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帰還志望の受難生  作者: 白ム月比心
一章 後日談&番外編
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革命王の報告書


 1.アーマレントについて

 クレシェント大陸の中央にはアーマレントと呼ばれる都市国家がある。

 都市の真ん中にはそこそこ大きな川が流れており、秋や春になると川魚が多く採れる絶好の漁場となった。

 それを神の賜物として尊敬する祭祀、収穫祭が年二回開催されている。


 あの土地は二大国に挟まれており、特に南の聖国からは工作を受けていた。

 そんな聖国とアーマレントは同盟関係であり、北の帝国と手を結ばなかった理由として、北側からの攻撃が防衛しやすく南からは侵攻されやすかった為である。

 実際、革命時には一日もかからずに聖国軍が到着したので、その判断はとても賢明と言えた。


 2.革命前、アーマレント内のデノム人について

 聖国ではデノム人の排斥活動が活発な為に北へ逃れた集団がいる。

 その一部はアーマレントに定着して生活基盤を築いていたが、そんなデノム人達によって引き起こされた雇用問題が原因となり、アーマレント内部では彼らに対する不満がとても解消不可能な域に達していた。


 3.革命のその後についての展望

 国家として不安定となったアーマレントを聖国が欲しがらない訳がなく、保護を名目に軍隊を駐留させ、今後は聖国の属国として振舞うようになると予想される。

 帝国はそれを嫌がって何かしらの行動を起こす可能性があり、どう転んでも最終的には戦争へと結びつく事は確実である。


 4.アリスについて

 革命の最中に行方不明になったが、現在も生きていると予想。

 彼女の居場所については義兄の鳥類王が知っているものと思われる。

 彼女の不在の期間、代わりとなる技術者の提供を希望。


 5.とある少年について

 個人的にとても気になる少年と出会った。

 彼はロスト・ララと名乗ったが偽名だと直感で判断し、魔力の無さから見てデノム人かと問いかけると、どうやら違っていたらしい。

 性格から言うと、自己評価は低いが向上心は大いにあり、彼は気付いてないが、常に誰かから認めて貰いたがっていて、その現れとして人助けしたがっている。


 そして何よりも気になるのは、彼からは魔力とは違う何かを感じた。


 6.戦力評価

   一.魔導ゴーレム(要改善)

 門を破壊するのに使用、破壊された経緯は現在不明。

 戦力以上に士気高揚を目的として作り上げたが、常に高度な魔力操作が出来る操縦者がいなければならない為、あまりにも扱い辛かった。

 しかし、防御力には目を見張るものがあり、改善した後、数体でも保有する事を提案する。


   二.強化ゾンビ(要検討)

 今回、豚鬼(オーク)の魂入りゾンビを使用したが命令に従い辛く、標的に対し執拗に追いかけて各個撃破されていたようである。

 その為、想定以上の効果は得られず。


  三.謎の何か(不可)

 呪術王に押し付けられただけなので構造は不明。

 冷気を出すが戦闘に役立った形跡はなく、気味が悪いだけである。


 7.今後の計画について

 聖国に侵入した後.........。

 ...............、...........................。

 ..................。


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