さりげないダンサー高校生
本日投稿です。
見てください(´。・v・。`)
「……朝か。レッツダンスィング!!」
俺の名前は踊場 律動
窓をバン!と開ける。風によってカーテンがたなびく。小鳥のチュンチュンという鳴き声も聞こえる。
「最高のシチュエィション!!」
俺は布団の上から飛び降りると、
タタンスタン!タンタン!とステップ!
ホップ!そしてジャーンプ!と見せかけてスライディングゥ!!
おかげで家の中では、ガッシャーン!!ドゴン!ガタン!などの様々な音がシュバババン!!になっている。
俺は今一人暮らしをしていて、自炊などもしなければならない。
最初はやる気がありすぎてステップ踏みながらやると、茶碗が宙を飛び、あぶねぇ!!ここはやっぱりスタンスタタンスタン!じゃなくて
なんていってるうちにパリーーーン!!
うごぉぉぉ!!やっちまったぜぃ!!
そのため、最近では、俺はスーパーで買っておいた煮物や惣菜を弁当箱につめ、ハリアップ!!ハリアップミー!!なんて叫びながら余ったおかずとご飯で朝食をとった。
その後はステップを踏みながら学校に行くのだが、女の子が角から曲がってきた!そこを
「ふっ!はっ!ふっ!へぃ!」
叫びながら、ステップを踏んで見事に避けた。みんなの視線が集まる。
おいおい、そこはぶつかっとけよ!
あの人おかしいよママ!だめ!見ちゃダメよ!
なんかすごい罵声浴びられました。
授業の時間、俺はタップダンスを足だけでもしておこうと、足で床を突き始める。
ツス、ツス、ツス、ツスツス、タンタン!タンスタスタン!タンスターー
「そこ、静かに!!」
「……さーせん。」
またもやピンク色のアフロの先生に怒られた。
「おい、貴様この問題解いてみろ」
タンスタスタン!
「なんだ!喧嘩売ってんのか?」
俺は特に何も悪いことをせず、ダンスのイメージトレーニングをしていただけだと言うのに。なんてざまだ。
窓際の席から外を覗くと、長距離走の体力測定をしていた。
取り敢えず逆立ちしながらチビチビ動いてたやつが目に入った。
目が血走ってる……。
……ふっ!中々面白いことするじゃねぇか!俺も混ぜろーい!!
「お前は問題を解かんかぁい!!」
「はい」
学校の帰り道ーーー。
スッタンスタンスタタンスタン!!!フォッ!!
イェーヤー!!
右手を高々とあげて
「きまったぜ!今日も俺のダンスィング!!!!」
すると横から車が猛スピードでくる。
「はい!それ!ふっ!はぁっ!!」
車にかすりながらもなんとかよけきれた。
あ、危なかったぜぃ!!もう少しでおれのダンスィングソウルゥ!!が消えかけちまったぜ!そこのあんた!運転するときはフォッ!!へぃ!!なんていいながらやっちゃダメだぜ?
運転手は何回も頷くと猛スピードで逃げさった。
ナイスコンビンス!!
さぁ、今日も一日終わったぜダンスィング!!
汗も流したしまた明日やっちゃおうぜ!!ヒャオゥ!!
こうして毎日、ダンスを踊り続けるバカがいる。
擬音語多いなw