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プロローグ
血とかそのへんの適当な表現しかありませんが、若干グロかと思いますのでご注意をば。
「っ……はっ……はぁっ……ッ」
自分の額から汗が流れる。
俺は、何をした……?
どうしてこうなった……?
時刻は零時十分程前だろうか。
すぐ近くに、血の流れている母さんの姿がある。
その横にはもう一人の母さんの姿。
そして俺の手には血がべっとりと付いた刃物。
血を流していないほうの母さんがなんとも言えぬ恐怖に怯えた顔をしている。
その母さんの顔に俺はなんとも言えない気持ちになった。
「ぁ……うぁ、あぁぁぁぁぁぁぁっ――!!!」
なぜ、こうなった?
――俺はいったい……。
だいぶ前に書いたお話。
ですが今だ完結せず。