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その3
[星を見る人]
星は空の彼方に
優しく佇む
光は暖かく
街並みを照らす
君を忘れない
空高く
その星に誓うよ
君と共に歩こう
願いよ どうか 届け
あの日を思い出した
星を見る君を
僕らはいつまでも
その星を見ている
夜は永遠に
星月夜
空はただ輝く
次はどこに行くのか
時よ どうか 止まって
[笑顔の華]
花を育てたことがなくても
或いは花が嫌いでも
育てることができる花
それが「笑顔の華」
楽しい、嬉しい、面白い
花はそんな時に咲く。
でも、その花は
お城の庭の真っ白な百合の花も
きっと羨ましいくらい
美しいものですよ
[青空の約束]
空は感情を持っている
青い空は笑った空
暗い空は泣いた空
雷がなるのは怒った空
青空は私達に約束した
皆んなの為に笑うと。
時々、泣いたり怒ったりするけれど
よろしくね、と。
笑顔の時は皆が公園で遊べる。
泣いた時は恵みの雨となる。
怒った時は久々に休める。
これが、青空の約束。
ずっと続いて欲しいな、この平和が。