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短編集:私がダンジョンマスターになったわけ  作者: 木苺
(11)新しい関係に向けて:それぞれの思い
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ギンツー改めニャーゴ  

「ホワイトタイガー、その名はニャーゴ。私の恋人よ」


ミーちゃんから おっきな白トラを紹介されたダンサンは ひっくり返りそうになった。


「ホワイトタイガーがなぜ恋人、なぜその名がニャーゴ」ダンサン


「親しみを込めて。でもトラだから にやーと三毛とかではなくて ちゃんとトラらしくニャーゴにしました」みーちゃん


ダンサンにニャーゴを紹介したみーちゃんは、いつもホワイトタイガーと行動を共にするようになった。



第1グループの宿舎では・・


「でかい!」

ホワイトタイガーの姿を一目見るなりジョージはつぶやいた。


みーちゃんは ニャーゴの背に手のひらを載せて、皆に紹介した。


「この子はニャーゴ。これからは 私と一緒に行動にするから 皆さんも早く慣れてくださいね。

 私の分身だと思ってくれるといいわ」


「はじめまして」ポールは ニャーゴと向き合ってあいさつした。


「今後、マスターの護衛を(つかまつ)る。よろしく」

  ホワイトタイガーは言葉短く挨拶した。



Aチームの宿舎では・・


「おお! ホワイトタイガー 珍しい!

 死後検体で解剖させてもらえると嬉しいのだが」教授


「教授、口が過ぎます!

 そもそも 教授のご専門は解剖と無縁でしょうに」みーちゃん


「すまんのう。

 新しいジョークというものを試してみたかったのだが、

 やはり 慣れぬことはやらぬほうが良いらしい」教授


「全くです。

 しかし ハンターなら その見事な毛並みに心が打ち震えることでしょう」クイン


「まったく ここの連中はどうなっている?」

ホワイトタイガーは不機嫌そうにつぶやいた。


「ニャーゴは 私の大切な恋人であり護衛なのです。

 無礼な態度は許しません!」みーちゃん


「だからですよ。

 マスターの恋人登場ってことで みんな 頭がどうかしちゃったんじゃないですか」

ルポが笑いながら言った。


「しかし 保安上の観点からは 良いことだと思います。

 常にホワイトタイガーを供に従えるマスター、無敵の存在っぽくていいですね」コリン


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