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第一話

また、掛け持ちしてしまいました。今回は、転生系です。ぜひ見てね!

私の名前は、怜。普通の一般人だ。普通の中学に受かって普通の中学に通っていたいわゆるモブである。しかし、一世一代あるかどうかの奇跡的(超迷惑)な現象に出会った。始まりは、七夕の日のことである。私の家の近所には七夕の日に願ったらなんでも願い事が叶うと言われている神社がある。その神社に代々その地に住んでいる日は七夕の日にそこに行き、願いことをしなければならないという意味不明な習慣がある。今年も、面倒くさいな。と思いながら、イケメンに出会いますようにとごく普通な女の子の願い事をしたその瞬間だった。流星群がこっちに向かって落ちてきたのだ。

あ、死んだ。

その時誰しもそう思っただろう。ってか流星群を避けきれる人なんかいるのかこの世に。目を開けると…超天女というかイケメンというか表現の仕方が分からないほど画面偏差値が高い男の人に殴られそうになっているところだった。私は、情報量の多さにパンクし、今に至る。しかも、聞いてくれ!なんと私・・・・・・・・男になっているんだ!私は、転生したことと男になったことに気づいた時私は、決心した。おのれ!!どこの神か知らないが、確かにイケメン(天女ではないと思いなおした)に会いたいと言ったが、転生して男になりたかったとは言ってない!殺してやる!

カツカツカツ

誰か近づいてきているな。誰だろう?先ほどのイケメンだといいのだけど。

「起きたか。」

うん!?先ほどのイケメンとは違うイケメンが来たぞ!誰だ?

「すみませんが、ここは何処でしょうか?そして、貴方は誰でしょうか?」

我ながら記憶喪失の定番みたいなことを言っているぞ。これ、破滅フラグじゃね?

「…俺は女だと思うか?」

女だと思うか?と聞いているということは女だということか。でも、男にしか見えないし。

「いいえ。男だと思います。」

「普段のお前だったら、『何言ってんの?当たり前でしょ。でも、残念だよね…女だったら俺と結婚できるのに…』と言っているはずだ。しかも、敬語なんて…いよいよ頭がおかしくなったか?」

この体の持ち主はかなりの軽薄野郎だったらしい。

「…ちなみにですが、私はあなたのことをさっぱり覚えていません。よって、記憶喪失または、どっかの誰かさんの体からやってきた赤の他人ということになります。私的には、後者の方で理由が私が女だったころの記憶があるからです。この体は男のようなのでそれを踏まえても、私が貴方と赤の他人ということを証明できます。そして、私は、神社。要は違う建物にいました。で、あなたはどうしますか?」

出来れば殺さないでほしい。殺されかけて助かったと思ったのにマジで死ぬのは嫌だ。ってかもし殺そうとしてきたら取り合えず…土下座して殺さないでくれと頼み込む。

「分かった。その話を信じよう。お前が俺の弟でなければ色々と好都合だしな。実は協力してほしいことが有る。交換条件は、衣食住の提供だ。どうだ?今のお前であれば悪い話ではないだろう?」

確かに…

「乗りました、その話。で、口調を元に戻してもいいですか?この口調気分が悪くなるんですよ。なんでか分かりませんが。」

なんでだろう?前の私であれば、敬語口調が普通だったのに…

「多分、精神が肉体の記憶に引っ張られ強制的にその口調が嫌になってるんだろう。いいぞ。」

成程ね。もしかしてこの人、イケメンということだけじゃなく頭もいいのか?しかも、優しい。完璧だな

「で、何をすればいいんだ?」

「その前に、その体の元の持ち主のことにと俺のことそして、この世界のことについて教えよう。」

要約すると、この体の持ち主は、代々王族に執事といして仕えている伯爵家の次男だそうで私が考えていた通り、軽薄な奴だったらしい。しかも、運動、勉強、楽器が得意だったらしい。しかし、この性格から先ほどのイケメンに外に出させないようにさせられていたみたいだ。しかも、先ほどのイケメンは兄で、兄大好き人間になってしまったみたいだ。なので、殴られそうになっていたのはイライラしていたのに火に油を注いだからみたいだ。それだけじゃなく、この世界は、世界人口の()()()()()()が魔術があつかえるらしい。基本的な五大魔術は、火・水・風・土・雷で、自分の生まれ持った属性か努力か才能によって魔術を扱えるらしい。一人当たり使える属性は五大魔術属の派生以外はいとつで、この体の持ち主は、気候で、その兄は大地。兄弟そろって最強だなー。と思った。

何処のファンタジーかと突っ込みたくなるような世界だ。だけど、魔王とかはいないだけど、女神はいるみたい。しかし、まあ一安心。一緒に倒そうね!という展開は嫌だからな。

「で、お前には執事としての教育を受けてもらい、王子に仕えてもらう。予定だった。」

「予定だった?」

「実は、先ほど急遽連絡が来て、明後日から王子に仕えてもらうこととなった。」

え!?これって普通一年後とか主人公が一通り強くなってからのことじゃないの!?私、まだ魔術使えないけど!!

「どうするの!?なにも分かってない自分だけど」

「大丈夫だ。対策を立ててある。お前は取り合えず敬語を極力忘れずに無理なら鬼畜キャラを作れ。魔術はまあ、あと二日で徹底的に俺レベルまで到達させて、後は勉強だどうだ悪くない案だろ?」

何処が!?

宣言します!これ以上は掛け持ちしません!

突然宣言してしまってすいません。夜月です!『後宮の隠し子』の方がやっと三百人超えました!見てくれた皆さん、本当にありがとうございました。是非この話も気長に待ちながら読んでくれたらいいと思います!※いつ第二話を出すかは不明です。

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