寝付けなかっただけだよ。」

 「寝る前にね〜」

 怪しまれちゃったかな?まぁいいや。そんな風に他の天狗荘の住人、山(奥)の仲間よりも少し早くマンションを出たので火憐とも会わないで学校に行けると思ったのだが…仕方がないので一緒に学校まで歩いていった。………

 学校前の道の桜も葉が青々として時間たつのはえ〜と、素直な感想を抱いてから一年五組…僕達の教室に入った。生憎黒板消しのトラップがあったり、机の上に落書きがあったりと、小学生が考えるいじめか!と突っ込んでしまいそうな嫌がらせがしてあった。別にもう慣れっこなので気にしないしすぐに治すのでそうといった実害が無い。勿論、暴力を振られたら返すけど今はそんな事は無い。そしてまた佑が

 「やあ、暁人君。他の『獣』達はいないね…もしかして喧嘩しちゃいましたかwこれからどーしーまーしょー(笑)」

 と挑発してきたが

 「名前を覚えてもらえて有り難いね。でも僕達が喧嘩をしたらこの町が残っているかどうかわからないけどね〜。後、(笑)は陰人のキャラだぞ勝手に取るな!」

 と言ってやったというか、挑発に乗ってしまったというか…言い終わった直後に他の山(奥)の仲間が来たのでとても良かった。

 「そうですか、そうですか。まぁ精一杯生きているんでしょうね、」

 と佑が言ってこの会話が終わった。

 「またお前は挑発に、乗ったんじゃないよな〜」

 と悠河がこちらを睨んだきた。

 「乗ってない、乗ってない。乗るんだったら机に乗る!」

 「行儀…悪い…」

 て、言われても困るのはこちらだ、

 回想始………………………

 入学式のあの出来事の後、僕はそれでも陸の奴らとも仲良くなろうとした。その成功例が、火憐・鶴河というこのクラスの長と副だ。また、何人かと仲良くなった。後、海の奴らとも仲良くなったと思う。入学式に日差と言い争いをしていた海斗とは会ったら話す程度にはなっている。…………回想終

 と、決して山(奥)以外と仲良くしたくないという訳ではない。だから挑発されてもいつもなら無視する事が多いのだが今日は何故か突っかかってしまった。というかこの頃頭が痛いというか変な感覚がしているっちゃしているような気がする…昨日だか今日の寝不足以外にもなんかあったかもしれないけど思い出せない………。

 「おい…暁人…どうした?…」

 「ぼーっとしてんじゃねぇ〜ぞ(笑)」

 しまった…今…会話の途中だった…

 「あーごめん考え事をしていた…」

 「それなら良いけどな。気をつけろよ!」

 「わかったよ…悠河。」

 そんな事があってからSHRショートホームルームが始まった。特に気になることが無かったが…文化祭が近づいてきているというか話だった。

 「ねぇ鶴河…文化祭っていつだっけ?」

 「文化祭なら二学期の中ぐらい…十月二・三・四日にあるぞ。覚えといて。」

 なんだ〜まだまだじゃんとか思ったらそこで負けなのでそう思わないようにして…そのことを頭の済に置いておくとしよう。

 ………学校生活中………

 今日も六時間授業をし、掃除をし、マンションに帰った。

 ………学校生活終………

 課題やら予習をし、風呂に入り、夕御飯を食べ、寝た。正直言ってものすごく疲れた。そんな日が後三日続いた…

 土曜日…僕は、目が覚めなかったらしい…

一学期其ノ四です。ココに何を書けばいいのか、分からなくなってきました。でも、物語はどんどん書くのでこれからもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ