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短編集:私がダンジョンマスターになったわけ  作者: 木苺
(5)憧れのキャンピング??
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ダンサンへの信頼と感謝

(ダンサンの一言から ミーちゃんの心の内に沸き上がった思い)

「これまで 鑑賞系の多いダンジョンでしたが、そろそろ野性味を加味しませんか?

一応ダンジョンなのだから」


転移ゲートの側の待合室に置かれた「ご感想ポスト」の中に入っていた、お客様からのお便りを整理していたダンサンが言った。


 ダンサンが「お客様からの声」を直に読んで整理してくれるので、私は非常に助かっている。


投書って、書いた人の気持ちがダイレクトに感じられるのが良いのだけど、

逆に言えば、それって 読み手にとったら感情がすり減る作業でもあるのよねぇ。

 何しろ数が多いから。 

 喜びにあふれる声であっても・・・、


書き手の存在を意識するほど、じかに人と接するときと同じように 読み手であるこちらの気持ちも消費されて行く。気疲れが積もるのだ。

 かといって お便りがないと寂しい。


お便りの数が減ると 見捨てられたの?飽きられたの?と心配になる経営者のさが


かといって 美辞麗句が並んだ投書ばかりだと、読むのが時間の無駄と思ってしまうビジネス精神(なにしろ こっちは 経営戦略につなげるためにお客様の声を集めているのだから)


ただの言いがかりだの 為にする批判や、書き手の自己顕示欲あふれるご提案はむかつく>< もしくは むなしくなる。

(お客様に楽しんで頂けるようにと心から願って頑張ることが無意味に思えてくるから)


とまあ、ひじょー(非常)に身勝手な経営者魂が揺れ動くので、

「お客様からの声」のとりまとめを ダンサンが引き受けてくれるのを、とてもありがたく思っている。


その点、ダンサンは仕事と割り切って、「お客様の声」を取りまとめてくれるので

投書をあっさりとした経営戦略に直結する提言につなげたり、

逆に お客様の指摘に一喜一憂する私の心を気遣ってもくれる。


 おかげで 私は 彼に仕事を任せることへの不安感がなくなっただけでなく、

 安心して仕事を任せることを覚えた。 これを人は「信頼」と呼ぶのかな?


 それに最近では、「良きサポート役がいて よかった!」思うようになった。

沸き上がった思いを文字であらわすと1話分になりましたが、

実際に 心の中に浮かんだのはほんの1秒足らず。


次の秒には普通に会話をしていました。

それが次話です

今夜8時に公開します。

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