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 「はぁ~、アレが例のノインの幼馴染みなの?


 里奈と真反対だわ」



 ギルド宿舎の1階の窓から、覗いているのは何を隠そうこの国の王太子妃のソフィアである。


 何故かハート型のサングラスを掛けていて、スパイ? のような真っ黒い服の上下セットのパンツスーツで身を包んでいる。


 一方シルファ王太子も似たようなもので、長い髪を一括りにしてポニーテールにしているが、二人共に髪色も瞳の色も若干暗くして変装中である。



「顔は清楚系でボディが峰不◯子は凄いわね~~」


「何が凄いんだ?」


「アンバランスさが魅力じゃない?」


「何処がだ?」



 駄目だコイツという半目になり思わずシルファを見上げるソフィア。



「いい?


 ぜーんぶトータルであのダイナマイトボディの上に色っぽい顔が付いてるって思ってよ?」



 妻の言葉に首を傾げる王太子。


 想像しているかどうかは全く分からないが、多分まともに考えてはいないだろう。


 妻史上主義だから。



「百戦錬磨の徒花っぽくて、悪女っぽく見えるじゃない?」


「・・・成る程」


「でもあのソフィアさんって人は、顔がどう見ても清楚系、純情系っぽいでしょ?


 それであの魅惑のボディよ?」


「・・・ 魅惑?」



 更に首を傾げる王太子。


 何処が?


 と言いたげなのは割愛。



「顔見たら、


『あ~、男知らなさそう、お付き合いなんかしたことなさそうっ』


 て、思うじゃない?


 でもボディに目を移したら官能的。


 もう罠よねぇ」


「罠・・・」


「俺がその熟れた身体を・・・ モガ」



 シルファに口を塞がれたのでソフィアはそれ以上続きが言えなくなった。








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