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外食

作者: 尚文産商堂
掲載日:2026/07/01

久しぶりに外食をしよう。

そう思って、近くにある定食屋にやってきた。


ただ最近は人気店になってしまったせいで、なかなか列が途切れない名店になってしまっている。

もっともそれを知っているから、俺は特に気にすることなく列の最後尾にそのままついた。


入れたのは1時間後。

晩飯としても少し遅くなりつつある8時過ぎだった。

それでもここの店には並ぶ価値があると思っている。

まあ、だからこうやって並んでも食べているわけだが。


忙しそうな店内ではあるが、営業時間もあと1時間足らずといったところ。

席に座るとすぐに店員がいつもの?と聞いてくるので、無言でうなづく。

そういえば最近2代目に代わったとかで味がわずかに濃くなった気がする。

とはいうものの、結局いつもの定食を食べるのには変わりはない。


ありがとうございました、と声をかけられて、いまだ並んでいる列を横目に店を出る。

ここもいつの日にか元のような並ばない、隠れた名店となるときが来るのかもしれない。

それでも俺はここに通い続けることだろう。

もっとも、外食するのも月に1回あるかないかぐらいではあるが。

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― 新着の感想 ―
一時間並んでも食べたい「いつもの定食」と、二代目になって少しだけ変わった味。派手な出来事はなくても、長く通う店への愛着がじんわり伝わり、自分にもそんな一軒がほしくなりました。
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