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短編集:私がダンジョンマスターになったわけ  作者: 木苺
(3)日帰りで楽しむダンジョン!:ダンジョンマスターは全てを幸運に転じたい♬
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  果樹園の管理人・従業員

従業員として 最初は人間を雇おうかと思ったが、

給料の支払いとか 機密保持とか 人の管理とか 従業員用の施設づくりとか

色々大変なので、ダンジョンの強みを生かして、従業員もすべて「生成」することにした。


それもどうせなら 見た目を楽しくしようと・・・


ワンコ型獣人コボルト


しっぽが長くて愛嬌のある顔つきのモンキー


力持ちで柔和な顔つきで表情豊かなゴリラさん


うさ耳丸いしっぽのバニーさん 


などを農園労働者にした。


二足歩行・基本人型の獣人にしたのは、動作プログラムを組みやすかったから。

人間の動きならわかるけど、人間形態以外の動きとか道具の設計は見当がつかなかった。


そして接客要員は 客受けを狙って、美形の妖精タイプに♡。

 荷物の運搬係は羽のあるフェアリー系、

 レジ係はスラ~としたドリアードとか 長髪のエルフ(男)とか。


というわけで 種族別従業員宿舎も用意したよ、もちろん。


この子たちは全員草食系なので、従業員の食料確保のために野菜畑も作った。

 おかげで 私の食卓にも 新鮮なフルーツと野菜が昇るようになった。


・・

ダンジョン生物なので、排泄物は全て、ダンジョンエネルギーとして回収されます。

生まれたときに持っていたパワーが切れたら、その体もまたダンジョンパワーに還元されます。

 衣服は 皮膚のようなものなので、特に着替える必要もなければ用意する必要もありません。


従業員たちにも喜怒哀楽はあるので、そうした感情の高まりもまたダンジョンパワーとなります。


それゆえ お客様には 従業員たちへの礼儀正しい態度・挨拶や、お褒めの言葉・感謝の言葉を推奨しました。

「それが 従業員たちのひいてはダンジョンの活力となりますから」と。


「フルーツ天国に来て幸せになろう

 フルーツ天国に喜びを与えて ダンジョンを活性化させよう!」

   これもまた キャッチフレーズと致しました。


「皆様の喜びが育てるダンジョン!」(;^_^A

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