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短編集:私がダンジョンマスターになったわけ  作者: 木苺
(10)ぼやくミーちゃん・気にする銀ちゃん
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気分転換するみーちゃん (ハープの画像あり)

ミーちゃんは 第2階層にある スタッフルームの一角にあるピアノ練習室で 1時間ほど ピアノを弾いて、気合を入れなすことにした。


 まず ショパンエチュード木枯らしで激情をまき散らしつつ統制し

 ビリージョエルのプレッシャーでいらだちを発散

 アレンタウンで打鍵を楽しんだ後は

 メンデルスゾーン無言歌集の舟歌でメランコリックな気分を放射

 そして バッハイギリス組曲で 気持ちを引き締める

いつもの気分転換レパートリーの展開である。


ピアノというのは 心のありようをダイレクトに音に反映する一方で

感情表現ツールとして利用するには高度な技術と適度な緊張感と統制された集中力を要するので

気分転換にはもってこちの楽器なのである、ミーちゃんにとっては。



なぜ ダンジョン生物であるスタッフの控室にピアノがあるかと言えば、

第一階層にあるホテル部門でピアノを演奏するスタッフの練習用に用意したから。


今ではホテルナイトで、フルオーケストラの演奏会を開いたり

 弦楽四重奏団をバックに舞踏会

 ピアノ演奏にあわせたダンスパーティを催すこともある。


近々、ホテルホースで ロックコンサートをやる案も出ている。


というわけで、第2階層には、いろいろな楽器の練習室が 多数用意されている。


つまり、このホテル内の演奏スタッフもまた ダンジョン生物である。


 今後 エルフやハイエルフによるハープや竪琴の演奏会を開く案も、現在検討中である。


挿絵(By みてみん)

楽器の音色を知るための動画の紹介


・ダウンガウ

40年以上前に購入したユネスコ編集の民族音楽特集のビルマ特集カセットテープで聞いた音色や10年以上前に大阪の民族博物館や浜松の楽器博物館(どちらも同じ方が創立にかかわっておられたようです)が、招へいしたミャンマーの国立?楽団の方々が演奏されたときの音色とは 全く異なるのですが・・ネット検索で見つけたユーチューブの中より


①https://www.youtube.com/watch?v=v5Ynp0Cw57I 東儀秀樹

  「あくまでも自己流の調律ですが」と断ったうえで 楽器の紹介がいろいろと

  この動画からスクショされた画像も ネット上でかなり散布されていました。

  楽器収集家としての誠実な説明と

  東儀さんの耳になじむ調弦をされた音色は どこか邦楽のイメージを想起させつつきれいでした


②https://www.geidai.ac.jp/labs/koizumi/asia/jp/myanmar/saung/002085.html


 東京芸大を標ぼうするので見てみたが・・奏者は学生さんですかね?

  まるで 中国の筝のような調弦・間の取り方etcだったので すぐに試聴を打ち切りました


 解説文を読む分にはいいかも??


ユーチューブ等で検索して思ったのですが、この30年のミャンマーの動乱・荒廃ぶりを考えると

もはや きちんと演奏できる人が激減していても不思議はないかなと。

 生き延びることが最優先の状態では、高度な演奏技術を要する楽器の奏法の継承は至難の業でしょう。

 そして ミャンマー音楽の独特のリズム感は 幼い時から耳にして育たなければ 身につかないものかもしれません。覇権の強い国の商業音楽が流れる町中では特に。


(参考)https://www.youtube.com/watch?v=GvhCPdX2H6w(ダウンガウは使ってません)

  40年以上前の記憶に一番近いとはいえ ちょっと?な部分もあったミャンマーの民族楽器団の演奏 


・アイルランド音楽とハープ

https://blog.celtnofue.com/archives/5014


「アイルランド最後の吟遊詩人ターロック・オキャロラン 生誕350周年(2029年)」特集として

様々な アイルランド音楽が紹介されていました。


 中には ハープを使ったものも


アイルランド(ケルト)の霧と風の雰囲気を思わせる曲がいろいろと。


(私はケルト音楽には疎いので サイトで紹介されている音楽へのコメントはできないです。

 アイルランドのタップダンスには 一時期かなりはまっていましたけど、いまだそのリズムやラインが全くつかめていない状態なので。(-_-;) m(__)m )

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