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短編集:私がダンジョンマスターになったわけ  作者: 木苺
私がダンジョンマスターになったわけ
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ダンジョンマスター

翌朝さっそく ダンジョンの種を植えた所の様子を見に洞窟に転移した。


種を植えた場所には 竪穴ができていた。棒つきで。


「これって 滑り棒?

 それとも 滑り降りた後 ここまでこの棒を使って登ってこないといけないから上り棒?」


「とりあえず あなた一人で降りて ダンジョンコアにダンジョンマスタ―登録してきたらどうです?。 私はここで待ってます」


シツジ―の勧めに従って 降りることにした。

 掌の保護のためにはめる手袋は 革と軍手のどっちにしよう?

  革は滑らなさそうで 降りるのがたいへんそうだが

  軍手だと滑りすぎてブレーキがかからない恐れが・・・><


 怖いので革手袋でしっかりと棒を握りしめながら降りたので 腕が引きつりそうに痛くなった。 時間もかかった。

 途中で 転移!と叫んだら、突然棒が縮んである部屋の中に閉じ込められた。


「登録をお願いします ご主人様」やわらかい声が聞こえた気がする


見回すと 目の前に球体が浮かんでいた。


そろりと両手で包み込むようにしてつかんだ。


「連結完了! 私とマスターとの間に絆が生まれました。」


「命名をお願いします」


「オーブ」


(以下略)


・・・


 俗にダンジョンコアとも呼ばれる球体に「オーブ」という固有名をつけた。

ダンジョンコアに命名することにより、ダンジョンコアは 命名者をマスターと認識し、マスターの要望に応えて成長することにより個性を身に着けていく。


一方ダンジョンの名前というのは、店名・商標登録のようなもので、客寄せのために

数多あまたあるダンジョンとの違いを世間一般に認識させるためのものだ。


ゆえにこのダンジョンそのもの名前はまだ未定だ。

 だって このダンジョンの個性も客へのアピールポイントもまだ不明だから。


 とりあえずは「ミーちゃんのダンジョン」と勧誘銀行のダンジョン名簿には記載されている。

 あそこは 宝くじだけでなく ダンジョンの管理事務所でもあったんだ!\(◎o◎)/!


こうして私はダンジョンマスターとなった。


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