転移
xx年1月1日 新天地に出発!
勧誘銀行から シツジ―さんと転移した先は洞窟。
「お隣の大陸」の地下にあるのだそうです。
「では ここに種を植えてください」
リボンを結んだシャベルを手渡され: パチリ フラッシュ
さくっとシャベルを突き立て : パチリ フラッシュ
種を植えて土をかけてじょうろで水をかけ:パチリ フラッシュ
1アクションごとに写真をとったら撮影チームは出て行きました。
「それでは 私たちも今日の所は引き揚げましょうか」
シツジ―さんに声をかけられ転移した先は 私の自宅。
実は 種まき後 ダンジョンがある程度の大きさに育つまでは 我が家から通うのです。
表向きは 種まきしたその日から 私はダンジョンマスターとしてダンジョン内に住み込んでいることになっているのですが・・。
そして シツジ―さんも 私と一緒に自宅の別のお部屋に泊まり込み。
同じ屋根の下で寝食を共にしても 寝室もベッドも別々だから問題ナッシング
異性間のルームシェアも珍しくない時代ですから。
だからこそ 時代遅れの前近代男は それだけで厳しく裁かれるのでありました。
転移装置は勧誘銀行が取り扱う物件なので、今は、シツジーさんなしでは 私は転移できません。不便><