15.グラジオラスの気持ち②
更新遅れてごめんなさい。ずっとテストで書けませんでした。
俺には、興味のあることが無かった。
勉強・剣術・魔術・社交技術どれをとっても努力しないで、人よりも上手く出来た。
そんな努力をしなくても出来る事に周りは褒めてきた。
褒めたら自分の地位が上がると思っているから。だから、しょうがなく褒められてやっていた。
そう思っている方が、俺にとっても相手にとっても気分が良いものだったから。
8歳の頃、自分の3歳上の兄、ルミナス・ミモザに会うまでは。
俺の兄は、何でもできた。
天才と呼ばれる人種だった。だが、周りに興味を示さなかった。
百人に一人の天才と言われてもてはやされても表情一つ変えなかった。
でも、俺には興味を示してきた。
兄弟というものに興味があったのかもしれない。
興味を示してきたといっても、2,3か月に一度会いに来る程度だったが。
俺が、10歳の時、兄が珍しく前の訪問から一週間後、俺と一緒に魔物を倒したいと言ってきた。
魔物を見つけるために、馬に乗りながら王族の私有地の森を走っているとき、珍しく兄が普通の会話をし始めた。
「グラジオラス。魔物を倒すのは初めてか?」
兄は、正面を向いたまま俺に尋ねてきた。
兄以外だとイラつく、この、喋りかた・態度も兄弟だからというりゆうで不思議と悪くない感じがする。
「ああ。そんなに楽しいものなのか?」
俺も、正面を向きながら質問をした。
「楽しい、楽しくないという問題ではない。どれだけ被害を出さずに、仕留めれるかというゲームだ。ほら、来たぞ。お前ひとりでまずは仕留めてこい。」
一人で仕留めてこいって、これ、下級とはいえドラゴンだぞ。ま、よゆーだけど。
「分かった。」
~2時間後~
「最初にしてはまあまあだな。よくやった。」
よくやったと思ってなさそうな顔で、俺の頭をなでながら言ってきた。だけど、褒められるのは気分が良い。兄が、嘘をいう性格ではないと知っているからな。
「デルフィニウム。」
そう言って、兄の従者がやってきた。
俺は、兄が呼び捨てにされて怒るんではないかと思って、兄を見上げてみたら、笑ってた。
初めて見る顔だった。俺に見せた笑顔は偽物なんだと知った。
「すまない。用事が出来た。また、狩りに一緒に行こう。」
そういって、兄は去っていた。俺が兄に会う事はそれ以来無かった。
そして、兄が会いに来ることもなかた。
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~6年後~
俺は、また追いかけてくるメイドから逃げて兄とよく会ってお茶をしていた花園で花を見ていた。
そんな時だった。突然人が現れた。
「お前、誰だ?どうやって入ってきた?」
そいつは、俺が剣先を向けても怖気づく様子もなく、自己紹介を始めた。
俺は、いつものように取り入ろうとする貴族だと思い追い返そうとした。その直後、そいつの気配が変わり、俺を罵倒してきた。
こいつなら、俺をちゃんと見てくれるかもしれない。期待してもいいかもしれない。何故かそう思た。
「お前、名前は?」
俺は、笑いながら聞いた。
「私の名前は、ディアール・ヘレニウム。今からあなた様に忠誠を誓う執事です。」
そいつも笑いながらそう答えた。
――――――――――
ディアール・ヘレニウム改めヘレは、俺の思っていた何倍よりも面白い。そして、鬼畜の執事だった。
俺は、兄のことなんか忘れるぐらい充実した日を過ごしていた。
次は、どんなことを教えてくれるのだろうか?
名前:怜
性別:女⇒男
年齢:14歳⇒16
身長:165㎝⇒175㎝
職業:第二王子の執事・伯爵家の次男
魔術:気候
好きな食べ物:ケーキ
嫌いな食べ物:なし⇒見た目と味が悪いもの(兄の教育の一環のトラウマ)
好きなこと:イケメンを見る事⇒グラジオラスとチェスをして勝つ事
嫌いなこと:兄の教育
得意な事:運動・勉強・楽器・演技etc…
苦手な事:女の子に媚びを売られること(前世が女だったため申し訳ない気持ちになる)
最近あった嫌な事:兄にこれも勉強だと言われて無人島に放り出されたこと




