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短編集:私がダンジョンマスターになったわけ  作者: 木苺
(10)ぼやくミーちゃん・気にする銀ちゃん
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マスターエリアの配置と外見的性別 (図あり) 

ダンジョン第1階層には、『お客様エリア』であるBゾーンと、客の立ち入り禁止区域(Aゾーン)の両方がある。


第1階層Aゾーンは、マスターエリアと作業エリアに分かれている。


 挿絵(By みてみん)

  マスターエリアイメージ図


・マスターエリアは、ミーちゃんとダンサンの生活の場であるとともに

 ダン菅とマスターをつなぐ、専用通信機と業務用転移陣が設置されている。


・なので 基本的にクジャク型精霊銀1・銀2と人型精霊エレン&ジャック以外は立ち入り禁止である。


 今後 状況により ダンジョン生物の中でもリーダー各のものが、マスターエリア右端の「扉」のある部屋までは来ることがあるかもしれないが、今はまだ マスターエリアの出入りは上記の4人限定である。


ちなみに人型精霊エレン・ジャックの仕事は、ダンジョン生物の仕事の管理である。

 当初、ジャックは男性形、エレンは女性形をとっていたが、精霊そのものに性別にはない。


 ゆえに 気分で この二人は時々外見的性別を取り換える。


 すると ダンサンが激しくうろたえた。


 彼は 性別でジャックとエレンのちがいを認識していたので、それを崩された結果、この二人に対してどう対応していいかわからなくなった・・というより、どっちがどっちかわからなくなってしまったのだ。


 一方、みーちゃんは 二人の外見がどうかわろうと、ジャックはジャック、エレンはエレンと認識し、対応していた。


「いったい あなたは この二人をどうやって見分けているのです?」ダンサン


「うーん なんとなく。口調とか雰囲気で」みーちゃん



精霊に性別はないので、ジャックとエレンが同室でも 二人は全く困らなかった。

 ダンサンも この点についてはスルーすることに決めた。


 ついでに 二人の個性を弁別することをあきらめ、男性形にはジャック、女性形にはエレンとよびかけることにした。


すると、二人は示し合わせて、男性形2人になったり 二人とも女性形をとったりしはじめた。


「ジャック(またはエレン)が二人」とつぶやき頭を抱えるダンサン



「ダンサンの作業能率維持のために、ジャックとエレンは、「ターナー」「ワーグナー」の

 記章をつけてくれる?


 ダンサンも 二人の外見や性別にこだわるよりも、ターナー・ワーグナーとして二人の存在を認識しなおしたらどうかしら?」みーちゃんは 解決策を提示した。


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