表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
短編集:私がダンジョンマスターになったわけ  作者: 木苺
(13)10周年に向けて
90/92

陣容:明日に向けて♬

経営組織 特に取締役会の構成に関することを ダンサンに聞いた


「うーん 私は 会社勤めのサラリーマンですからね

 そういうことには(うと)いのです


 すでに 出来上がった組織の中で育ってきましたから。」ダンサン


「あっさり言うね」


「だって ゼロから会社組織を作り上げるのって 面倒じゃないですか

 最初から仲間がいて 役割分担しながら起業するならともかく

 ワンマン社長から 組織のTOPとしての社長への転身って かなりキツイと思いますよ」ダンサン


「そっかー

 だから 技術職から会社を興した人って

 開発技術が金を産む基本的枠組みができた段階で

 会社の権利を売ったり 乗っ取られたりするのね。」


「ですね。」ダンサン


「私 のっとりやら、うまいこと(ダン菅のような出資者に)吸収されることばかり警戒して、

 会社の規模の拡大にあわせた社長としての脱皮成長については、考えてなかったわ。

 時が来たら 自然にできるものだとばかり思ってた。」


「脱皮成長とはうまいこと言う。

 だったら、技術開発の創業者としての実権を握りつつ

 社長業を任せられる人材を育成するなり雇うなりしたらどうですか?」ダンサン


「それって オフレコの助言?」


「会話はすべてオフレコです。お互いに」ダンサン


「確かに・・ うちのスタッフにその手の本をどっちゃりと読ませようかしら・・」


「個人的には 合理的判断だと思いますけど、

 感情的には ダンジョン生物が経営する会社組織を相手にするのって

 エイリアン集団を相手にしているような気分になりますね。

 それを実行に移すなら、そのあたりを配慮した布石を打つ必要があると思います」ダンサン


「貴重なご意見ありがとう。

 つくづく残念だわ。 あなたが雇われ社長になってくれないこと」


「あいにく 私の器量に余るお話なので無理です」ダンサン


「知的には納得した。

 でも やっぱり 残念って気持ちは残る。


 でも そういう私の感情に漬け込まないあなただからこそ

 こういう話もできるんだわ」


「ありがとう」 ダンサンは グラスをちょっと軽く持ち上げた。


これにて みーちゃんとダンサンの物語は おしまいです。


機会があれば はっちゃけたダンジョンの展開そのものを描いてみたいと思いますが

宝くじに当たってダンジョンマスターになった女の子が ダンジョン経営者として落ち着くまでの物語は これにて完としたいと思います。


ここまで 読んでくださった皆様に 心から御礼申し上げます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ