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短編集:私がダンジョンマスターになったわけ  作者: 木苺
(13)10周年に向けて
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執事にゃ~ご

ダンサンから定例会のための訪問のお知らせがあった。


どのように迎えよう・・



「迷ったときには 執事におまかせあれ」と言うにゃ~ご。


「えっ? あなた 執事だったの? いつから?」みーちゃん


「本日 ただいまから。

 やはり ご主人様と共にあるのは『執事』でしょう。」にゃ~ご


というわけで、にゃ~ごの役職が『執事』に定まりました。



ちなみに癒し要員のケサランパサランは、ふだんニャ~ゴと一体化しているので、対外的アピールはなし。

 あえて言えば、ミーちゃんのペットもしくはアイドル枠に。



ケサランパサランが訪れ、みーちゃんが情緒的に満足したので、

にゃ~ごは恋人枠から執事枠に転身です。

  だれかの存在に依存し続けるのではなく、

  信頼できる仕事上のパートナーが欲しい!

というみーちゃんの心にそって、とらばーゆしたニャ~ゴ。



 以前、プロジェクトチーム(=Aチーム&第1チーム)の面々ににゃ~ごを紹介した時は、白虎形態(=4足歩行)であった。


 今後、執事としてミーちゃんに付き添うにゃ~ごは、2足歩行の白熊形態、

 プーさんのように上着着用スタイルだ。


 ただし 森の子供プーさんと違って、にゃ~ごは執事という職業人なので、

 半袖シャツではなく、

 紺色のセーラーカラーと水色のタイの付いたノースリーブの白く短いシャツを着ている。


なので、白虎のにゃ~ごと執事のにゃ~ごが 同一人物だと気づかない者も多かった。


というか、ミーちゃんダンジョンの人間スタッフ=プロジェクトチームの面々は、

ダンジョン生物スタッフの異動にあまりこだわらなくなっていた。


 別個体なのに 外見そっくりさんもいれば

 同一個体らしいのに、いつのまにか役割やら外見やらが変わっている


 それが ダンジョン生物なのだと割り切ることにして、

 その時々に紹介された「名乗りや役割」にあわせて対応するようになったのだ。


「個性の違いはあるけれど、個性の恒常性はないらしい」クイン

 

「ダンジョン生物の人格は尊重するけれど、その時々の仕事上のつきあいと割り切ることは必要ね」ルポ。


なので、みーちゃんが 白虎を護衛にして連れ歩き、その者を「恋人」と呼んだのもジョークだったのだろうと思うことにした。


そして 今は 白熊君を執事として連れ歩き、以前と同じく「にゃ~ご」という呼称を使っているのも、

「次々と誕生するダンジョン生物につける名前が種切れになったんじゃないか?」レノン


「あるいは、つけた名前を覚えきれなくて、身近に付き添わせるダンジョン生物スタッフのことをまとめて「にゃ~ご」と呼ぶことにしたのかも」ポール


「じっさい そうしてくれた方が、助かる。

 だって ぼくも名前を覚えきれないから」アップル


などと噂した。



一方、ダンジョン生物スタッフの間では、

 にゃ~ごが『執事』に就任したのにあわせて、

 ジャックは『家令』を名乗ることになった。


「じゃあ エレンは?」みーちゃん


「別に何でもいいですけど・・秘書室長はどうです?」エレン


「OK。

 これで あなたたち3人の立ち位置が明確になったわ。


 運営スタッフであるジャッキー達も上級職の者はマスタールームに来ることはあるけれど、

 執事・家令・秘書室長であるあなた達3人は、私の専属個人スタッフとして、

 これからも 私を支えてくださいね。


 よろしくお願いします」みーちゃん


「かしこまりました。」ジャック


「なんなら 『イエス マイロード』と及びしましょうか?」にゃ~ご


「たまに ジョークとしてならね。」みーちゃん


「ダンジョンマスターですから、ユア マジェスティもいいですね」エレン


「さすがに 陛下はきついなぁ

 ついでに言うと 殿下ユア ハイネスは無しね」みーちゃん


「つまり 個人的に ご主人様への忠誠は期待されても

 みんなの主君=絶対君主としてふんぞり返る気はないという意味ですね」にゃ~ご


「うん」みーちゃん


「了解」にゃ~ご


「執事殿 頼りにしてます」みーちゃん


「Yes, My Lord.」にゃ~ご


「家令殿と秘書室長殿のことも 信頼してます。

 これからも よろしくね」みーちゃん


「イエス マム!」エレン&ジャック

(おまけ)

Yes Sir    

Yes Ma’am


どちらも 上司への返事


ちなみに https://milirepo.sabatech.jp/yessir-and-yes-maam-are-gone-gender-neutrality-expands-to-the-u-s-military/ によると


軍隊での訓練教官への返答を 上記のように性別で使い分けることを 廃止する方向に向かっているそうです。ジェンダーがらみで。


そして「階級や役割を使用して教官を呼び、最後に姓を付ける。」のが 新式の呼び方だそうです。


日本では 昔から「返事はハイ!」「姓・階級(・殿)」(ex小林大佐(殿))と ジェンダーレスで応答してました。


 改めて 日本の先進性を世界にアピールしてみてはどうでしょうか?

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