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1.友達

初めての小説で読みにくいかもしれませんがらお手柔らかに読んでいただけると幸いです。

生きる意味とはなんだろう。

そう考え始めたのは私が17歳。高校2年の初夏だった。

私は当時、県内の公立高校に通っていた。家はそれなりに裕福で何不自由ない生活を送っていた。



高校に入学してすぐ友達ができた。イツメンになった、明日香と紗希と瑞穂とは毎日のようにあそぶ仲だった。放課後にはカフェに行ったり、一緒に補習を受けたり。とても楽しい毎日を共に過ごしていた。


ある日の放課後、いつもの様にカフェでお茶をしていると、明日香が言った。「ねね!私、1年3組の夏目 健二君のこと気になってるんだー。」夏目 健二とは私たち1年5組の1つ下の階のクラスの男の子だ。背が高く、野球部の期待の星と言われているほどの実力者だった。そんな相手を先輩や、同級生達が見逃すわけが無い。だから、夏目君は毎日忙しそうだった。

それを言うと、明日香も学年トップ5には入るかわいい系女子だったため、私はその時お似合いだな。と思っていた。

少々夏目君の話で盛り上がっていると、一人の携帯の着信音が鳴る。「ブー。ブー。」あ、私だ。そう言って席を離れたのは瑞穂。瑞穂はとにかく頭が良い。テストはいつも上から数えた方が早かった。

瑞穂が電話をしている途中に、私達はお会計を済ませた。

瑞穂が慌てて戻ってくると、「え、ありがとう!

自分の分払うね。」といった。瑞穂が食べた分は727円だったので、払ってもらい私達は店を後にした。



次の日、学校に行くと校門前で何やら騒がしい様子がした。私は、大勢の人の間からその光景を覗いた。すると、紗希が夏目健二に告白をしている時だった。


「え、、?」私はそれを見た時、訳が分からなかった。昨日の放課後、明日香の恋バナをしたばかりだったのに。。。

辺りを見渡すと、明日香が私の真反対に見えた。

明日香はその光景を見た後、何処かへ走り去ってしまった。私は、「明日香!ちょっと待って!」と言いながら明日香の後を追った。


たどり着いた場所は、明日香、紗希、私が常連の補習室。後ろは鍵がかかっていて開かない。

前のドアから中を覗くと、明日香が俯きながら体操座りで床に座っている。その姿は、何処か儚くて寂しそうだった。

私が、「明日香、、?」と声をかけると、「紗希も前から好きだったのかな、、」と明日香が言った。紗希は、基本男女関係なく誰とでも仲良くするタイプの女の子だ。けど、恋愛面で言うと、奥手で私達にも話てくれないような子だ。

「分からない、、」と返事をした時、私の肩を「ポンっ」と叩いた人がいた。後ろを振り返ると、息切れしている瑞穂。「探してたんだよ!どうしたの?!」と聞いてきた。事情を説明すると、瑞穂が口を開き言った。「私、実は知ってたんだ。紗希が夏目君を好きな事。」

その言葉を聞いた私と明日香は直ぐに問いただした。「なんで知ってんの?!」「いつから?!」「なんで私と明日香には言ってくれなかったの?!」

瑞穂は私達と違って冷静に答えてくれた。

「まず、昨日4人で遊んだ後に紗希と二人で電話したのよ。それで、紗希が夏目君の事を好きなのを知った。」けど、告白するのは聞いてない。」私達は顔を見合わせ考えた。なぜあの恋バナの時に言ってくれなかったのだろうか。なぜ急に告白したのだろうか。

そんな事を考えてるうちに朝の予鈴がなる。

私達は急いで補習室を後にした。

次の話も出していこうと思います!

だいたい、土曜、水曜、金曜に出そうかな、?

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