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魔法の館へようこそ  作者: ゆー
小野田梨帆の願い
1/2

公園の道

「お願い!別れないでよ!」

「俺には好きな人ができたって言ってんだろ!」

「なんで・・・!?なんでよ・・・!」


私は、小野田梨帆おのだりほ

高校2年生。

ここは公園。私の彼氏・間宮一希まみやかずきから別れ話をされているところだ。


私は、今でも一希が好き。なのに、一希は裏切った。

ずっと一緒って、約束したのに・・・!

ずっと信じてたのに・・・・!!

涙が止まんないよ・・・

「そのまんまの意味だろ!」

「待ってよ・・・!」

「うるせえ!!!」

バシッ

一希は、私を突き飛ばして行ってしまった。

なんで・・・!?


私は、家に帰ろうとした。

一人暮らしだから、家に誰もいない。落ちつけるけど、さみしい。

その時、私は伝説を聞いた。


「ねね、魔法の館伝説って知ってる?」

「あ、知ってる!魔法の館で願いを唱えると、その願いが叶うんでしょ!」

「そうそう。」

「でもさ、その館、どこにあるの?」

「それが謎なんだよね~~」


魔法の館・・・?

行ってみたい。そこで、「一希と一緒にいたい」という願いを叶えたい。

でも、どこにあるかわかんないなんて・・・


次の日。休日だから、暇。

私は、散歩に出かけることにした。


別れ話をさせられた公園。

綺麗な花が咲いている。

その先に・・・

いつもはなかった道があった。

嘘だ・・・見間違いだ・・・

それか、今まで気付かなかっただけ・・・

目をこすって見たけど、やっぱり道はある。

興味を持った私は、その道に進んでみた。


何分歩いただろうか?

ずっと一直線だった。こんな道、どこにもなかったはず・・・

ここは・・・どこ?

すると・・・私の視界を霧で覆った。


霧が晴れた。

すると・・・その前には怪しげな館がそびえたっていた――――・・・

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