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僕の特技(スキル)の使い方  作者: 大兎真琴
一章 部活設立
5/6

5話 パンドラの箱

5話目です。本当に関係ない話なのですが、5という数字は自分が一番好きな数字です。っとまぁ話はおいといて、5話は部活方針?が決まりやっと動き始めますのでよろしくお願いします。

「はぁ?部活~?」

どんな要求をされるかと気構えしてしていたぶんその内容を聞いて拍子抜けしてしまい間抜けな声が出る。


「そう。あなたと一緒に部活を作りたいの」


「部活ってなんのだよ」


「表向きは情報処理部として、学校の掲示板なんかを作って学校の紹介をしたりする部活よ」


「じゃー本当はなにをする部活なんだ?表向きってことは裏があるんだろ?それに、それじゃー俺を呼び出した意味がないからな」


「そうね。今言ったのは表向き。これからが、本題よ!あなたに手伝ってほしいことがあるの。私と一緒に『パンドラの箱』を見つけて欲しい」


「『パンドラの箱』だと!!」


謙信はその言葉を知っていた。『パンドラの箱』

それは、数年前にハッカーの間で噂になったもので、誰が流した情報なのかそれがなんなのかさえわかっていない。ただ、言えるのはそれが莫大な情報体であること。多くのハッカー達が『パンドラの箱』を見つけようとしたが結局なにもわからずに今は都市伝説として扱われている。


「『パンドラの箱』なんてものを見つけてお前は何がしたいだ!?まず、『パンドラの箱』を見たものもそれがなんなのかわかっているやつもいない。そんなありもしないようなものを探してなんになる!」



「理由は簡単よ。格好いいからに決まってるわ。別に見つからなかったら見つからなかったらでいいの。でも、もしも見つけることができたら凄いと思わない?それにあなたとならできると私は思っているわ」


ここにきて、本当にこの女がなにを言っているのかわからなくなってきた。


「格好いいからが理由なのか?」


「そうよ」


「ただ、見つけれたらかっこいいから、それだけなのか?」


「それだけよ」


そう、即答され、なんだかバカらしくなってきて。


「ぷっぷっははは」


ついには爆笑してしまう。


揚羽くろさきあげははきょとんとした表情になり、謙信けんしんを見ていると。


「あぁ、なんかどうでもよくなったわ。わかったよ。手伝ってやる。お前の野望に!」


揚羽あげはの顔がぱぁと明るくなり、


「よろしくね」


と初めてみる最高の笑顔が謙信けんしんを打ち抜いた。





『パンドラの箱』というキーワードが飛び出しできて、ちょっと話が進み始めます。今後は新キャラなども出てくるので、これからもよろしくお願いします。( ノ;_ _)ノ

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