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その42
なんか悲しい詩が多いです。
[わたしが過ごす日々]
コトコトコトと音がした
やかんの鳴る音、笛の音。
綺麗な色が目に映る
色とりどりの野菜たち。
香ばしいよね、この香り
ちょっと焦がしたトーストの。
わたしはちょっぴり目をつぶり
一つのことを思います
ああ、わたしは今日も…
生きているんだ。
[真夏の暑さ]
暑いね。
かき氷久々に食べようかな。
去年は食べてなかったから、
2年ぶりなのかな。
アイスクリームじゃ喉が渇くんだよね。
どのシロップがいい?
そっか。私はみぞれにする。
…暑いね。
君が向こうに行ってしまって
もう、何度目の夏になるだろう。
[蒼い]
蒼い海面見つめては、
偉いお人は目をそらす。
昔、立派な王様が
お空の色が好きなので
大きな海に色つけた。
それは綺麗な青色で
見る人々が驚いた。
今じゃすっかりすがれてさ
あの「青い」では無くなった。
緑の様な、そのような
灰色がかった「蒼」になる
偉いお人は王子さま
「父さまごめん」とつぶやいて
渚を一人、後にした。




