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四〇、日米戦!!~砲音爆音響き渡るトラック海戦!!~

ハワイ・ミッドウェー・ウェーク・グアムを占領したので、史実とは違う戦闘ものを考えてみました。尚、時は一気に1942年の2月まで飛びます(汗)


 あと、急ぐ余りに変な感じになったことをここで御詫び申し上げます。

 1942年1月9日、フィリピン・バターン半島攻略開始。



 同月11日、対蘭領インドシナ(蘭印)作戦開始。パレンバン・ジャワ・蘭領ボルネオ等を攻略開始。




 2月5日・トラック諸島



 第一対米作戦・富士一二〇八号を成功裏に収めた第二機動艦隊は、一旦横須賀に帰港後トラック諸島へ配置されていた。



 トラック諸島内海・戦艦天城司令官私室



「横須賀では絶大な人気でしたね?依子さん…」


「う~ん、皇族の中でも御父様の娘とあってはな~…」


 自ら海軍軍人になりたいと今上陛下に志願した依子は苦笑した。



「それと…じゃじゃ馬内親王と言われてはな…今の状況は笑うしかなかろう!!」


 依子はそう言って豪快に笑う。



「う~ん…内地と艦では清楚のイメージが崩れるな…」


「源三郎君?今更かね?」


 源三郎の呆れに、静巴は軽いツッコミを入れる。



 そこに、ノックの音がした。




「特殊潜水艦艦隊司令官であります」


「よし、入れ」


 依子は直ぐに入室を許可した。



「失礼します。甘魅羽流華(アマミ ハルカ)少将、出頭いたしました」


「御苦労…まあ、椅子に掛けて…」


 羽流華は、依子に促されて椅子に座る。



「しかし、舞鶴で会った羽流華が同じ海軍少将になるなんて…思ってもみなかったわ」


「確かに…そう言えば依子は変わらないわよね?じゃじゃ馬内親王の如く…」


 二人がこうして快談しているのは、舞鶴海軍兵学校の二期生で馬の合う仲であったからだ。因みに、羽流華は華族出身者である。



「でも羽流華も変わってないよね?あの時の信管を抜いた魚雷…」


「まあ、護衛が邪魔だからやっちゃったけど…流石に、富士一二〇八号の主旨が敵戦艦八隻鹵獲とは…腹黒いと言われた私でも、御遊びすら出来なかったけど…」


 羽流華はそこまで言って、源三郎の方に目線を送る。



「まあ、発案者である私は資源の少ない帝國軍を如何にして対米戦を有利に進めていくか…を考えていただけですよ…あの国の生産能力は異常ですから…」


「あら?じゃあ、あの噂は本当なのかしら?…未来から来たとか?」


 羽流華がそう言った途端、源三郎の目つきが変わった。



「…諜報局か、何処かの筋に聞いたのでしょう…まあ、証拠無くば私はウンともスンとも言いませんが…」


「これが証拠では?」


 羽流華は懐からフロッピーを取り出す。



「この中には、先の第一対米作戦・富士一二〇八号の概略がある筈ですよ?まあ、専用機械を使わなければ、中身が読めませんけど…」


 淡々と富士一二〇八号作戦を入れたフロッピーを左右に振って、源三郎を黒い笑顔で見詰めた。



「…まあ、論より証拠…認めますよ…」


 源三郎はあっさりと自分の正体を認めた。



「ふっふっふっ★」


 羽流華は案の定の黒笑顔を漆黒へと変えた。



「羽流華…まあ、腹黒いけどドジで何も無いところで転んじゃうし、制帽か髪を水色の水玉模様のリボンで束ねないと誰か誰だか分からないし…羽流華も色々と知られたくないことあるよね~?」


 依子は、羽流華の漆黒の笑顔を見て舞鶴兵学校時代の羽流華を苦笑いしながらしゃべる。



「依子さん、それ止めてくれませんか?あれから大分直しましたけど…」


 流石に仲の良い同期生に、やや恥ずかしい自分の過去を言われるのはやっぱり恥ずかしい。



「まあまあ…」


 源三郎は苦笑いするしかなかった。



「それより、大統領府じゃあ、乾坤一擲の作戦を打ち出して、既にその作戦に就きつつあるという情報が舞い込んで来た。まあ、源三郎の懸念している帝都空襲であるが…」


「帝都空襲!?」


 依子の発した帝都空襲に、羽流華はギョッとした。



「ですが、前線・中間線に配置した新鋭の偵察型伊号潜水艦が電探・水測・航空機を全力稼動させているので、そう簡単には行かない。しかも、防空の要となる迎撃機だってある…」


「だが、アメリカは新鋭戦艦二隻を太平洋に回したぞ?」


 静巴は源三郎の考えに釘を刺す。



「…確か硫黄島には陸海軍基地があり…飛行場もある…偵察機・哨戒艇等で、敵の本土近海接近は察知される。敵は分かりませんが、合理的判断に基づいて迂闊に接近はしないでしょう…油断しないに越したことは有りませんが…」


 源三郎は思考に入る。



「私が敵ならば…まあ、政治も絡みますが…豪州を後方支援基地としたソロモンからの逆襲…と」


「まあ、史実でもソロモンから反撃されたからね…でも、豪州は大英帝国の影響下にあるのではないか?」


 静巴は源三郎の考えに疑問を持つ。



「う~ん…あそこも人種差別厳しいですからね~…それに、アメリカから分け前の取り決めがあるなら、手を結んで来るでしょうね…諜報部はラバウルにアメリカ軍が入ってきたと情報が入ってきてますし…」


「だろうな…それと、パナマ運河から米輸送船団が豪州に向けて次々航行した様だ…恐らく、軍事物資だろう…」


「…では、それを分捕ってしまってはどうじゃ?」


「「「…え?」」」


 源三郎・静巴・羽流華は依子の考えに唖然とした。



「何…トラックの補給先を少し増やすだけじゃ…」


「増やし方が大胆過ぎる…」


「鹵獲…面白い!やろうではないか!!」


 依子の考えは、源三郎に呆れを、静巴に悪戯心を与えた。尚、この三人には罪悪感が無い訳では無い。



 ともあれ、対米軍戦略は「鹵号作戦」及び「邀撃作戦」を立案して対米基本戦略に沿う形で研究が始まった。尚、緊急の船団護衛の訓練を実施するに当たって、羽流華率いる特殊潜水艦艦隊の特殊型三隻と攻撃型三隻で第二機動艦隊の戦隊・航空戦隊・駆逐隊を相手している。


 そして、月月火水木金金の猛訓練を重ねて、「邀撃作戦」の準備を着々と進めていた。



 3月9日、ジャワ島陥落。蘭印作戦はここにて終了して、機動打撃艦隊は米軍を受け入れたオーストラリアに軍事的圧力を加えることとなる。リンガ泊地に居座っているだけだが…






 4月10日、ラバウル米海軍基地



 ここに戦艦二隻・空母五隻を主幹とする米海軍〝ソロモン艦隊〟が入港して来た。



 戦艦ワシントン



「…士気、低下し過ぎじゃない?」


「仕方ないわ…ジャップに戦艦八隻を奪われた挙句、ハワイ・ミッドウェー・ウェーク・グアムも奪われて、フィリピンが占領されるのも時間の問題…」


「それ、平然と言って良いんですか?エンタープライズさん…」


「ワシントン…今回の作戦の意義は、ジャップに脅威を与える事よ。この屈辱をバネにして、今度は勝つのよ…」


 エンタープライズという少女…御分かりの方も居るだろうが、ヨークタウン級空母二番艦:エンタープライズの艦魂である。ワシントンという少女も、ノースカロライナ級戦艦二番艦:ワシントンの艦魂である。



「その為のトラック占領…確かに、士気高揚はなりますが…」


「疑問があるのなら、言って頂戴」


「はい。日本海軍は46cm砲搭載の戦艦を既に実戦配備ということですが…」


「…ああ、キンメル将軍の言ってた…」


「はい。その戦艦に私とノースカロライナが突っ込めば、エンタープライズさん達を守ることが困難となります」


「大丈夫よ…私は必ずジャップを地獄の底へ陥れるから…」 エンタープライズは少し口元をニヤつかせて、自信ある目に輝かせた。



 だが、ワシントンはそうと上手く行くのかと疑問を抱いていた。



「(日本は航空機の運用に長けていて戦艦も良いのを使っている。しかも、トラックにはあの第二機動艦隊が居る…容易ならざる敵であるのは明白だ…)」


 だが、ワシントンの疑念は皆には伝わらなかった。皆、古参のエンタープライズを慕っているからだ。ワシントンも慕っているが、戦略的な視野までエンタープライズと同じにはしてなかった。



 4月16日、米各軍ソロモン艦隊出撃。陣容は、以下の通りである。戦艦ノースカロライナ・ワシントン



空母ヨークタウン・エンタープライズ・ホーネット・レキシントン・サラトガ



重巡ノーザンプトン・ヴィンセンス・ソルトレイクシティ・ウィチタ



軽巡ナッシュビル・サバンナ・フィラデルフィア



駆逐艦グイ・グレイソン・メレデス・モンセン・ヴァルチ・ベンヘン他



 堂々たる艦隊編成である。



 空母エンタープライズ艦橋



「いよいよジャップの屈辱を晴らす時が来た…待っていなさいジャップ…私に地獄を見せなさい…」


 エンタープライズの目は、復讐の鬼の目となっていた。



 戦艦ワシントン艦橋



「…(今頃、エンタープライズさんは復讐の鬼になっているだろうな…)…」


 一方、ワシントンはエンタープライズのことを心配していた。感情任せに突撃をしないだろうか、心配であったからだ。



「まあ、今は進むしかないか…」


 艦隊は進む。没した友軍の無念を晴らすべく…






 同日、トラック諸島戦艦天城艦橋



「艦長!傍受班より報告!」


「読め」


「ハッ!ラバウルに集結した敵艦隊が出港。行動を開始したとのことです!!尚、その後ろに船団らしき交信も傍受したとのこと!以上です!!」


「おう、以後も傍受しとくように。下がって良し」


「ハッ!」


 源三郎は、報告しに来た水兵を下がらせる。



「さて…鬼が出るか、蛇が出るか…」


「蛇は蛇でもマムシだったりしてな?」


 依子は源三郎と並んで空を見上げる。



「…まあ、どちらが出ても対処しますよ…」


 第二機動艦隊は二手に分かれて、一方が出港しもう一方がトラックに待機した。戦力の分散はやってはいけないことなのだが…



 流石に源三郎・静巴・依子が知恵を捻り出して考えた作戦の真意があるの筈…






 4月17日昼間、トラック沖南方800km




 この海域は、トラック諸島からの哨戒限界圏である。



「…」


 空母エンタープライズの艦橋で、空を睨んでいる将官が居た。



「ハルゼー司令官、機嫌悪いですね」


「…そうか?艦長」


「はい…」


「…あの第二機動艦隊…エンペラーの娘が指揮を執っているという噂じゃないか?」


「…」


「…何で…戦争の戦場に女が巻き込まなければならないのかね…」


 愚痴を言っている将官は、「キルジャップス!キルモアジャップス!!」と激を飛ばして、将兵を奮い立たせたあのウィリアム・ハルゼーである。



「まあいい。俺達は軍人だ…」


 その時、見張りの水兵が慌しく叫ぶ。



「敵偵察機発見!」 帝國海軍偵察機・九六式艦上警戒機三二型機内




「敵艦隊発見!戦艦二・空母五・重巡三・軽巡四・駆逐艦一六以上!…ん?後方に輸送船十数隻!護衛の駆逐艦も一〇隻程居ます!!」


 偵察兵が双眼鏡を見ながら、機長に報告する。



「よし!無線手!打電しろ!!」


「了解!!」


 無線電信は、キーボタンで「戦艦・○○隻」や「航空母艦・○○隻」という風に画面に出て来て、報告内容を表示し終えて送信ボタンを押すと自動で無線電信をする仕組みだ。



「送信完了しました!!」


「よし!ズラ駆るぞ!!」


 機長はスロットルを全開にして、米海軍のソロモン艦隊から姿を消した。






 トラック諸島沖南50km、第二機動艦隊旗艦天城艦橋




「…ほうほう…中々の陣容ですな…」


「こりゃ二分したのが間違いか?」


「いえ、我々はあくまで引き付け役です。鹵獲は静巴さんがやってくれますよ」


「そして、戦艦二隻と空母二隻で敵に対処する…鹵獲の準備は、羽流華に任して…」


「また〝御遊びすら出来なかった〟とか言いそうですね…」


 尚、静巴は源三郎らと別れ八雲に乗艦して、戦艦五隻と空母四隻を主幹として敵艦隊を要撃する任務に就いていた。



「明日には敵が来る…」


「じゃあ、今日は早めに将兵を寝かせますか…」


 その時、電探兵から無線が入った。



「敵偵察機を探知!10時方向距離12万!!」


「反応は?」


「大型機並みです!恐らくB-17かと…」


 電探兵が電探のディスプレイを見て判断する。



「よし…迎撃隊を向かわせろ…ただし、艦上警戒機から戦闘開始というまでは撃つな。それと…―――――だ。良いな?」


 源三郎は航空部隊に指示を送る。






 二〇分後、高度2000mB-17機内




「…ジャップの艦隊は何処に居r」


「後方上空に敵機!!」


「何!?」


 対空監視員の報告で、機長は咄嗟に操縦桿を左前に倒した。だが、大型機は急旋回が難しい。



「無線!救援要請と敵機襲来位置を打電しろ!!」


「今やってます!!」


 無線手が必死になって電文を打っていた。そして、打ち終わる頃に衝撃が走った。



「右主翼被弾!!」


「左尾翼も被弾!!」


「二番エンジンに被弾!…あ!炎上しました!!落ちるーーーーー!!」


 B-17は錐揉みしながら、海面へと落ちて行く。翼を散らせながら…



 だが、それ以降両軍の索敵は無かった。 4月18日日の出直前、トラック諸島沖南200km




 空母エンタープライズ艦橋




「…よし…あの太陽が半分出たら航空機発艦準備開始!太陽が出たところで発艦開始だ!」


 ハルゼーが大声で指示を出す。



「了解しました!!」


 米海軍ソロモン艦隊は、攻撃準備を慌しく行う。



 航空機の巡航速度で言えば、一時間位の距離にトラック諸島がある。



 そして、日の出の時間となった。



「発艦準備完了!!」


「発艦せよ!」


 ハルゼーは待ってましたと言わんばかりに、即答で発艦命令を出す。



 三〇分程で、第一次攻撃隊が発艦し終えた。そして、第二次攻撃隊の準備をしていた。 数十分後…




「ハルゼー司令官、あと五分ほどで第二次攻撃隊発艦準備完了です!!」


「よし…これで…」


「後方の輸送船団より電文!我、敵ノ攻撃ヲ受ケツツアリ!」


「何!?」


 ハルゼーは驚愕した。何故なら第二機動艦隊はまだトラックに居るとばかり思っていたのである。



「直掩機!何が何でも阻止しろ!!」


 だが、現実は御粗末なものである。



「前方より敵艦隊急速接近!!戦艦二!空母二!巡洋艦二!駆逐艦六!!」


「輸送船団より敵艦隊戦力報告来ました!戦艦五!空母四!巡洋艦二!駆逐艦一〇!!」


「くっ…」


 完全に戦力が第二機動艦隊の方が上だった。しかも…



「攻撃隊より緊急電!待ち伏せに遭って壊滅状態とのことです!!」


「くそ!急いで第二次攻撃隊を」


「上空敵機急降下!!」


 ハルゼーは咄嗟に上空を見た。



 そして、敵機から爆弾…ではなく、銃弾が撃ち込まれた。だが、その先にあるのは航空機…そう、航空機には燃料・弾薬そして爆弾や航空魚雷が満を持して準備を完了しつつあったのだ。



 それ故に、飛行甲板にある航空機は爆発を起こして爆弾や燃料を燃やして誘爆を起こす。誘爆の行進…幸いにもエレベーターは上に上がり切っていたので、格納庫への延焼の可能性は比較的低くなった。



「司令官!ヨークタウン・ホーネット・レキシントン・サラトガが本艦と同様の被害を被りました!!」


「くそ…槍が折れちまいやがった…あとは…」


 ハルゼーは、航空機による攻撃は不可能だと悟った。第一次攻撃隊は待ち伏せに遭って壊滅し、第二次攻撃隊は飛行甲板にて撃破されて壊滅した。空母の航空機運用能力を奪って…



「戦艦部隊指揮官のアーレイ・バーク少将に任せるしかないか…」


 史実ではまだ中佐であるアーレイ・バークだが、戦艦八隻と四つの拠点が取られたことが間接的要因となって彼の昇進を加速させた。




 戦艦ワシントン艦橋




「…分かった。ノースカロライナを連れて囮となろう」 バークはハルゼーから送られた電文を見て決断をした。



「司令!」


「ここで死ぬつもりは無い。ただ、ジャップにギャフンと言わせたいのさ…今後の為にもな」


「分かりました。司令がそういうのなら、異存は有りません」


「ありがとう…速度25ノットへ!」


 ワシントンはノースカロライナと共に25ノットまで加速して、前面に居る第二機動艦隊の一部に向かった。






 第二機動艦隊旗艦天城艦橋




「おお、敵さんやって来た…距離25000かな?」


「航空機は下がらせろ!戦艦同士の戦いじゃ!」


〝おお!〟


 依子の激に、艦橋にいた将兵が奮い立つ。



「まあ、早く終わらせたいですね…」


「ワシントンとノースカロライナを狙え!」


「撃ち方用意良し!」


「撃てっ!」


 源三郎は、砲術長のあうんの呼吸で主砲を発砲させる。



 弾着は全て海面だ。だが、ワシントンとノースカロライナに超至近弾で驚かせた。そして…






「魚雷接近!数…一〇!?」


「何!?」


 バークは驚愕した。魚雷の多さとタイミングの良さがあまりにも…だったのだ。



 ワシントンとノースカロライナは、魚雷を喰らった。各一〇本の内九本は空だったが、一本が本物で機関室に浸水を起こした。



「報告します…空母部隊が包囲されました。こちらも包囲されつつあります」


「…ああ、最初から奴は分かっていたんだ…こういうことになることを…」


 バークはそれっきり、口を開かなかった。






 一時間後、米艦隊に帝國海軍の鹵獲担当部隊が乗り込んで戦艦や空母を制圧した。流石の米海軍も大慌てだったが、勝ち目が無いとして降伏した。



 あっと言う間だが、世の中は御粗末なものだ。

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