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『或る狂いのエッセイ集』

『時間狂い』

『時間狂い』



自分は、所謂、時間に狂っている様だ。しかし、現在の狂いは、生活に支障をきたす程の狂いではない。寧ろ、早寝早起きという、健康的時間狂いである。ただ少し、早起きの時間が少し早い狂いである。それなりに、まともな、時間正確狂いという状態だろう。ただし、昔は別だった。



学生の頃から、その後一定の期間まで、自分は完全に昼夜逆転だった。朝4時頃まで起きていて、それから寝て、昼の1時くらいに起きると言った、不健康狂いだったのだ。勿論、身体に異常が起こり、日中ずっと眠いのである。バイト先でも、店長から良く、「おきてる?」、と聞かれたものだ。



それでも、数年前から、その昼夜逆転も変容し、現在の早寝早起きへと、時間は戻り狂った。今は、まさに、最高の健康狂いである。安易に何が上手く作用したか、と問われれば、ともかく、しっかり睡眠をとるということに尽きるだろう。昼夜逆転は恐ろしいが、その時にしか見えない風景もあった。今となっては、遠い昔の、蜃気楼の様な狂いだった様に思われる。

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