渓流釣りとキノコ山(第一案)
キャンプと言えば採取生活♬
というわけで、「自然を感じさせる人工施設=ダンジョン」の特性を生かした
渓流釣りとキノコ狩りと木の実拾いのできるキャンプエリアを作ることにしました。
リアル森なら 動物の落とし物とそこに集まる虫たちがセットですが、
ダンジョンなら、お客様が望むダンジョン生物しか存在しません。
◇ ◇
キノコもまた 図鑑通りに採取すれば、まちがいなく食べられるキノコがとれるようになっています。
速い話が、キノコ山も釣りエリアも難易度別に設定されているのです。
例えば、
初級キノコ山:毒キノコなし、
上級キノコ山、希少なおいしいキノコもあるけど、毒キノコもあちこちにある、
入場前にダンジョン内の売店でキノコ図鑑を買って、それと照らし合わせて採取すれば大丈夫。
中級キノコ山は、売店で購入した地図を見ながら、食用キノコの群落を見つける形式。
地図に「キノコ群落」と記載のない場所に生えているキノコはたいてい毒キノコ
早い話が、オリエンテーリングのポストの代わりにキノコの群落がある感じ。
初級キノコ山は、売店で購入した地図を見ながら道をたどればスタート地点からゴール地点に至る散策型エリア。
キノコは どこに生えているのか わからない。
上級キノコ山の地図はない。
ゆえに 入山するときには 必ず磁石と歩測計と警報機を携帯しましょう。
携帯する磁石と歩測計を使って、自分の歩いた道筋を記録しながら歩きましょう。
自作の地図がないと帰り道が分からなくなりますよ。
なお 樹木を傷つけたり 地面やがけに自己流の目印を作るのは禁止です。
そんなことをしようとすると、猛烈なかゆみを引き起こす樹液が飛び出してきたり
突然がけ崩れが起きて生き埋めになったり、足下が崩れたり、
目の中に異物が飛び込んできたとろくでもないことが起きます!
自作した地図を他者に売るのはご法度です。出品・広告しただけでも罰せられます。
著作権の侵害に当たりますので 大陸の法令で厳罰に処される(実刑)とともに
販売者・購入者双方に対して多額の賠償金が課せられます。
(たいていの場合 全財産没収(笑)
財産額が少ない場合は、大陸の平均賃金の年収相当分の強制返済義務が発生
この世界では知的財産権の保護が徹底しているのです)
警報機を押したり、携帯する警報機が使用者の心身の異常を感知した時には、救助隊が来ます。
救助費用は 利用者様のご負担となります。
もしも 間違えて 毒キノコを食べたり触ったりすると?
猛烈にくさい臭いが付着したり、めちゃまずい味が口の中にしつこく残ったりします。
もちろん 臭いとりや、お口直し用の飴やうがい薬も売店で売ってます。
◇ ◇
一方、渓流釣りは・・・
初心者エリア
どこで竿を振っても良いが、とれるか取れないかは運しだい
何が取れるかも不明
中級エリア
穴載っている地図を購入して お目当ての魚の居る釣りスポットまで行く。
あらかじめ売店で購入した餌と竿を使って釣るのだか
竿や餌のランクによって 魚が食いつくまでの時間や 釣りあげ成功確率がちがう
上級エリア
中級エリアで磨いた観察眼で 穴場を見つけ出せれば、魚の食いつきは良い。
売店では 釣りあげたい魚種別の竿を売っており、自分が購入した竿と食いついた魚との相性が良ければ釣り上げ率100%
しかし 穴場が見つかるまでは、あちこち歩きまわって・・
穴場に遭遇するか否かは運しだい?腕次第?
攻略本もないから 自力で頑張ってね♡
ちなみに穴場は 変動します。
(もちろん アルゴリズムに従って穴場が生み出されるので
ランダムではないけど その規則性を発見するのも たいへんよw)
◇ ◇
山の中の木の実 野生の果実など
毒のあるものは ない。
ただし 食用ではない種類の実は ひたすらまずい。
ゆえに 売店で売っている図鑑を見て 食用のものを採取しましょう。
ちなみに、キャンプ中の食糧は、売店で購入してキャンプ場まで自分で運ぶか
あるいは 現地で採取するかが基本ですが・・・
もし 現地調達に失敗して、売店での購入品も不足していた場合は・・・
お助け笛(これも売店で販売中)を吹いて、従業員を呼ぶことができます。
到着した従業員と現場で交渉して、現金払いで食糧を入手しましょう。
誰が来るかによっても、入手できるものは変わってきます。
ex) 熊が来た:サケや運が良ければイクラ・はちみつが買える
巨人が来た:巨人が持っている商品が買える
猪や鹿が来た:売店まで載せて行ってもらえる。
ただし 往復載せてもらえるかどうかは不明
鳥が来た:伝言が頼める
伝言した依頼に応じてもらえるかどうかは、伝言の受け手次第。
・・・
「ところで これって トイレとか宿泊施設については どういう扱いになるんですか?」
ダンカン




