表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妹がくれたもの  作者: たこわさ~
第一章 学校
3/3

再会

    再開


次の日、遥花から、メールが届いた。

「今日、桜野神社にきてね!」

「桜野神社か・・・・」

桜とよく行ったところだ。

そんなに遠くないから、行くことにした。

俺は、遥花に「今から行く」

と、返信をしてから着替え始めた。

暑いから、半袖のシャツを着て、朝食のあんパンらしきものを

食べ終わった

「おいしかったかい?」

「あぁ、うまかった」

正直、堅くてまずい。

食器をかたずけて、玄関で靴に履く。

「行ってきます」

と言うと母が

「何処行くんだい?」

と毎回聞いてくる。

何処でもいいだろって言いたいが、正直に答える。

「桜野神社・・・」

「そう・・行ってらっしゃい」

俺は、玄関を出てまっすぐ神社に向かった。

五分歩いたころ、後ろから視線を感じた。

振り向いてみたが誰も居ない。

気にしないで神社に向かう。

神社に着いたら、誰も居なかった。

「遥花は、まだ来てないか」

俺は、神社の縁側に座ることにした。

その時!

「うわ?」

膝に何かが座っている感じがした。

「おにいちゃん!」

ん?桜の声が聞こえる?

「桜?そこに居るのか?」

なにも居るはずがないが、聞いてみる。

「そうだよ」

やっぱり、桜がいる!

俺は、目をこすってから、見てみると桜が俺の膝の

上で座っていたのだった。

俺は、思わず抱きついた、

「良かった、桜にまた会えて」

「私もだよ、おにいちゃん」

ん?ちょっとまて?

桜は、幽霊だよな?

なんで俺は、桜に触れるんだ?

「桜、何で俺は、お前に触れるんだ?」

「それわね、私がおにいちゃんに会いたいから考えてたら

出来るようになったの」

「そうか」

気ずいたら、遥花が来た。

「あれ?なんで桜ちゃんがそこに居るの!?」

やっぱり、驚くんだな・・・遥花も見えるのかよ!

「あ~遥花、お姉ちゃん」

桜は、誰にでも触れられるんだな

「色々事情がありましてね」

俺が言うと

「事情を教えて!」

「えっと、今の桜は、幽霊で桜が俺に会いたい

から、考えたらしいんだ」

「うんうん」

桜を撫でながら、話を聞いてる。

「そしたら、俺の周りの人かな?まぁ、周りの

人には、姿が見れるようになったらしいんだ」

「へぇ、すごいね!桜ちゃん」

「えへへ・・」

確かに、すごいと思う。

「そろそろ、帰るか」

「そうだね、私お使いも頼まれてるから、帰っていいよ」

何のお使いなのかは、聞かないでおこう。

「桜、帰るか!」

「うん」

そして、桜と手をつないで帰った。

ガラガラッ

「ただいま~」

「だたいま!」

桜は、元気よく言うが母には、見えないようだ。

「あら、おかえり」

「夕飯は、いいやもう部屋に行く」

「そうかい、お腹がすいたら言うんだよ」

トンットンッ

二階に上がって行った。

ガチャッ

ドアを開ける。

「おにいちゃんの部屋だ―」

「はしゃぐなよ、もう寝るぞ」

「はーい」

そう言って、俺と桜は、寝たのだった。

今回は、まさかの桜ちゃんとの再開でした。

満足していいただけたら、嬉しいです。

次回も早めに出せたらいいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ