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TRPGシナリオ「肝試し」

作者: こうき

友人がこのシナリオで遊んでみたいと言うので、拙作ではありますが公開致します。

初作成のシナリオなので、GM、PCへの配慮が十分でない場面が多々あると思いますので、ご承知の上でプレイをお願いします。以下は探索途中で開示されるマップです

挿絵(By みてみん)挿絵(By みてみん)


推奨技能


目星、忍び歩きor隠れる、格闘技能全般、聞き耳、図書館



使用技能


化学、オカルト、歴史、拳銃、サブマシンガン、応急手当て



注意事項


ロストの危険あり、戦闘あり、詰む可能性あり、GMのアドリブ必要場面多々有り



あなたたちはとても仲が良く、付き合いも長いグループ。今日は休日だったので、みんなでカフェに来て他愛もない会話をしている。

その会話の途中、(GM)が口を開いた

「俺、やっと車の免許取れたわ」

彼はここ最近、自動車学校に通い続け、ようやく免許を取得することができたということのようだ。

「それでドライブ行きたいんだけど、みんなで行かない?」

「この近くにさ、最近有名になってきた心霊スポットがあるんだけど、そこに行きたい!」


どんな場所なのか

可能技能→オカルト

山奥から人の声が聞こえる、行った人間はおかしくなるとか、神隠しにあうとかの噂がある廃トンネルがあるらしい。


技能の使用がない、もしくは技能が失敗した場合は、GMから説明(どちらにしても説明する)


ここしばらくみんなで出かけることもなく退屈していたので、面白そうという話になり、日取りを決めて解散することにしました。


数日後

あなたたちは夕方に集まり、(GM)の運転で件のトンネルに向かう。だんだんと道とは言いづらい山道になっていき、ついには獣道のようになっており、轍だけが道しるべとなっていた。

山の奥の方に入ってしばらくと、(GM)はすこしだけ開けた場所に車を止めた。車のライトが照らす先にかすかに切り立った崖のようなものが見える。その崖にぽっかりと黒い穴があいている。どうやらそれが例のトンネルのようだった。

車から降りたあなたたち。車のエンジンを止めると、虫の鳴き声ばかりが聞こえる。

「おいみんな、懐中電灯用意してるから持っていってよ」

懐中電灯で周りを照らすあなたたち。

森の方に明かりを向けていた一人が、一瞬何かが動いたように見えた。


目星ロール1d100


成功→風で木が揺れているのが見えるだけだった。見間違いだったのか……

失敗→同上


早速の出来事にテンションが上がり始める一行


トンネルに近づくと、入口は大きなトラックでも入れそうなほど大きいが、入り口は錆び果てた鉄格子で封印されており、唯一の出入り口は大きな鉄格子の端にある勝手口の扉だけのようだ。


中は真っ暗だ。


(GM)はここで気分が悪くなる。

「ごめん、ちょっと気分が悪くなっちゃった。車に酔っちゃったのかな。車で休んでるから、お前らだけで行ってきてくれ」


選択肢

ここでただならぬ雰囲気を感じ取り、帰ろうかと思う。


→帰ればなにもなくエンド、ボーナスなし


鉄格子には小さな扉があり、錠前は施錠されているが、鉄格子ほど朽ちてはいない。むしろ新しいようにも見える。

ナンバー式の錠前だ。10あるナンバーのうち、正しいナンバーを入力すると開くようだ。これなら運がよければ、なんとか開けられるかもしれない。


ダイスロール→運クリティカルで成功→開錠

ダイスロール→失敗→目星成功→10のボタンのうち、5つだけが比較的綺麗なことに気づく

目星失敗→再びダイスロール、以下目星かクリティカルが出るまで繰り返す、


ギィという金属がきしむ大きな音をたてて開く扉。

明かりはついているようだが、薄暗く、中はよく見えない。


トンネルの中は湿っぽく、苔むしており、ところどころに水たまりがある。

しばらく進むと看板がある。古ぼけてはいるが「キケン、生命ノ保証ナシ、モドレ」と書かれてた立て札がある。


それでも雰囲気出てきたなぁと喜ぶあなたたち。警告を無視して進み5分ほど歩くと比較的綺麗な扉がある。


今度は鉄製の扉だ。少し開いている。鍵はかかってはいないようだ。扉はずいぶん古いが、朽ちてはいない。金属製のドアノブもちゃんと回る。


中に入るとアーチ状のコンクリートで出来た通路が続いていた。外に比べて、なかは随分涼しい。肌寒いくらいだ。古ぼけた裸電球が広い間隔でついており、弱々しい明かりを灯している。


通路が奥まで続いていることだけはかろうじてわかるが、薄暗くどこまで続いているかまでは分からない。


「てっきり廃墟かと思っていたが、電気が通っているということは誰かが使っているのか?」


その時あなたたちは気づきました。


「トンネルだと思っていたのは、この施設の入り口だったんだ」


あなたたちは心霊スポットに来たつもりでいたが、不法侵入までするつもりはなかった。「誰かに見つかったらやばそうだから、早く帰ろう。嫌な予感がする」


急いで帰ろうと、今入ってきたドアのノブを回す。しかし、ガチャガチャと音がなるだけで、なぜかドアが開かない。何かの拍子に鍵がかかってしまったのかとも思ったが、あなたたちは気づいてしまう。


鍵穴がこちら側についているのだ。


ここで、アイディアロール1d100


成功→1d3でSAN値チェック


失敗→0


ロール成功

普通、鍵は外から入れないようにするためのもので、内側についているものではない。


つまり、この扉は誰かに入られないようにするためにあるのではなく、入った人間を閉じ込めるためにあるのだ、と。


こんなの絶対普通ではない。この施設から早く逃げなければ……


ロール失敗

なんとか出口を探さなければ……



これからどうするか、あなたたちは話し合う。


別のところからこっそり脱出しよう or 出られなくなったと素直に申し出よう


あなたたちはこの建物から出るために(人を探すために)先に進むと、左手に鉄格子があるのに気づいた。(イメージは宝くじ売り場、間に仕切りがある感じ)


だが、こちらからは入れそうもない。中を覗いてみても、薄暗くこちらからは何も見えなかった


また進んでいると、通路を挟んで通路の左右に扉がある。どちらも鍵はかかっていない。


1.左の扉はおそらくさっき鉄格子で入れなかった部屋とつながっているのだろう

2.右の扉は覗き窓もなく、中がどうなっているのか見ることはできない


あなたたちは手がかりを探すため、この扉を開けることにした。


左の扉→小さな部屋になっている。机が2卓と小さな木箱がある。奥まったところに鉄格子があり、通ってきた通路が見える。こちら側には台があり、病院の受付のようになっている。それに埃がかなり積もっており、咳き込んでしまいそうなほどだ。長らく放置されていたのだろう。


※探索パート

木箱の中にボロボロになったファイルを見つけた。(もう一度木箱を調べれば、足袋が入っているのが分かるが牢のクローンと出会うまでは持てない)


ボロボロのため、一部しか読めない。ファイルの表紙に書かれた文字は読める。


『訪問者名簿』


中身はボロボロで読めない


『入所者名簿』


中身はボロボロで読めない


『被験者名簿』


こちらもボロボロだが一部は読める


1944年4月7日


甲 178センチ80キロ 23歳 金髪茶目 英国


乙 170センチ 68キロ 19歳 黒髪青目 英国


丙 185センチ 78キロ 27歳 茶髪黒目 米国


丁 169センチ 60キロ 21歳 黒髪黒目 中国


ほかのかろうじて読めるページも似たような記述があるばかりだ。


右の扉→書庫のようになっていて、天井まで届くような大きな本棚がある。大きな本棚にはかなり古ぼけた本、真新しいファイルが綺麗に分けて並べられている


部屋全体はとても埃っぽい。


※探索パート

床に目星→本棚まで線上にホコリに薄くなっている。よく見たら足跡のようだ。

本棚に目星、もしくは図書館→新しいファイルの前は特にホコリが薄くなっている

→強制アイディアロール1d100→成功、この書庫は誰かが使っていることに気づく


→古い本に図書館→旧陸軍が使用していた秘密の施設だったようだ。極秘の実験に使用されていたらしい。


軍人がここで泊まり込みで警備等をしていた記述がある。主に英米人の捕虜を用いた倫理に悖る(もとる)ような実験、研究を行っていたという。


「来たるべき本土決戦を期して、特殊兵器の人体にもたらす影響を研究せんとす。米英の虜囚に対して、いかに効果的かを実証する。皇国の地と臣民に神風が吹かんことを」


「警備を交代制としていたが、非常時に対応する人員足りず。今後は部屋の整理を行い、施設内に宿泊させるとした上で武装した兵を配置し、非常時の対応をさせる」


1945年9月に施設を放棄が決定、入口にフェンスをし、南京錠で仮封印


後日、十分な資源があればコンクリート流入後土をかぶせ、その上に草を生い茂らせ完全に隠滅しようとしたが失敗


実験内容、貯蔵していた物質の毒性と欧米の心情を鑑みて、決して暴露することが許されない施設なので、しばし国が秘密裏に管理することとなる


資源不足のため、封印計画は失敗。特殊兵器だけを搬出。陸軍が解体されてからは誰も訪れるものがいないのでトンネルの入り口を厳重に封印。


外との出入りの際に靴が濡れていると後で非常に臭うため、替えの足袋を詰所にいくつか置いておく


以降の記述はない



歴史→陸軍が本土決戦用に稚拙な武器しか用意していないとは聞いたことがあるが、本格的な化学兵器を用意していたとは初耳だった


化学→記述されている化学兵器の名前を聞くと、毒ガスであるとわかった。この毒ガスならば揮発性は低いが、空気より軽いので、換気が適切であれば屋内には滞留しないはずだ。貯蔵庫に換気口があればの話だが……


ファイルの最後に施設の見取り図があるのを発見。見取り図を入手


ここでマップを公開(アルファベットの方)


→新しいファイルに図書館→現在この施設全体を使用している者のメモを発見。


この施設を利用し始めた経緯


人に見つからない人里離れた場所を探していた。ここなら理想的だ。滅多に人間も来ないだろう。


今後はここを食料確保のための拠点として使おう


街までも程よい距離で食料を確保するにはちょうどいい拠点になりそうだ


この施設を作った元々の目的は興味ないが、牢まであるのは都合がいい。食料を貯蔵する場所とする


出入りの際に鍵や鉄格子は邪魔だが、あまり多くの人間がくるのは都合が悪い。そのままにしておこう


バカなやつが忍び込んでくれば捕まえればいい


警備について


万が一侵入された場合にあまり捜索されると厄介なので、警備として自分の分身を施設の内外に何体か配置しておこう


あまり目は良くないが、音にはなかなか良い反応を示す


警備のために配置していた分身が私を襲ってきた。どうやら知能が低下してきているらしい。特殊な術を使い、私を主人として認識する術を使い、主人である私が襲われるようなことはなくなったが、副作用として単純な命令しか受け付けなくなってしまった。


今後は施設の内外を巡回するように設定し、大きな音を察知した時だけ経路を外れるようにしよう。


牢にいる人間以外は食い殺させてしまおう


食料生産


私手ずから街まで行って食料を確保していたが、どうやら人間の警察が嗅ぎ回っているらしい。この施設まではたどり着けないだろうが、なにか策を講じなければ。


別のページ


しかし、人間のアイディアには感心する。これを応用すれば、身を晒す危険を冒して食料を探さずとも私自身で生産できるかもしれない。


仲間との連絡


似たような施設が全国に点在しているらしい。仲間と連絡を取り合い、拠点を増やそう。体制が整えば、すべての仲間が食料を自力で生産できるようになるはずだ。


ファイルを棚に戻すと廊下の奥からかすかにうなり声と何かを引きずるような音が聞こえた


以降、廊下に化け物が出現、


施設の廊下を時計回りに移動しようとすると出くわす


すぐ右隣の部屋に移動しようとする場合は出くわさない


出くわした初回はSAN値チェック1d3


出くわした場合、隠れるもしくは忍び足判定成功で探索続行(一回引き返して無事に戻ってきたという演出)、失敗した場合は移動直前の部屋まで戻ってSAN値チェック1d3(恐怖で時間を食う)



※探索パート

観察室→とてつもなくいやな匂いがして、とても入る気がしない→SAN値チェック1d3

生物学ロール→成功、これは肉が腐った匂いだ。嗅いだことはないが、哺乳類が腐った臭いだ。おそらく……


実験室→扉があかない、歪んでいるのか、錆び付いているのか。破壊しようとすると通路の向こうから化物がやって来る音がした


独房監視室→応急キット、机とボロボロになって使えなくなっている銃が散乱している。机があるだけで、あとは何もない。

机に目星→机の引き出しになにか入っているかも→救急キット


所長公室→立派な机とソファーがある。ボロボロだが、埃は積もっていない。机の上にファイルがある。

調べる(ロールなし)

人間の地名で言う、北海道、群馬、長野、兵庫、長崎に似たような施設があるようだ。仲間たちと連絡を取り、施設の概要を伝える。

引き出しに目星→2重底になっており、そこに鍵が隠されていた、一緒に施設の詳細な見取り図も隠されていた(部屋の名前付きのマップを公開)


所長私室→机とベッド。机に目星→引き出しにファイルがあるのを見つけた

人間の成長記録、人間の個体によって耐久性が大きく異なるようだ。複数の個体を試しに培養し、管理の手間が省ける個体を選別しよう。


居住区→ベッドがズラッと並んでいる。隅の方にシャツ、一番端のベッドの下に小銃を発見。使えそうだ。使用できそうな弾倉も見つけた。服も散乱している。


ガス貯蔵庫→扉に古ぼけた字で「有毒物質有リ 要防護服」と書かれている。やめておこう。書庫で化学技能成功していた場合→「大丈夫だとは思うが、万が一換気口がなかった場合全員即死するだろう」


独房監視室から奥に進もうとすると、奥から声が聞こえる。


「なああんたたち、外から来たのか!?」


牢に閉じ込められた◯人(プレイヤーと同数)に出会う。身なりは入院着のような必要最低限だけで、裸足だ。それぞれは体格の割に痩せ気味、言葉を喋れる、何よりの特徴として顔が肝試しメンバーと瓜二つであることにひどく驚いた。


「なああんた達、外から来て出られなくなったんだろ?俺たちも一緒に連れていってくれ!」


彼らはここから出る方法を知っているという。


「俺たちも外に出たいんだ。でも、こんな服じゃ外に出てもすぐに見つかってしまう。ここは山の中だろ? 外でも走れるように靴と服を持ってきてくれ」


なぜ外に出る概念を知ってるのか→お前たち以外にもここに来た人間がいたんだ。そいつらは捕まってしまったが・・・私たちはそいつの肉を食わされたよ


なぜ脱出する手段を知ってるのか→化物がまだ知能が低下する前は施設の中なら自由に動けた。その時に脱出できそうなところを見つけたんだ。


管理について質問→今は最低限の食料は定期的に与えられるんだ。我々は大事な実験台だからだ。

実験台って?→我々は食料として生産されてるんだ


鍵はどこにある?→鍵はきっとあいつが使っている部屋にあるはずだ


この施設の主人について→誰かなんて知らない。でも、俺たちと同じじゃないのは確かだ


服と靴について質問→どこにあるかは知らないが、昔人間が使っていた部屋にあるんじゃないか? すみずみまで調べてみてくれ


武器について質問→脱出するのに武器なんて必要ないだろ→言いくるめ判定1d100→成功で武器のありかを聞き出せる(詰所に拳銃一丁、居住区に小銃一丁)ここでは何があっても使わない方がいい


化け物について→出くわした場合は無差別に襲って来るようだ


虜囚について質問→自分たちはオリジナルのコピーつまりクローンらしい


資料室で新しいファイルを読んだ場合、アイディアで1d100→成功でクローンを食料にしようとしていることを悟るSAN値チェック1d3


全部聴きだすと早く行くように急かされる


服と靴を居住区で、牢の鍵を応接間で手に入れる



クローン達と戦闘



クローン達と脱出しようとするが、クローン達は、誰かが残らないと脱走がバレてあいつが追ってくるかも、と言って戦闘になる


素手で対決→相手HP0で戦闘不能、攻撃はこぶしのみ(技能値50) 敵全員HP9、対象は1dxで決定


クローンを全員殺害した場合、脱出路を教えてもらえなくなる(自力で探す必要がある)


銃を使用した場合、クローンを倒した後に化け物とも対決


1人でも捕虜にすれば脱出路を教えてもらえる


クローンの体力はプレイヤー側の平均値の75%ぐらい、技能ポイントなし


拳銃の場合→使用者の拳銃技能で1d100×3


敵クローンに対し一回成功で戦闘不能、二回以上成功で殺害


戦闘不能にしたクローンは応急手当て成功で随伴可


失敗もしくは放置で死亡


小銃の場合→使用者の小銃技能で1d100×3


一回成功するごとに1人殺害、一回使用すると装填に一ラウンド消費


銃器以外で戦闘不能にすると気絶




銃を使用すると登場、壁を破壊しながら登場、雄叫びを上げてクローンの一人がスタンして化物に頭を潰される、生き残りが一人以下の場合はクローンの死体を叩き潰す

化け物と対決


HP30装甲1(体力が7以下になったらタタキツブシ)、POW探索者の最低値+2、対象は最も現在HPが高い探索者


拳銃ダメージ計算式、判定成功で1d8、小銃は1d10+4、両方とも使用後はリロードに1ターン消費、クリティカルの場合はリロード不要になる


殴る(1d6)、噛み付く(2d3+1)、爪で切り裂いてくる(1d6+1d3)、雄叫び、スタン後+タタキツブシ(1d6+3)

1~3   4~6       7~9                 10 

GMがシークレットで1d10で行動選択、技能数値50で判定


気絶したプレイヤーを攻撃しない


全員死亡なり気絶なりで戦闘不能になるとプレイヤーは捕食される、当然ロスト


すべての戦闘終了後、応急キットを持っていれば、一人に対して技能を使用できる。攻撃を受けた回数×d3




クローンが脱出路を教えてくれる


換気口はたくさんあるが、人が通れそうな大きさの換気口はガス貯蔵庫にしかない。


生き残った全員で脱出路となるガス室換気口に向かう、換気口は天井にあり、非常に高い位置にあるため、そのままでは届かない


部屋には大きく頑丈な木箱が数個散らばっている


アイディアロール→成功で木箱を積んで換気口からの脱出を図る。


その際に、換気口にしてある格子を落としてしまう。ガシャーンと大きな音。換気口にはプレイヤー、クローンの順に脱出する(木箱の上で肩車をして届きそうなぐらいの高さのため、プレイヤーが先に登って、あとからクローンを引き上げる)が、プレイヤーが全員上がったところでクローンは化け物と鉢合わせになってしまい、プレイヤーはクローンの断末魔を聞きながら脱出することになる


SAN値チェック→1d3


永遠に続くかと思われた換気ダクトを進むと少しずつの草の青臭さが漂ってきた


先頭を進んでいたプレイヤーは格子にぶち当たるが、無理やり突破するとそこは入り口から少ししか離れていない場所だった


脱出に成功したプレイヤーは急いで(GM)をたたき起こし車に飛び乗って、山を降りていった。


その後、プレイヤー達は二度と地下壕の話をすることはなく、当然二度と行くことはなかった


ここで聞き耳ロール→成功で、(GM)が「くそ、今度は別のやつを連れてこないと……」とつぶやくのが聞こえたが、プレイヤー達を何も聞き返すことができなかった。


あの地下壕の主人は何者なのか、それに全国に点在しているという似たような施設……


自分たちは何か知ってはいけないものを見てしまったのではないだろうか…


しかし、プレイヤー達はもうこのことについて考える勇気はなかった


そして、その日を境に(GM)の消息はようとは知れない……


ボーナス SAN値3d3+1回復、STR+1、POW+1、

「クローンを殺そうとする、死ぬのがほぼ確実になるような状況に追い込んだりした場合」のSAN値回復は1d3+1(もともと半狂乱ということで)

このシナリオに関して、本文の著作権の一切は著者に属しています。画像についての著作権はアプリの製作者にあると考えます。


商業利用(ここでは、アフィリエイト等の金銭の授受が発生し得る場合も含みます)を目的としない私的利用については、印刷等の出力、一時的な改変等はご自由にしていただいて結構です。

仲間内で遊ぶことを想定していますので、楽しんで頂けたらそれに勝る喜びはありません。

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