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いとしさ

作者: すず

純粋だからこその闇と絶望。


それでも生きている、今。


それは、儚い美しさ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


希望を失い、でも探す瞳。


憎しみを保つ苦悩に伏せられるまぶた。


過去の執着のために、今の愛しいものさえも捨て。


過去を求め続ける。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


過去を、許すことは出来るのでしょうか。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


愛に触れ、過去を許そうとしている自分自身にまた苦悩し。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それでも、生きていて。


愛してしまった者のエゴでいい。


あなたが生きていてくれるだけで、私は満たされる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


満たされるのです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


許して、大丈夫。

最後までありがとうございました。

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