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短編集:私がダンジョンマスターになったわけ  作者: 木苺
(2)育て!ダンジョン:運も不運も気の持ちよう!厄払いは運気転換のチャンスです♡
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  倉庫

一般的なビルで言えば 地下4階くらいの深さのところに、転移陣(受信用)を置き、倉庫スペースを作った。


転移陣は 送信用と受信用に分かれている。


最初にシツジ―がダン管から持ってきた転移陣は、私の自宅とダンジョンとを行き来するための双方向性の一組の転移陣であった。

 しかし これは高級品で少々お高いらしい。


それゆえ、ダンジョン内で生活するようになれば、耐久性に優れた片道機能の転移陣と交換することになった。


・大容量の受信用転移陣

 これは主に ダン管から送られてくる支援物資受け取り用

 将来、ダンジョン経営の為に、外部からあれこれ物資を購入する際も、ダン管を通すことになるから、平たく言えば受け取り専用の転移陣


もう一つは、送信用の小型転移陣

 これは、私たちがダンジョンから緊急脱出したり、シツジ―が週に1度ダン管に報告書を送るときに使う。


 シツジ―が報告を送るときに、私も郵便物や注文書を一緒に転送してもらえば、私が負担する送信料も0円になる。

 

 それ以外の時に 私が転移陣を使って送信しようとすると 通信費が課せられる。

 もちろん 私が私用でダンジョンを出るときも。

 しかも この送信用の転移陣の行き先は ダン管に固定されている。


「ってことは 私がダンカンを出入りするのも、外部と連絡をとったり外部から何かを受け取るのも ぜーんぶダン菅を通さないとダメなの?」


「左様でございます」シツジ―


「それって まるで とりこじゃない、ダン菅の」


シツジ―は(^ー^* )フフ♪っと笑った。

「そういうとらえ方もできますが

 本来の目的は ダンジョンとダンジョンマスターの保護の為でございます。


 今でも ダンジョンののっとりや、ダンジョンマスターを誘拐して、ダンジョンの支配権を握ろうとするやからは多うございますから。

 ダンジョンとダンジョンマスターの保護は、大陸の保全、社会防衛の基本でございます」


「確かに ダンジョンマスターであり続ける限り、ダンジョンにとらわれる、特に最初の10年間は って最初の説明書の注意事項にもありましたねー」

ほえー

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