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1話

初投稿です。

完全なる素人ですがよろしくお願いします。

おかしな箇所やアドバイス、コメント等頂けると幸いです。

更新は不定期ですが、できるだけ間を空けずに頑張ります。


教室の端っこで静かに座る彼ーー木崎京は、今まで特に目立つこともせず、ひしひしと過ごしてきた。

それはこれからも変えるつもりなんて全くなかった、自分の高校生活はそんなものかと割り切ってた。


それなのに、

「木崎くん、ちょっといいかな?」


目の前にいる彼女ーー七瀬小豆がクラスでも目立たない存在のである京に話しかけてしまったこと、そしてこの現状を生み出してしまった昨日の出来事のせいで、京の日常は壊れ始めてしまった。


###


今年の春から通うことになった高校ーー城南北高校に入学して、2ヶ月経った京だが全くクラスに馴染めずにいた。


別に話すのが苦手と言うわけではないが、クラスメイトは、中学校の友達と同じクラスになれた人達が多く、クラス分け初日から既にグループができていた。

だからそこに割って入る気にならなかったし、一人はむしろ好きな方だ。

2ヶ月間ぼっちで過ごしてきたが悪いものでもない、さすがに高校生にもなってぼっちをバカにしたりするやつが居ないのか、特に誰も関わってくることなく一人の時間を堪能していた。


一人で登校して、昼飯も一人で食べ、帰りも一人。

教室ではいつも音楽を聴いて過ごし、たまには勉強もする。

あ、もう3年間これでいいやと思っているほど京は気に入っていたのだ。


妹には「お兄ちゃんもしかしてまたぼっち?さすがぼっちクリエイター」なんて言われたけど聞こえない聞こえない。


2ヶ月経った今、席替えで窓側の一番後ろという一人でいるのに一番適した場所に選ばれた。

もうここから動きたくない、ここが我が城だ。と心の中で京は思う。


しかし、問題が起こってしまった。

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